サバイバル節約術


川のエビ <川の蝦>


川のエビ(川などに住む淡水のエビ)でまとめましたが、ここでは主にスジエビ、ヌマエビが対象です。




ハサミは薄い水色です。





シッポの掃除中。



大きい・・・(もちろんヒゲを除いて)体長6cm程度。





目玉を超アップしてみたら・・・昆虫のような・・・細かなレンズの集合体!?でしょうか・・・
格子状の集まりでした。






5月中旬。抱卵したメス。



水中をフワ〜っと移動することもあります。



茶色のペレットをあげると頭の中で内臓が動いているのを見かけます。





パラエモネテス・シネンシス。
中国・ロシアに生息するスジエビの仲間・・・2011年に浜松市で初めて発見されたものがここに!!
白いスジエビ・・・面白いです。

スジエビ。テナガエビ科。
池や川で一番良く捕れるエビです。
全身透き通って透明な体に黒いスジ・・・水槽に入れると涼しげで綺麗なのですが、こちらは、基本的に肉食性なので動きの遅い魚を襲ったり、共食いしたりします・・・
水草や壁面を登るよりも基本的に底を歩いてます。
テナガエビに似ますが、胸の横に逆ハの字、尾の先に模様があるので区別できます。
食用とされ唐揚げ、佃煮、菓子などとして利用されます。
釣りのエサとしても有名です。









いろいろな色合いの固体が居ます。体長3cm前後。
お腹に食べ物が入っていると、体は透き通らず・・・
糞が沢山あると、尾の先まで1本のスジがあります・・・
透明に近いもの、青味掛かったもの、シマ模様のものなど面白いです。











ミナミヌマエビ。
かっこいいシマ模様。
6月下旬。





ヌマエビ(総称)。ヌマエビ科。
ヌカエビとヌマエビは良く似てますが、ヌカエビの目はもっと飛び出ています。
いろいろな種が存在しますが、難しいので今は保留・・・
基本的に草食メインの大人しいエビです。
水草に良く付いていて、周りの色に合わせて体の色を変える事ができます。
一番上の写真は、濃い茶色に明るい茶色のスジを付けてます。緑色にもなります。
水槽でペットを飼っている方には良く知られていて、藻を食べてくれるので掃除屋さんとして重宝します。
食用とされ、煎餅などに利用されます。
釣りのエサとしても有名です。






ヤマトヌマエビ。体長5cm程度。
ゴロゴロと岩ばかりで流れの少ない小川。 山の北側で日も当たらない場所で見つけました。


川エビ。
川・池の底・壁面・水草をアミでガサガサと掬って捕ってます。
“もんどり”などの仕掛けを使っても捕れます。


川エビ料理:





スジエビの油炒め。上の写真右はフユノハナワラビ。
ザックリ数えて150匹以上は居ます。
顔の先が尖っているので口の中でチクチクしますが、風味良く美味しいです。




ミナミヌマエビの唐揚げ。
写真奥はサワガニ。
サクサクと美味しいです。




ミナミヌマエビの串焼き。
小さいけどやはりエビです。
大量に取れたら甘露煮にしても良さそうです。




軽く茹でて、動きを止めました。
殆どがスジエビ、その他、テナガエビの様なものなど僅かに違う種類も混ざってました。



えびせん。
・・・たまらない・・・とても香ばしいエビの風味が漂います。
口に入れたら当然、市販のエビせんのような薄っぺらな風味ではありません・・・エビの自己主張十分!!
とてもビールに合います・・・これは至福のひと時・・・


作り方:

1、使うエビは具に混ぜるために刻んだものと、見た目用の丸ごとを用意します。

2、片栗粉にダシの素と塩を少々、刻んだエビを加えたら水を足してよく混ぜます。
  みなさん承知のように・・・水分があるのに混ぜようとすると硬くなる・・・片栗粉にもてあそばれます。

3、フライパンに油を敷いて暖まったら2を投入して、上に丸ごとのエビを載せて焼きます。
  片栗粉を相手にするので、思ったように行きません・・・ここでも、もてあそばれて下さい。

4、火が通ったら裏返して薄くなるように押さえます。

5、両面焼けたら完成!!
  仕上げにオーブンで焼いたり、炙ったりしても良いです。




手前は、セイタカアワダチソウの新芽と花を使ってかき揚げに♪
奥は、素揚げ♪
サクサクと香ばしくてビールに合って美味しい♪



エビ餅と言う郷土料理を見つけました。
最近では、サクラエビを使うようですが、元々はヌマエビを使うとか・・・なぜにスジエビなどではなく、ヌマエビ!?
その答えは・・・



エビ餅を作りたくて獲って来たエビたち・・・軽く茹でたものです。
上の写真の、濃い赤い色のものがヌマエビで、白っぽいのがスジエビなんです・・・おめでたい席で出される料理・・・この赤くなる所がヌマエビを選んだ理由だったのです。

余談・・・6月上旬に採取したら、子持ちが何匹も・・・そして、この卵部分・・・熱を加えたら黒っぽくなったのです・・・これはちょいと減点か!?



エビ餅。
実は地域によって作り方の違う2種類があります・・・今回は、作った餅に軽く焼いたエビを“まぶす”方法のものです。
※中にエビを練り込むタイプのエビ餅もあります。
これに醤油をチョロッと付けて・・・これは風味良く美味しい♪
餅が見えないぐらいのエビ餅も作って見たい♪






 

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