サバイバル節約術


ザリガニ <蜊蛄>





5月中旬。



7月中旬。



7月上旬。



9月上旬。飼育 or 泥抜きする場合は障害物を多く入れます。



ザリガニに狙われる魚の気持ちになった写真です・・・恐い!
 (魚眼効果を少し付けてます)



雄の大きなハサミ・・・大きいほど・・・子供でなくても!? 興奮します・・・カッコイイ・・・



体は大きくても、色や形が子供体型の固体もいます。メスかな?





青いザリガニ。
捕獲したときは普通の色だったはず・・・水槽に入れたらどんどん青く・・・
この後、水質が悪かったので大量の水換えを行なったところ、だいぶ茶色になりました。
生まれ持った青色の個体も居るかもしれませんが、水質やエサにより、一時的に青い色になる場合もあります。



子ザリガニ。3月上旬。頭と胸の部分が3cm程度です。
戦車の赤ちゃんがテケテケと・・・歩いているようでかわいいのです。



私のオカズ(茹でタネツケバナ)をあげたら、みんなつまんでました。



肉食魚用のペレットをあげたら・・・3つも・・・器用に確保・・・



ザリガニの食事風景。
アゴ脚と呼ばれる器用な“手”でエサをシッカリ掴み、硬い歯で噛み切ります。



アメリカザリガニ。

ザリガニ。
アメリカザリガニは食用ガエル(ウシガエル)のエサとしてアメリカから輸入されました。
輸入元のアメリカの一部地域ではザリガニも食用とされています。
アメリカはフロリダのブロウ・ブリッジでは、最高のザリガニ料理を頂けるとか・・・
その他、フランス料理では高級食材になっている他、中国でも良く食されています。
伊勢海老よりも高級料理となっている地域も・・・
調べた限りでは、ロブスター≒ザリガニ。広義のザリガニの一部がロブスターと言うイメージの様です・・・
ザリガニにはいくつかの種類がありますが、今の所・・・私の住む地域では、アメリカザリガニしか見た事がありません。
日本に住む最も大きなザリガニ・・・ウチダザリガニは、北海道で自然繁殖し、食用としても販売されています。
ヨーロッパザリガニはエクルヴィスと呼ばれますが、数が減っているためウチダザリガニが代用にされているとか。
説明不要なほど良く知られてます・・・が、あまり見掛けません・・・山の清流、大きな河川、湖では見つからず・・・ごく身近なドブなどで子供の頃は獲りました。
ザリガニの大量発生している地域もあるようですが、私の周りではとても少ないです。
大きなザリガニを見つけたら、子供の頃は大喜びでした・・・訂正! 今でも大喜び・・・

※綺麗でない所で採取した場合は、泥抜きをした方が良いのですが、共食いしがちです・・・泥抜きする場合は出来るだけ障害物を多く入れましょう。
泥抜きすると水っぽくなるので当日処理した方が良いと言う情報もあります。
泥抜きせずに、当日調理して背ワタを取って尾の身だけを使うのです。実際、美味しいです。


ザリガニ釣り:





隠れる場所の少ない用水路ではアミの方が断然有利ですが、ガマの穂などが生い茂る場所ではアミは役に立ちません・・・
そんな場所では、やはり、釣りが一番確実なのです。
思った以上に・・・やってみると、引き応え十分で大人でも楽しめるのです。
詳しくは、番外編のザリガニ釣りのページに。


ザリガニの食べ方:



食材として利用する場合は、流し台などでシャワーを掛けます。
意外とゴミが引っ掛かっているのです。
(背景が真っ白なのでデジカメ補正でモノクロっぽくなってしまいました・・・)



80匹以上のザリガニ・・・



料理法により下拵えで茹でます。
火が通ると赤くなるので分かり易い&見た目が良くなります。

※寄生虫をもっている場合があるので、必ず火を通します。



料理により、殻を剥きます。
尾の身を利用する場合は、尾の先を捻って引っ張ると、綺麗に腸が抜けます。
1匹あたり10秒以内に終わりたい作業です。



ザリガニ料理:



塩茹で。
酒と塩で茹でました。
釣った当日の夜までの泥抜きだったので、どうかとも思いましたが、全然泥臭く無く、美味しかったです。
エビの風味に僅かに甘みも・・・見た目も綺麗・・・




塩茹で。
シッポの部分の殻を剥いてマヨネーズを付けて頂きました。
美味しいです。茹でてしまえばただのエビ!




