夜釣りでサバの切り身をエサにぶっ込んで釣れたガザミ。甲羅の幅19cm。 真っ暗闇の中、重い竿を水面近くまで上げる度に急に軽くなる・・・何度か繰り返し・・・カニか!? そこで、ある程度近づいた所でアミを入れたら♪ カニだった♪ しかもデカい♪ 8月上旬。 タイワンガザミのオス。 甲羅幅14cm、ツメ先から反対側の手首!?の先までも14cmでした。 8月中旬。オス。 白いスジ状の模様で簡単に識別できます。 市場にも流通してます。 8月中旬。メス。 ノーマルなガザミだと思っていたのですが、写真で判断する限り、タイワンガザミのメスだったようです。 9月上旬。 9月上旬。夕方6時半。甲幅15cm。 マゴチ狙いで外洋のサーフで身エサを使っていました。 ソフトシェル。 磯遊びをしていたら・・・ガザミが歩いている・・・網で掬ってみたら・・・柔らか!! 持つのに注意が必要なほど・・・硬さは全く無く、水風船のよう・・・ 写真は菜ばしで軽く触れたもの。何の抵抗もなく凹みました。まだ生きてます。 普段であれば逃がしてあげるのですが、逃がし忘れ・・・家まで連れてきてしまいました・・・ タイワンガザミ。別名:ワタリガニ、アオデ。 額の部分の棘の数: ガザミは3本、タイワンガザミは4本、 ハサミのある脚の長い節の棘の数: ガザミは4本、タイワンガザミは3本。 ・・・とてもよく似てます。 ガザミ。種不明。 まだまだ子供です。 腕にトゲが4本ありました。 12月下旬。 前夜は氷点下。こんな時は、海岸にいろいろな生き物が打ち上がる・・・今回は・・・ 甲幅4〜5cm程のガザミが仮死状態であちこちに! もちろん、可愛そうで海に投げ返してあげたのですが、やっぱり・・・また打ち上がってくる・・・どうせ死ぬならと・・・Getしてしまいました。 11月。アオイソメでのちょい投げで釣れました。 ジャノメガザミ。 暖かい地方に住むカニのようで、中部以西で良く見掛けるようです。 2021年、初めてみました。 釣ったカニの保存: ネットを検索すると、生のカニをそのまま冷凍庫へ入れるのは絶対にダメと言う情報を見つけました。 そこで、軽く茹でた(今回は蒸しました)後、ラップで何重にも包んで、新聞などでさらに包んでから冷凍庫へ保存しました。 これは、今回鍋に使いました。 解凍時にドリップ(溶け出た汁)がでると、一緒に旨味成分も流れ出てしまうので、残さず利用するために鍋にしたのです。 これは正解でした♪ 部屋の中にカニの良い香りが満載♪ 身もまだまだ十分美味しいのに、鍋の汁が激美味!! 鍋を十分楽しいんだ後、麺を入れて・・・一滴残らず腹の中へ♪ これ以上の世界はないでしょう♪ ガザミ料理: 蒸し焼き。 ミソが流れ出ないように、ひっくり返して少ない水で蒸します。 もちろん過ぎますが、やはり美味しい。 味付けなど全く不要。ただ蒸しただけで風味満載!! 文句なし! 蒸し焼き。 またまた♪ デカイのが捕れたら、やっぱりこれが最高♪ 素揚げ。 激寒の真冬・・・子供のガザミが仮死状態で打ち上がり、海に入れてもまた戻ってくる・・・どうせ死ぬならと・・・普段ならば、採取しないのですが、今回は、採取してしまいました。 このサイズ・・・サワガニを連想したので、同様に素揚げにして塩を振ってみました・・・さて♪ サクサクと美味しい♪ そして、やっぱり、海の物・・・サワガニよりもカニの風味十分でした。 特大のガザミもシッカリ揚げて水分を抜けば、カリポリと食べれる!?と思ったのです・・・ (写真右上などは魚のアラの素揚げです。) 一部、揚げ過ぎにもなってしまいましたが、いざ・・・無理!! 口に入れた瞬間、無理!!と分かりましたとさ♪ 唐揚げ。 