サバイバル節約術


コノシロ <鰶・鮗・鯯・鱅>





15cm前後のコノシロ。



22〜23cm前後のコノシロ。



30cm弱のコノシロ。写真上から2匹目と3匹目。



29cm。
これがほぼ最大サイズです。





コノシロ。
サッパとコノシロはとても良く似ていますが、サッパは大きくなっても15cm程度、コノシロは30cm程まで成長します。
体には小さな点で出来た線がならび、背びれの一部が長いです。
寿司ネタの“コハダ”はこの魚です。小さいほど高値で、成長するに従い値が下がります・・・
イワシ同様に、とても栄養が豊富な魚の様です。

釣り方:
サビキで底付近を狙うと大型のものが掛かった事がありますが、その重みのためか・・・針をブチブチと千切られました。
大型が居る時はハリスを太めにした方が良いでしょう。





最大サイズのコノシロを酢締めしてみました。
塩を振って酢で洗い、酢に4〜5日漬け込むとありましたが、今回は2日後。
念のために骨切りしてみましたが、不要でした。
細かく切ってしまったのもあると思いますが、歯ごたえ無さすぎ・・・
私の好みでは、翌日、身を厚めに切り分けて頂くのが良い気がしました。



ひとつ上の写真のものと同時に漬けたもの・・・さらに翌日です。
昨日は骨切りしたせいもあり、柔らか過ぎていまいちだったので、骨切りせず厚切り。
締めサバと同じだと思いました。沢山釣った時はこの方法でも良いと思いました。



過去の経験から5mm程度の幅で骨切りし、1昼夜酢に浸けただけ。この程度が私には良いです。
あまり漬け過ぎると、クタクタになって食感悪すぎなのです。



梅干しを作った時に出来た梅酢が手元にあったので作ってみました。
これも全然悪くないです。もちろん美味しい。

酢締め。
小骨が柔らかくなって食べやすくなる方法です。
酢を使った料理はそれほど好きでは無かったのですが、これは美味しい!




サッパ、コノシロは小骨があるからそのままでは食べれない・・・
1匹だけの少し大きなコノシロ(20cm程)を捌きながら、ふと、思いつきました。
ハモの様に骨切りしたらどうか・・・早速挑戦・・・身を細かく1mm程度に切れ目を入れ・・・身がバラバラにならない様に皮は残さなければいけない・・・どうなるか・・・
結果、コリコリと歯応え良く美味しい!です。
皮のある刺身も好きな方には全く問題ないでしょう。これはおすすめ。



またまた骨切りして頂きました。
コリコリと言うか・・・シャキシャキと言うか・・・とても歯応え良く美味しいのです。
大型のコノシロは食べ方に困りますが、骨切りした刺身は絶品です。



2月。
またまたまたまた・・・ですが、これは30cm近い最大サイズのコノシロ。
これが食べれればどんなサイズもOKなはず。
皮側から切れ目を入れるとの情報もあったので、今回は皮から骨切りしてみました。
美味しい!!美味し過ぎる!!僅かに小骨が触れましたが、全然問題なし!
口に入れてシャキシャキ噛み砕けば、直ぐにトロッと柔らかく甘味が出て来て口の中にふわっと広がります。



コノシロは奥の左右2匹。中央左はサッパ、その他はアジ。 美味し過ぎる♪

刺身。
イワシ同様にとても栄養豊富でいろいろな生き物が好んで食べます。もちろん生で。
身に旨みが十分にあるので、人間が生で食べてももちろん美味しいのでした。




カルパッチョ風。
刺身の要領で切り分け、今回は“青じそ塩レモン”のドレッシングを掛けただけ・・・とても簡単ですが、このドレッシングが美味し過ぎ! 冷蔵庫で少し冷やして頂くと最高。




アラの唐揚げ。
右上は背骨。左上は頭。手前はやや大型だったコノシロの身。
スナック感覚で美味しく・・・実はこちらもメインだったりして。




大型のコノシロのアラ。
頭は縦に切れ目を入れました。頭の他、中骨、脇腹です。
頭はシッカリ火を通し、中骨はサクサク、脇腹はチップス状でこちらもサクサクと美味しいのです。



大型のコノシロの中骨と脇腹。
今回の釣りでは大型のコノシロ5匹を釣り上げた時点で撤収。
釣った数が少ないほど、丁寧に無駄なく頂けるのです・・・今回は内臓や頭も・・・当然、骨も。
30cm程度の最大サイズのコノシロ・・・大きな中骨を骨せんべいにしてみました。
薄くカラカラに揚がる脇腹部分は当然として、中骨も3度揚げでサクサク・・・これを捨てるのはもったいない。



大型のコノシロ。
骨切りしなかったので多少小骨が・・・でも、美味しい!!

