マダイ。 もっとも有名な御目出度い魚です。 青い小斑点が特徴。釣り上げた直後が一番綺麗です。 堤防で釣れるサイズは小さいものばかりです・・・ 大型狙いの場合は船で沖へ行きます・・・ とても良く似たものに、“チダイ”がいます。 チダイは、エラの上部が赤い、尾の端がマダイのように黒くない、背ビレは2,3番目のトゲが長いと言う特徴がありますが、パッと見ほとんど同じ・・・で、スーパーなどでは、チダイもマダイとして売られています。 写真左と上の4匹。 体長28cm。 ヘダイ。 初めて釣り上げた時、“およげたいやきくん”だ!!と思いました・・・ マダイやクロダイの様に口が尖っていなく、顔が丸いのです・・・ クロダイよりも美味しいとも言われます。 写真左上。 小さいタイはチンタと呼ばれます・・・手のひらサイズ。 30cm以上あるクロダイが大量!! この写真の範囲だけで52匹も♪ 25cm。 40cm超。サビキに掛かりました。 38cm。 7月下旬、ギマを釣りたくて出撃したのに、いきなりクロダイが釣れ♪ この後も、ギマを釣ったら、またクロダイ(36cm)・・・クーラーボックスの中が大変になったので、エサも時間も持て余すほど残っているのに打ち止め!! まだまだ梅雨は明けず、湾内は濁りが入ってました・・・このまま釣りを続けていたら、まだ釣れたと思いました。 クロダイ。 専門のクロダイ釣り師は、40cm超の大物をあちこちで釣ってますが、サビキがメインの私にはあまりなじみが無く、“チンタ”と呼ばれる小型サイズばかりです。 身は筋肉質でやや硬く、塩焼きが美味しいです。 キチヌ (キビレ)。 腹ビレ、臀ビレ、尾びれが黄色く、クロダイよりも白っぽい。 他のタイよりも汽水域(河口など淡水の混ざる所)を好みます。 熟成: 内臓・エラを取り除き、可能な限り血液(血合い)を取り除きます。 私はササラなどないので、新品の歯ブラシを専用にして使ってます。 綺麗に洗ったら、丁寧に水分をふき取り、キッチンペーパーに包んだ後、ラップでくるんで冷蔵庫で寝かせます。 私はお腹の中にもキッチンペーパーを詰めました。 鱗は取ると身を傷めるので、そのままにしています。(鱗を取る人もいます。) 24時間後。 大型の魚ほど熟成に時間が掛かりますが、今回は25cm程度・・・一晩だけの熟成にしました。 通常、熟成は3日〜最大でも5日と言われますが、一般家庭の冷蔵庫では、ドアの開け閉めなどにより温度が一定にならず、衛生面でも管理が徹底しきれないため、腐敗の危険もあり、長期間の熟成はしない方が良いと言われます・・・私的にはMAX3日が良いと思います。 肝臓と胃の煮物。(クロダイ) 内臓も美味しいので捨てないように・・・捨てれば生ごみ、使えばツマミに・・・ ヘダイの肝臓と心臓を茹でたもの。2匹分。 刺身醤油で頂きました。これは普通に美味しい。 クロダイの肝(上)の他、試しにアイゴの肝(右)、メッキの皮も頂いてみました。 アイゴはやっぱり・・・独特な風味がありました。 真子(魚卵)の味噌漬け。(クロダイ) 大型のクロダイを釣ったら卵があったので作ってみました。 味噌に酒を少し入れたら、その中に卵を漬けて一晩放置するだけです。 これ単品で頂きましたが、ご飯と一緒に食べても美味しいでしょう。風味満載です。 マダイの姿造り・・・ いつも釣れるサイズより少し大きかったので姿造りに・・・ シソや大根があればもっと見た目も良くなると思います・・・ 丁寧に下処理して1日冷蔵庫で寝かしてから造りました。 目が澄んでいてとても綺麗・・・美味しかったです。 刺身&カルパッチョ風。 一晩だけ熟成させたクロダイの身を使いました。 殆ど見切れてますが、上が、ゴマ油と塩を混ぜたタレ、左は塩レモンのドレッシングです。 ゴマ油と塩のタレはネットで検索して合うとの情報でやってみたのですが、やはり美味しいです♪ ただ・・・同じ味ばかりだと飽きるかも。 今回は、もうひとつ、今まで色々な魚でやってきた塩レモンのドレッシングを使ったカルパッチョ風です。 しばらく浸して馴染ませたら、粗挽き黒コショウを振ります♪ これは美味しい♪ ゴマ油と塩のタレと塩レモンのドレッシングで、交互に頂きました♪ やっぱりおすすめ♪ ヘダイの湯霜造り。 タイは皮に旨味がある・・・これを丸ごと美味しく頂く方法。 1、柵取りしたら皮を上にして並べる。 