隙間に見える黒いのが蔓脚。 この蔓脚を使ってエサを獲って食べます。 砂浜を1.4Kmほど歩いた場所・・・ここにはあまり人が来ないようで・・・ カサガイ、カキ、カメノテの大きなものがありました。 写真は幅3.5cm程のカメノテ。 カメノテ。 岩やテトラの隙間に居ます。 エビやカニ、フジツボと同じ甲殻類で、味はエビの様なカニの様な・・・ スペインでも“ペルセベス”の名前で食用とされてます。 フジツボの様に中身の先端部分にはエサを捕る手の様な部分があります。 マイナスドライバーで一生懸命に掻き出して捕ってますが、海女さんが使う磯ガネを使えばもっと簡単に捕れそうです・・・ バラした所。 写真左がツメの部分、上が剥いた皮。 手前のピンク色のものが中身で、左が蔓脚(マンキャク)と呼ばれる部分、右が食べる筋肉の部分です。 左がカメノテの蔓脚、右がフジツボの蔓脚。 どちらも磯の岩場にくっ付いてる甲殻類の仲間・・・一緒に採取したので、一緒に撮影♪ カメノテ料理: カメノテの刺身。(生) カメのツメ以外のウロコ状の部分を剥いて頂きます。 食べるのに手間が掛かる&小さいので、お酒のツマミでチビチビやりながら頂くのが良いですね。 柔らかく甘い身で美味しいです。 塩茹で。 当然ですが、大型のものが良い・・・十分な歯ごたえと甘味を感じることができました。 塩茹で。 写真奥はクロフジツボです。 蒸した方が美味しいと思いながら食べ方を調べていたら・・・塩茹でした後の汁も美味しくて、他の料理にも使えると知ったので早速♪ もちろん、身の方も美味しいのです♪ 酒蒸し。 テトラポットの平らな部分に花でも咲くように着いていたので丸ごと採取したもの。 普段見かけない外見の食材・・・見た目も面白い。 味は今更ですが、甘〜く柔らかくプリプリ・・・甘エビのように美味しいです。 みそ汁。 塩茹でに次いで良く知られた食べ方です。 採取した中でも小型のものを出汁として使ってみました。 写真には少ししか写ってませんが、底にもっと沢山あります・・・ これは美味しいみそ汁になりました。 パスタに。 カメノテ、クロフジツボなどを酒蒸しにして残った汁を使い、カメノテの肉、ムカデノリを具にしてパスタに絡めて見ました。 美味しい食材を使っているので・・・当然! 美味しく頂けました。 塩茹でして残った汁を使ってご飯を炊いてみました。 これだけで美味しい!! そして残りは・・・ チャーハンに♪ 美味しくてあっと言う間にお腹の中へ♪