ソフトシェル(脱皮したての甲羅の柔らかいもの)は、食材として流通しているとか・・・頭の片隅みに残っていたので料理法を調べて挑戦してみました。 エラを取り除く方法もありますが、これは究極に柔らかい・・・脱ぎたて!? 塩コショウを振って片栗粉をまぶし、高温で揚げます。 水風船のように柔らかく、中身は大量の水分・・・想像通り、凄い油飛びでした。 泡の出が少し収まった段階で引き上げて完成!! 味は・・・丸ごとかぶり付いて柔らかく・・・“甲羅”の感覚は全く無し。 かぶり付きましたが、カニの身と味噌だけを食べている感覚でした。 さらに、若干香ばしく、とても風味が良いです。 美味しい・・・偶然でなければ手に入りませんが、次に見つけたら必ず持ち帰りたくなりました。 唐揚げ。ソフトシェル。 9月上旬、台風や雨ばかりで海はずっと濁り続け・・・我慢できずに濁っている海へ出撃!! 何故か・・・とても小さいですがカニやヤドカリがあちこちにウロウロ大量に見掛ける・・・ そんな中、脱皮したての個体も4匹ほど見つけました。小さいものや珍しいカニは採取せず。 今回は大きめのガザミ2匹だけ持ち帰って唐揚げにしました。 脚を取って食べたら・・・カニの風味満載!! 甲羅は味噌があり、こちらも風味満載!! 少しずつ千切っては口に入れ、ビールを喉へ流し込み・・・あっと言う間に食べてしまいましたが、とても満足。 やはりこれは美味しい!! 僅か十数分前まで生きていたカニ。 鮮度抜群!! 激美味!! タイワンガザミの味噌汁。 カニがデカ過ぎて、肝心の味噌汁が僅かですが・・・ これは贅沢!・・・美味しかった♪ ジャノメガザミの味噌汁。 これは美味しい♪ 背中の模様が◎♪ 味噌汁。 これは、ジャノメガザミを食べ散らかした残りのアラ・・・と 塩焼きにして食べた20cm程度のキスとマダイのアラ・・・を出汁にして作った味噌汁です。 どれも当日美味しく頂いた後、全て冷凍保存し、翌日改めて頂いたのです。 超シンプルですが、白身魚を焼いた香ばしい風味に、カニの風味も十分加わり、美味し過ぎる♪ 出汁の取れる食材は、残骸でももったいない!! 少しの手間でめっちゃ美味しく再利用できます♪ タイワンガザミの味噌汁。 ガザミねこまんま。 ガザミを蒸し焼きにして身は全て頂いた後・・・残った全てのアラをコトコトと火にかけて味噌汁に。 そのままでも美味しいのですが、今回はご飯に♪ こ・れ・が!! 超絶!! を、さらに超えてる!! カニの風味とカニ味噌の風味が半端ない・・・舌で全てを捕らえきれないほどの深みのある味わい・・・ これを飲んで唸らない人はいないでしょう・・・ 鍋。味噌で♪ 韓国料理のコッケタンを参考にした・・・コッケタン“風”料理です。 豆腐、ダイコン、もやしも一緒に具として作りました。バリエーションはいろいろあるのでお好みで♪ ちなみに、その他の使われる材料としては、長ネギ、ニラ、玉ねぎ、キノコ、ニンジンなどなど色々♪ (緑が欲しかったのですが、野菜が高く・・・写真はダイコンを買った時に付いてた葉の根元付近です♪) 汁は、水と鶏ガラスープの素を使い、ニンニクのみじん切り、みりん、コチュジャン、味噌、醤油と韓国粉唐辛子を使います。 その他、酒やショウガ、コショウを使ったり、味噌はテンジャン(韓国味噌)を使うレシピもあります。 今回、何故 “風”としたかと言うと・・・粉唐辛子が無く・・・一味唐辛子を使ったから♪ 部屋全体が凄く濃いカニ風味で満たされ・・・めちゃめちゃ美味しかったです♪ このカニ、過去最大かも!? 甲羅の幅は19cm!! で、鍋にギリッギリで入った!! あと2mm大きかったら入らなかったんです!!! 鍋を食べた後、かに風味満載の汁に麺・卵・ワカメを入れて♪ ほんと、もうお店でも出せないと思える程の激美味でした♪