サバイバル節約術


イサザアミ


エビに似てますが、エビではない・・・アミ・・・
釣りをされる方には、有名な・・・コマセに使われるアミエビの“アミ”と同じ仲間です。




2017年、なんだこれ・・・何も分からないまま・・・取りあえず撮ったもの・・・
汽水と言うよりほぼ淡水の場所・・・エビか!? スジエビの子ども!? なんて、当時は思ったのでした。
サイズも小さいので、まさか食用とは、思いもよらず・・・
このイメージだけが、頭の片隅にずっと何年も・・・

何かの調べものをしている時に、汽水に住むアミが存在すると知り・・・これは!! もしや!!
今回(2021年7月)、やっと出撃!! したのでした。



いる時は大量にいるのですが、いない時は全くいないとか・・・
今朝、急に思い立って・・・ふと・・・寄ってみたら・・・いた!!!

写真のネットは、水槽の小魚を掬う用のアミ・・・タイツの様な素材のものです・・・
腰を曲げているので、長さ5mm程!! ちっさ!!



大量に集まっていた場所にて撮影・・・雨後で水が濁っていたのが残念・・・
流れの本流よりも、障害物の影などの、流れが少し澱んでいる場所に集まってました。



ペットボトルの容器に入れたら、壁面で休んでいる個体も・・・
底を歩いたり、静かに休んだりせず、魚の様にずっと泳いでました。




なんども掬ってやっとこれだけ!!
大発生すると、ひと掬いでアミ一杯になるようです・・・アミだけに・・・なんて♪


ここからは、カニでもなく、エビでも、ヤドカリでもない・・・アミの各部を撮った写真です・・・

















ここまで、恐らく、ニホンイサザアミと思われます。
体長16mm程にまで成長します。
今回獲ったのは、体長13mm前後でした。

イサザアミ。
淡水でも海水でもない・・・その中間の汽水と呼ばれる場所に生息する甲殻類です。
見た目、エビに似てますが、エビではないのです・・・
春から秋にかけて見られ、大雨の後などに大量に発生する場合があるとか。
大量に発生して消えて・・・また大量に発生して消えて・・・を繰り返すとも・・・
古くから食用とされ、佃煮などに利用されてきました。






まずは、ド定番の佃煮に。
これが、ほんと甲殻類!!
※所々に入っている大きなものは、小さなスジエビなどです。
100匹以上は獲ってこの量!!!

これは、ほんと美味しい♪
エビで佃煮を作ったら、同じ風味でしょう♪
ただ、こちらの方が小さく、細かいので、各部のトゲも感じない・・・こちらの方が上等♪






 

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