サバイバル節約術


ヒラツメガニ <平爪蟹>






カニ網に絡まって来たヒラツメガニ。



楽しい・・・網に絡まったカニが海の中からズリズリと・・・



2月中旬。





背中に“H”マークがあります。



挟まれたらかなり痛そうな形です。

ヒラツメガニ。
マルガ二と呼ばれたり、背中に“H”マークがあるのでH(エッチ)ガニとも呼ばれます。
甲羅の幅は10cm程度で殻が薄いカニです。
波打ち際〜水深20m程度の所に居ます。
身はやや水っぽいのですが、とても旨みがあって美味しいカニです。






ヒラツメガニ釣り。
よく釣れるのは、秋〜春まで。10・11月、2・3・4月がベスト。
(秋は産卵のために浅場に来るが、1月下旬は深場に移動するとの情報もありました。)
基本的に夜行性ですが日中でも釣る事ができます。日中の時は曇りの時の方が良いです。
仕掛けはカニ網。エサは、臭いの強いサンマ、イワシ、イカなど。
下げ潮の時に、離岸流へ仕掛けを入れて沖へ流してからしばらく待って引き上げるだけ。
離岸流・・・同じように見える波ですが、必ず何処かに打ち寄せた波が沖へ払い出す場所があるのです。
書くのは簡単ですが・・・離岸流は場所やその時の海の状況によりとても見つけ難いです・・・
写真の時も、波がとても弱く・・・不安でしたが、仕掛けはゆっくり沖へ流れていきました。
※私の住む浜松での情報!!
  この地域、とにかく冬は風が強い!! 強烈な西風の時は、仕掛けが西方向へ流されて・・・沖へ流れて行きません・・・
  風向きか、西風でも弱い時が良いでしょう♪

離岸流のポイント:
打ち寄せる波の中で白立たない範囲。
泡やゴミなどが沖へ向かって流れている。
軽い砂が沖へ流されるので、その範囲は粗い砂浜になっている。
波打ち際の凹凸“〜〜〜”の凹に出来る場合も凸にできる場合もあるので固定観念は捨てる。
(多少間違っていても、待っていれば仕掛けは自然と離岸流の方へ流れて行き、沖へ出て行きます。)








みそ汁。写真は一部です。
最もポピュラーな頂き方です。
殻は薄いので包丁でバッサリと半分に切って使います。
胃の中に砂を沢山持っているので取り除いた方が良いでしょう。
カニの風味が絶品!! とても美味しいです。




唐揚げ。
殻が薄いので丸ごと頂けるとか・・・ネットで見つけたレシピ通り、小麦粉3、片栗粉1の割合の衣を付けて揚げました。
今回採取した中でも小型のものを選んでみました。
揚げるとジュワ〜となるので、中身が抜けてしまって風味が乏しくなっていると思いきや・・・殻はもちろん、身も味噌もそのまま丸ごと頂け、中身はホクホク・・・これも美味しい食べ方です。









 

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