2、上にキッチンペーパを載せて熱湯を掛ける。 3、直ぐに氷水で冷やして水気を取る。 4、好みの幅に切ってお皿に盛ったら完成!! これは美味しいです。皮がやや噛み切り難いので切れ込みを入れておくと、良いです。 タイの刺身を頂く時は、必ずこれにしたい! クロダイの湯引き。(湯霜造り) 40cmを超えるクロダイの半身・・・このボリューム・・・ビールと一緒に、十分、堪能させて頂きました・・・ 皮の歯ごたえが強めでしたが美味し過ぎる・・・やはり定番の料理です。 ヘダイのシャブシャブ。 鍋に昆布でダシを取った湯を沸かし、これに浸けてポン酢で頂きました。 ハマボウフウも湯に入れてかじると爽やかで美味しく・・・これはお勧め。 大きいクロダイだったので柵取りしました。 釣った当日。 キビレ。 冷凍庫に保存していたもの。全く問題なく美味しい。 ヘダイ。 マダイ。 12月31日。魚釣りには厳しい季節・・・手のひらサイズのチンタ(小さなクロダイ)が数釣れ・・・その中でも大き目のものだけ持ち帰りました。 塩焼き。 タイは塩焼きが美味しいです。 ホクホクの白身が日本酒・泡盛に合います。 思わずこればっかりですね・・・ 酒蒸し。 柔らかくホクホクの白身・・・もちろん、美味しいです。 作り方: 1、フライパンにダシ昆布、酒、タイを入れてフタをして火に掛ける。 2、最初強火、沸騰したら中火に。 3、7〜10分程度で完成!! マダイの桜蒸し。 ピンク色のマダイにピンク色の桜の花・・・緑のワカメがさらに引き立てる・・・綺麗♪ そして・・・もちろん・・・風味良く美味しい♪ 作り方: 1、ワカメは水で戻し、桜の花の塩漬けも10分ほど水に浸けて塩抜きします。 2、フライパンにワカメを敷いたら、タイを載せ、その上に桜の花を載せます。 今回私は、何となく・・・で、塩焼きでやるようにタイに×マークの切れ目を入れました。 3、お酒を回し入れたら、10分ほど蒸したら完成♪ 唐揚げ。 でかいクロダイが釣れたので、柵取りして唐揚げに♪ 超贅沢かも♪ こ・れ・が!! 表面はカラリと揚がって香ばしく、中はふっくらとしてタイの風味満載♪ 口の中でタイがバクハツする爆弾か!? 想像以上に、これは良いです。 小型のヘダイの唐揚げ。 大きなクロダイを狙う中・・・入れ食い的に釣れてくるのは・・・小さなヘダイ!! 思わず持ち帰ってしまいました・・・これを、背骨まで切り開き、頭も縦に切れ目を入れ・・・ (頭に背骨・・・骨の硬い部分がしっかり油に接するように開いて揚げるのです。) 2度揚げしました。 ヒレはサクサク〜、身はホクホク〜で、背骨や頭も丸ごと全部!! 美味しく頂けました♪ タイのアラ・・・頭、背骨、背びれ、尾びれ・・・などなどの唐揚げ。 最近魚を食べてなくて・・・12月31日に久しぶりに釣れたのは小型の・・・チンタ!! その中でも大き目のものを持ち帰り・・・塩焼きで美味しく頂きました♪ 美味しく身を頂き・・・残った骨ももったいない!! で、冷凍保存しておき、後日唐揚げに♪ サックサク〜で、ビールのツマミで美味しい♪ 捨てるなんて勿体ない!! 姿揚げ。 カサゴを片栗粉で姿揚げにすると、丸ごとサクサクと美味しく頂く事ができます。 今回は、小さなハオコゼを姿揚げに・・・チンタ(クロダイ)とヘダイは塩焼きで・・・その他の魚は後日って思いながら捌いていたら・・・面倒だ!!タイも一緒に揚げちゃおう♪ って! タイの姿揚げに挑戦!! タイは手のひらサイズ・・・エサを丸ごと飲み込む事が多く・・・逃がしても死んでしまうタイは持ち帰ったのです・・・それはさておき・・・ タイの捌き方は・・・(ウロコと内臓は取り除き、)油が直接触れるように、背骨の両側に刃を入れておき、頭は、内側と外側から切れ込みを入れました。これに塩を少しふって片栗粉をまぶしたら、低温でジックリ揚げた後、一度冷まして、次は高温で揚げます。 まず、ハオコゼは、もちろん、丸ごとサックサク〜と美味しく頂けました♪ そしてタイ・・・やや歯ごたえがありましたが、全然問題ない所か、好きな人もいるかも。ザクザクと丸ごと美味しく頂けました。 ソテー。 40cmを超える大型のクロダイで作りました。 熱が通って縮みましたが、このボリューム・・・口に入れたらふわふわ〜&風味がやばすぎ・・・ 思う存分頬張り・・・幸せなひと時を過ごしました・・・ クロダイの煮物。 