サバイバル節約術


フジツボ <藤壺、富士壺>









タテジマフジツボ。
直径1cm弱。
内湾などで大量に繁殖し・・・要注意外来生物に指定されています。




イワフジツボ。
直径5mm程度。






付着物が多く、赤く見えませんが形と模様から同定。



アカフジツボ。
食用とされます。




クロフジツボか・・・形で判断。









クロフジツボ。
細かなスジのある黒っぽいフジツボ。
外洋に面した場所にいるので・・・激流に流されない様に注意!!
食用とされます。




アカフジツボとクロフジツボ。
アカフジツボは、その名の通り赤っぽく、太いスジが目立ちます。
クロフジツボは、細かな筋で、アカフジツボよりも富士山型です。

フジツボ。
海中のプランクトンを濾し獲って食べます。
カメノテ同様に、こんな外見で甲殻類です・・・。
また、カメノテ同様にこんな外見で食用にもされています。
大型のものは蒸して、小型のものは出汁として利用されます。


フジツボの採取:

岩から剥がす時に岩ごと剥がすと良いと言われますが、難しい&食べ難いでしょう・・・
私の回りにはテトラしかなく・・・剥がす時はもちろん、テトラごとは無理! 
根元にドライバーを入れて剥がすのですが、円筒形の殻と・・・身は直接テトラに着いているので、出来るだけ身を傷つけないように、カキの身を殻から剥がすように丁寧に剥がします。無理に引っ張って内臓を傷つけないように。
丁寧に剥がせば、こんな状態でも意外とずっと生きています。


フジツボの食べ方:

基本的に下拵えは不要でしょう。
ただ、低い位置にあったものは体内に砂を沢山含んでいる場合があります・・・出来るかどうか分かりませんが、砂抜きしても良いでしょう・・・私は食べる時に醤油で洗って砂を落として食べるだけです。


フジツボ料理:



生食。アカフジツボ。
マイナスドライバーを根元に当てて石でコツコツ・・・底も取れれば良かったのですが難しい・・・
中身が出てしまったので、海水で洗って口の中へ・・・プルプルして柔らかい“海水”でした・・・
この時は塩分が強くてあまり分かりませんでしたが・・・生でも美味しいです。








酒蒸し。クロフジツボ。
これは美味しい!! とても甘い!!
甲殻類の風味に甘味・・・まるで甘エビのよう・・・
身は少なめですが、お酒をチビチビやりながら頂くには、全く問題ないのです。

採る手間と身の少なさに、美味しさ・・・これはやはり高級食材でしょう。




みそ汁。アカフジツボ。
テトラポットに直径1cm程度の小さなアカフジツボがあったので採取してみました。
これは味噌汁の出汁に・・・一緒に採取した赤貝の身も僅かに入ってます。
美味しいです。食べれないのが残念。



みそ汁。クロフジツボ。
イワガニ2匹、フジツボ2個、カメノテ2個を使って味噌汁にしてみました。
最初の1杯は当日、残りの1杯は翌朝頂きました。
いつもの事ですが・・・目の色が変わる・・・飲み始めたら途中で口を離す事が出来なくなります。








 

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