塩焼き。
少々塩を付け過ぎかな? 食べる時には殻を外すのでこれでも良いのです。
ビールを飲みながらガシガシ殻を外して喰い付く・・・この感覚も良いのです。
簡単シンプルで美味しくおすすめです。






魚も同様ですが、料理に使った残りの部分も捨ててしまえば生ゴミ・・・唐揚げなどに利用すれば立派な一品になります。



唐揚げ。
サクサクと美味しく、ビールのツマミになります。




素揚げ。
小型の固体でした。
塩を掛けてサクサクと美味しく頂きました。




味噌汁。
見た目はまるで沼に住んでいるザリガニか・・・
美味しいです・・・尻尾の身も食べます・・・






串焼き・・・ただ焼いただけ・・・
食べる時は殻を剥いて、パラパラと塩を掛けて頂きました。
エビの風味良く、凄く美味しいです。
小型のものをジックリ焼けば、串焼きで丸ごと食べれるかな?




ザリチリ。
大き目のザリガニを剥いて身だけで作りました。
お酒のツマミにエビチリが大好き・・・なのですが、高くて滅多に食べれない・・・そんな私が挑戦したかった料理です。
美味しい・・・冷凍物の水っぽいエビチリとは比べるまでも無く・・・こちらの方が数段美味しいです。




中華マヨネーズ炒め。
中華マヨネーズ炒めの素をお店で見掛けてしまい・・・思わず買ってしまいました・・・当然ですがベストな配合・・・
下茹でして殻と背ワタを取ったザリガニの身から水分を取って片栗粉をまぶしたら、油で炒め、中華マヨネーズ炒めの素を投入して絡めただけですが、これが信じられないほどに美味しい!! 美味し過ぎる!!
80匹程度のザリガニの身で、そこそこな量があったのですが、途中で止める事が出来ず・・・ビールと一緒に腹の中へ入れてしまいました・・・どうしてこんなにも美味しいのだろうか・・・なぜだれも食べないのか・・・とても不思議。




エビ ザリマヨ。
何匹か採取したうちの、大きなもの2匹だけ・・・ですが、串に刺して焼いた後、身を剥いてマヨネーズと一緒に・・・
下はとても大きかったサルトリイバラの葉です。餅を包むのにも利用されます。
少なかったので余計に感じたのかも知れませんが、美味しい・・・もっと食べたい・・・




僅かばかり・・・いろいろな食べ方で。
奥は、おろし大根のドレッシング、右はゴマドレ、手前はマヨ+しょうゆ、左は、刺身醤油+ワサビ。
それぞれ2匹ずつ。どの食べ方も美味しいです。
ちなみに、わさび醤油は、美味しいとの情報をネットで見つけたのでやってみたのです。




ザリチリ。殻付き。
小型のザリガニのみを集めて使いました。
ザリガニは予めフライパンでシッカリ火を通しておき、チリソース(タコチリ参照・・・)を作って一緒に炒めました。
殻の薄い小ザリガニは、殻の食感がサクサクとして身は柔らかく辛旨い・・・
ビールにあいます・・・これは美味しいです。おすすめ。




甘露煮。
サワガニ料理の定番として甘露煮があったので同じようにザリガニで挑戦。
丸ごと頂ける小型のみを使いました。
サワガニに比べて風味(エビ)が良いので、濃い味になってしまう甘露煮は保存性は高まりますが、味は・・・もったいない感じ・・・
風味良く、適度に柔らかく・・・美味しいのですが、この美味しいエビ風味を十二分に味わうにはもっとシンプルな方が良いと思いました。




ザリスパ。
身は縮んで小さくなるのでもっと多い方が良かったです。
肝心の味は・・・いやみの無い、とても濃いエビの風味でもっと食べたい・・・
これはお金を払っても食べたくなる程美味しいです。




エビマヨ ザリマヨ軍艦

1、大きいザリガニは茹でて身を取り出します。
2、コショウ少々を振ってマヨネーズと和える。
3、酢飯に海苔を巻き、作ったザリマヨを乗せて完成。

今まで散々食べてきましたが、尾の部分に臭みなど全く存在しません。
(ミソは美味しくないです。)
とても風味良く美味しいエビの身・・・当然、マヨネーズとも合い、美味しい・・・
外国では食用にされている食材でも日本では見向きもされない物があります・・・(逆もあるのですが・・・) これは、美味しい食材なので誰か専門店でも出さないでしょうか・・・




