とても敏感で素早いです。 2m程の距離でもヘタに動くと直ぐに居なくなってしまいました・・・写真は遠くからズームして撮影。
ごちゃごちゃにかたまっていることも・・・ お腹(足の間)に赤ちゃんが沢山いることも・・・ 短時間であれば水中も平気、とてもすばしっこくてジャンプ力もあります・・・ 海岸の橋の下・・・袋をもってザザッと上に擦り上げたら、そこそこ捕れました。 下にバケツなどを置いて、ホウキで掃き落としたら・・・壮絶な状態になりそうです・・・ フナムシ。 逃げ足が速いです・・・が、磯の岩場、特に他の岩とは離れている岩に付いているものが、狙い目。幼稚園の子供でも捕れます・・・ 美味しいエビやカニと同じ甲殻類で、特大ものは6cm程もあり、食べ応えがありそうです。 磯の掃除屋で、死肉を食らう・・・また、とある本には不味い・・・との評価・・・覚悟して頂きました。 サバイバル状況下では、フナムシそのものを食べるよりも、エサとして使い、釣りや仕掛けで魚やカニ、貝などを捕獲した方がよさそうです・・・ 写真の右側・・・流木が沢山重なっている場所がポイント。 海から流れ着いた、海藻や死んだ魚など・・・が食べ物です。 さらに、ある程度の湿り気のある場所が好みです。 ヒメフナムシ。 山の中、雨上がり。倒木をひっくり返すと、かなりの確率で見つかりました。 フナムシの食べ方:死肉を食べる海の掃除屋さん・・・糞だししてから料理します。 酒に入れ、大人しくなってもらう&殺菌&臭い消ししてから料理します。 フナムシの下拵え: 海岸の掃除屋・・・海岸に打ち上がった色々なものを食べているからか・・・内臓の味が悪い! 糞出しさせていると、どんどん死んでしまう・・・時間もかかる。ならば当然、内臓を取り除く! 何匹かハサミで切って内臓を出しながら・・・ふと思いました。 同じ甲殻類のエビやザリガニは尾をつまんで引っ張ると綺麗にワタが取れる・・・フナムシは!? これが的中!! 尾を摘まんだら引っ張るだけ・・・太いワタがズルズルと綺麗に取れました。超簡単!! フナムシ料理: 唐揚げ。 唐揚げ粉をまぶしたので、食べた瞬間は味良くサクサクと美味しいのですが、噛んでいると若干の苦味を感じました。 甲殻類の風味と苦味が半々となります・・・プラマイゼロ・・・です。 私の感想は、不味くはありません・・・美味しくも無いですが、十分食べれます。 ※この当時は内臓そのままに料理していました。 フィッシュ バグ&チップス。 ポテトチップのパリッと感と、フナムシのサクッと感!! そしてそれぞれの風味が悪くない♪ ポテトチップ単体よりもずっと良い♪ 見た目がおすすめし難いですが・・・おすすめ♪ 串焼き。 ワタを取って大きな個体2匹を使いました。 風味は弱いですが、甲殻類系の風味を感じる事が出来ました。 全然悪くない。全く問題ない! 炒め物。 ワタを取り除いて使いました。 風味は弱めですが、ワタを取ってしまえば甲殻類系の味&食感でした。 ワタを取れば普通に食べる事が出来ると2017年になって初めて分かりました。 ここからさらに、料理法を工夫すれば夢の食材に!! ・・・なるかな!? 炒め物。写真左上は頂き物のオカヒジキ。 エビとマヨが最強の組み合わせ・・・フナムシとマヨは? 醤油をチョロッと掛けて・・・ 残念ながら、エビのように殻を剥いて身だけにする事はできないので殻つきですが・・・ 臭みなどなく、時々訪れる甲殻系のとても良い香り&風味。 これは! 最高ではありませんが、全くもって悪くないのです。 これはもっと極めればさらに!? フナムシの甲羅酒。(適当な名前です・・・) 甲殻類と言えば、焼いてお酒に浸ける甲羅酒が有名・・・フナムシで色々挑戦してきて・・・いよいよどうかな!? フナムシを美味しく頂く方法・・・尾を摘まんでワタごと引き抜く・・・さらにそれをお酒で洗ってから串に刺してこんがりと炙り、お酒(私は泡盛)にジュッと浸けてみました。 今回は3匹を使いました。 さて・・・ 悪くないです。香ばしい風味もあって全くもって悪くないです・・・ ただ、美味しい? と聞かれたら・・・ううん・・・と、言う感じ。 たまになら飲んでも良いと思われるお酒になりました。 味噌汁にしてみました。 ※撮影用に汁は少な目にしてます。 ワタを引き抜いて、同じ海岸で拾ったアオサも使いました。 美味しいとは言えませんが、不味くもない・・・これはまずまず・・・栄養補給として頂きました。