釣ってから2日後に煮て、翌日頂きました。 身は柔らかく、味が滲みて美味しく頂きました。 ヘダイ。 柔らかな白身・・・タレを付けながら・・・至福・・・ キビレの煮物。 頂き物のササガキゴボウ(業務用)が大量に冷凍庫に!! これを消費したかった所だったので、丁度良い♪ 合いそうな気がして使いましたが、ネットで調べるとやはり! 何件もヒット♪ 身離れが良く、柔らかな白身が美味しいタイに、味が滲みて適度な食感が良いゴボウ。 これは美味しく頂きました♪ 煮物。 刺身など、身だけを使う料理を作った残り・・・ですが、頭(かぶと)や胸ビレ(カマ)も美味しい事で有名です。 その他、背骨に残った僅かな身、背ビレや尻ビレ周辺なども・・・煮込んで身は呑みながらツツき・・・汁は仕上げにご飯に掛けて・・・など、全て余すところなく美味しく頂けます。 干物。 ふと・・・思い立って始めた釣り・・・その場でフナムシ捕って磯に投げたら・・・いきなり釣れた♪ ただ・・・激暑の真夏で、まだ午前中・・・クーラーボックスも何もなく・・・腐ってしまわない様に捌いて海水で洗って岩場で干してみたのです。 夕方に帰る頃には、無事、干しあがり・・・焼いて美味しく頂けました。 ヘダイの干物。 一夜干しでつくりました。凝縮された風味が美味しいです♪ 汁物。 子供の頃からですが、魚の煮物(買った物では無くて釣ったもの限定)を食べた後、熱湯を注いでよく飲んでました。 今回は超久しぶりに、作ってみました。 若干、味が薄かったので醤油を極少量追加したら・・・風味も良く美味しい♪ 間違いなく、残った栄養も頂けるのでおすすめです。命に感謝♪ ねこまんま。 アラを煮込んで僅かな身を酒のツマミで頂いた後、再度、火に掛け、卵を入れたらご飯へ♪ 半熟たまごをつついたらご飯と一緒に♪ 魂抜ける♪ フィッシュコラーゲンを一滴残らず体に♪ タイ飯。 実は、それほど期待してなかったのです・・・タイとご飯が一緒に食べれる程度と・・・これが!!! すみませんでした・・・タイ飯に平謝り・・・さすが! 定番料理です♪ お米の一粒一粒にタイの風味が移って、全てがタイ♪ ホクホクで美味し過ぎ♪ 作り方: いろいろな作り方がありますが、今回は小型のタイまるまる一匹を使い、土鍋で作る方法です。 1、まずお米に水を吸わせ、タイは内臓と鱗を取ったら軽く塩を振っておきます。 2、塩を振ったタイを軽く塩焼きにします。 3、土鍋に水を吸わせたお米、焼いたタイを入れたら、調味料(酒・醤油・出汁)を入れ、最後に水をお米の量に対し規定量になるまで入れます。 ※私は面倒だったので、炊飯器にお米、調味料、水を入れてメモリピッタリなのを確認してから土鍋に移しました。 ※調味料も、ダシ昆布を使う方法や、みりんやショウガを入れるレシピもあります♪ 4、炊き方は、一番簡単な方法に♪ 中火で湯気が勢いよく出るまで炊いたら、弱火で10分炊き、火を止めたら蒸らし10分。 5、召し上がれ♪ ここで予め、身をほぐして骨を取り除いても良いです♪ 私はもちろん食べながら♪ 鯛そうめん。 祝いの席で出される郷土料理だそうです。 作り方は、予め鯛は煮ておき、そうめんを作ったら上に乗せるだけ! バリエーションもあるので、お好みでアレンジしても良いでしょう♪ ヘダイの潮汁。 ヘダイは良い出汁が出ます。これは美味しい。もちろん、塩は手作りの物。 クロダイのアラ汁。 出汁も出て美味しいですが、頬やヒレ周りに残った身をチマチマつつくのも好きです♪ マダイのヒレ酒。 遠火でジックリ炙ってから熱々の泡盛に投入・・・ 鍋に合います。風味良く美味しい・・・体が温まります。 ヘダイのヒレ酒。 肉は丁寧にそぎ落とし、やや焦げ目が付く程にジックリ炙って熱々のお酒に浸けるだけ。 生臭くならないようにシッカリ炙るのがコツ。私は大好きな泡盛で作りました。 身は鍋に投入して一緒に頂きました。 これは風味良く美味しい・・・鍋にもあいます。 タイの骨酒。 つい、持ち帰ってしまった・・・小型の真鯛。 これをこんがり焼いたら、熱燗に浸けるだけ! 写真の様にまるまる一匹でも良いですし、ほんとに食べた後の骨だけでも良いです。 これは、目で楽しんで、香りを楽しんで、飲んで風味を楽しんで、酔って雰囲気を楽しんだら、また見て楽しめる♪ 最後はもちろん、身もつついて頂きましょう♪ タイに感謝♪