唐揚げ。
小型のものは丸ごと唐揚げにしても美味しいです。
身を頂いて残ったアラも捨てずに頂きます。捨てたら生ゴミ、食べたらご馳走・・・





南蛮漬け。
衣を付けて揚げた後、熱々のまま、酢、醤油、みりんなどのタレに漬けて作ります。
20cm程度のコノシロの他、タマネギと、手元に川原で採取したセリがあったので入れて見ました。
小骨は全く気にならず、美味しく頂けました。




コノシロの背ごし。
体長13cm程度だったのもあるかな? 若干、骨が気になりましたが、美味しいです。






古くなったフライパンだと、どうしても焦げ付くのでアルミホイルで包んでフライパンで焼きました。



フライパンで焼いた後、バーナーで表面も焼いてみました。



塩焼き。
大型のコノシロは塩焼きに。
大型・・・のサイズにより、小骨が気になるようであれば取り分けます。
30cmクラスでは大きな骨のみ取り分けて頂きます。お酒をちびちびやりながら・・・
20cm程度のものは小骨も柔らかいので気にせずそのまま頂きました。




煮物。
小骨がありますが、お酒をちびちびやりながら、取り分けて・・・ちびちび喰って・・・
青魚はどんな食べ方でも、何故か美味しい♪
全くもって悪くない・・・たまにはこんな食べ方も良いです。




大型のコノシロのお腹の中から卵が出てきたのでサッと湯がいてしょう油で頂きました。
これは美味しいです。柔らかくてやや甘味もある卵。コノシロの卵は美味しいです。



大型のコノシロの頭も勿体ない・・・
グツグツ煮込んで味噌を時入れて出汁を取ってみました。
一緒に卵も投入して頂きました。栄養満点の味噌汁になりました。



みそ汁。
出汁がでて美味しいです。激熱の真夏でも一滴残さず胃袋へ・・・




汁物。
大型のコノシロのアラを使って汁物にしてみました。
味は塩のみで、ネギを散らしただけ。シンプルで美味しいです。




特大サイズのコノシロが釣れたので、内臓も大きく、食べれるのでは!?と、思い腹の中を調べてみました。
出て来た卵は当然として、心臓と胃!?を頂く事にしました。
ボラにはヘソと呼ばれるものがありますが、このコノシロにも・・・これは“ヘソ”では!?
直径1cm程度の筋肉の塊・・・割いて良く洗い、串に刺して心臓と一緒に頂いてみました。
コリコリシコシコ・・・歯ごたえ抜群!! これはお酒のつまみに良いです。




白いお皿では雰囲気がでない・・・今回は木のまな板に載せてみました。
上段右より、キチヌ(タイ)3貫、マハゼ2貫、サッパ2貫。
下段右より、コノシロ5貫、サッパ1貫。

キチヌ・・・本当は数日寝かしたかったのですが、当日一緒に・・・
      これは普通にお店で売っているお鮨。美味しい。
マハゼ・・・白身でやや甘味もある美味しいお鮨です。
      これはお金を出しても中々手に入らないのでは?
サッパ・・・酢締め。コノシロと比べて初めて分かりました。
      美味しいのですが味が濃い(コノシロと比較して)です。
      マグロの赤身の様な感覚。
コノシロ・・・酢締め。さすがに美味しいです。
      コハダ(体長7〜10cm)よりもやや成長した12〜13cm程度でしたが、
      サッパリしたなかにも旨みがあり、いくらでも食べれます。

鮨。
コノシロと言えばコハダ。通好みの美味しい鮨ネタになってます。
腕があがれば、極上の味を自宅で頂く事ができます・・・もちろん、素人が造っても十分美味しいです。








 

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