柳川鍋 どぶ川鍋・・・なんて。
具は、ナマズ、コイの切り身をメインに、ザリガニとタニシも入ってます。
どの生き物のページに入れるか悩み・・・結局、ザリガニに・・・
ナマズとコイは冷凍庫にあったもの、ザリガニとタニシは水槽で1日放置したものを使いました・・・たまたま別の料理を作ったので1日放置しただけ・・・
タニシは茹でて身だけを取り出して使いました。
魚は水からコトコトと煮込み、ザリガニとタニシは後から追加して味噌を溶き入れました。
どぶ川のイメージに近くなる様に味噌を投入・・・ ではなく、コイやタニシは味噌と合うから・・・ナマズも合うだろう・・・ザリガニはトッピングかな・・・
味噌仕立ての鍋を作り、全て臭みなど無く、とても美味しく頂けました。
これは美味しい・・・寒い時期ならばもっと良かったでしょう・・・




上で作った味噌仕立てのどぶ川鍋にご飯と卵を投入して頂きました。
半熟の卵を掻き混ぜて・・・美味しい・・・とても美味しい・・・









エクルヴィスバター。
尾の身を別の料理で使った後の残り・・・殻だけを使います。
この料理を作る際の絶対!!条件!! ザリガニはシッカリ泥抜きする事!!
流水中で活かすのが最善ですが、不可ならば、日に数度の水替え(朝起きた時、家に帰って来た時、寝る前など)を最低でも3日は行なって下さい。
ただのゴミにしかならない殻が、美味しいバターに変身するので苦労は報われます♪

作り方:
1、鍋にザリガニの殻を投入したら、適度に砕いておきます。
2、ザリガニの殻と同程度のバターを投入したら、弱火でコトコト煮ます。
3、殻を濾し取ったら完成♪
4、冷めると、また固まるのでいろいろな料理へ♪




パスタに。
結構な量のエクルヴィスバターと、ザリガニの身もトッピングに使いました。
エビ風味満載で、あっという間に食べてしまいました♪




エクルヴィスバターライス。
作り方は、超簡単♪ ボウルに熱々のご飯、パセリのみじん切り、エクルヴィスバター、塩、コショウを入れて混ぜるだけ♪
これが! 風味良くて美味しい♪ 温かいうちに食べて下さい♪ おすすめ♪




ポタージュスープ。
通常のレシピでは、バターはほんの風味程度しか投入しませんが、エクルヴィスバターを使う時は、たっぷり入れてみて下さい。
美味しかったので、3杯頂いてしまい完食♪ 

作り方:
ジャガイモ:玉ねぎ:水:牛乳の割合は、ざっくり、1:0.5:1:1です。
もちろん、お好みで変えても良いです。
1、ジャガイモと玉ねぎはスライスしたら、バターと一緒に鍋に入れて火を通します。
2、火が通ったら、水とコンソメを投入して柔らかくなるまでコトコト煮込みます。
3、柔らかくなったら潰します。ハンドブレンダーがあれば便利!
  私はそんなもの無かったので、ザルに入れて圧し潰しました。
4、牛乳を入れて再度煮、塩コショウで味付け。
5、器に入れたらパセリをのせて完成♪




スガイのエクルヴィスバター炒め。
イメージでは、アサリのバター炒め・・・だったのですが、スガイ(磯の巻貝)が手に入ったので作ってみました。
スガイの量に対してエクルヴィスバターは多めに投入して作ったのですが、磯の巻貝はもともと風味が濃い目・・・これは、間違いなく美味しいのですが、エクルヴィスバターの風味は・・・良く分からない結果になってしまいました。




エクルヴィスバターチキンカレー。
通常のチキンカレーにバターを投入してバターチキンカレーを作りますが、今回のバターはエクルヴィスバター♪
やや多めに投入して・・・茹でたザリガニもトッピングに♪
美味しい♪ ビーフ、コクデミ、キーマなどなど・・・美味しいカレーの種類は幾つかありますが、このカレーは、バターチキンカレーとしては、最終形態かも!?





 

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