養殖型。川の支流が干上がり、30m程の水溜りとなっいる所で網で捕まえました。 力がとても強く、一度は大きい深い網でも凄いジャンプで網から飛び出て逃げられました。 やっとの事で捕まえたコイは、体長70cm、体高20cmです。デップリとして凄く重い。 捕まえてから家に着くまで約30分、水無しで生きてました。 8月下旬。 8月下旬。 スジエビをエサにして10cm程度の固体が数匹釣れました。 このサイズ位までは、フナに良く似てます。 ドイツゴイ。(カワゴイ) ウロコは背中に一列と胸ビレ、腹側にわずかにしかありません・・・これは、奇形ではなく、ドイツで食用として改良された種です。 体長約7cm。田んぼ脇の用水路にて捕獲。 網2つ使って追い込んだら体長55cmのコイ2匹が一緒に網へ・・・ とても食べきれないので1匹は逃がしました。 6月中旬。コイはあちこちの川、池、湖に住んでます。 ずっとトンボの撮影をしていたら・・・人の気配に気付かず・・・すぐ足元で岸際の草を食べてました。 この場所は足場となる土手があり、岸にはガマやイグサなどが生え・・・あちこちで岸際で食事をしてました。 写真のコイは70〜80cm程もありました。手を伸ばせば届く距離。 水に入って体温を下げ、素手でコイを捕った・・・などの情報を思い出したので、手を水中に突っ込んで・・・そ〜と、伸ばしたら触れる事ができました。 ここならば、素手で捕ることも可能かも知れません。 コイ。 あちこち行く度に良く見かけます・・・池、川、湖に用水路・・・ 雑食性で何でも食べ、水質が悪くても平気、寿命も長く、平均で20年ほど、70年を超す個体もいるようです。 養殖型のコイは体高が高く、野生型は低いです・・・鯉のぼりの様・・・ 子供のコイは、魚獲りをしているとフナと一緒に獲れる事があります。 子供のフナとコイはとても良く似ているのですが、小さなヒゲがあると言う決定的な違いの他、コイの方が、若干、額が広く、頭が大きいです。 胆のうには薬効があるとされ、間違って食べ、死亡した例があります。 胆のうの毒は、実際には薬にも利用されますが、シロウトが安易に使えるものではありません。 コイの食べ方: 鯉こくを作る予定なので、ウロコ付きで捌きました。 (地域などによりウロコを取って作る方法もあります。) 泥抜きをしなかったので内蔵は利用しません。泥抜きした場合は、内臓も一緒に筒切りにして鯉こくに使えます。 内臓に苦玉と呼ばれる部分があり、これは潰さないように丁寧に取り除く。 70cmの大型だったので大鍋でも3切れしか入りませんでした・・・やむなく残りは冷凍庫へ・・・30cm程度のものが扱い易くて良いです。 濃い赤身の肉で、哺乳類の肉の様です・・・ 1、頭を切り落とし、内臓を取り除いた後、筒切りにします。 2、臭みを取るため、熱湯を掛け流して完了。 3枚に卸した身。 浮袋。 70cm程のコイから取り出した浮袋は、10cm程の浮袋が連なった、長さ20cmほどもありました。 コイ料理: 当日鍋に入りきらなかった残りの身は冷凍庫で保存し、数日後、唐揚げにしました。 通常、小骨まで食べれるように、長時間&3度揚げなどをするようですが、今回はややジックリ目の2度揚げ&大きなコイだったので、もちろん、小骨までは食べれず取り除きながら頂きました。 やや縮みましたが大量に出来た唐揚げ・・・冷蔵庫・冷凍庫で保存して少しずつ頂きます・・・写真はごく一部です・・・ 唐揚げ。肉でも魚でも唐揚げは間違いない!です。もちろんコイも♪ 大きなコイであればあるほど・・・肉の中に埋まっている小骨が凶悪! 揚げると身は僅かに縮み、小骨の先が飛び出て来るので、食べる時に引き抜いてから口に放り込みます。 唐揚げ。 ジックリ揚げたので色が濃いです・・・ コイの骨切りは厚くても良いとか・・・今回は5mm程度で骨切りしてみました。 極一部を除いて骨ごと美味しく頂く事ができました。 南蛮漬け風。 “風”と言うのは・・・タマネギやタカノツメも何も無く・・・ただタレに漬けただけのため。 上の唐揚げが沢山あったので作って見ました。 酢のサッパリ感で臭みなど微塵も感ぜず、美味しく頂けました。 これは良いかも。 竜田揚げ。 コイの身を適度に切り分けたら、酒、醤油、おろし生姜のタレに15分〜一晩まで好みで漬けたら、片栗粉をまぶして揚げるだけ。 片栗粉に塩少々を加えても良いです。 今回は、30分程度漬けたら揚げました♪ めちゃ美味♪ ※小骨は例によって抜かずにそのまま・・・大きなコイだったので、小骨も大きく・・・分かり易い♪ 出て来た骨は取り出しながら頂きました♪ 塩焼き。 あまりイメージが湧きませんが、塩焼きでも美味しいとか・・・早速、挑戦♪ 分厚い肉・・・中まで火が通るようにジックリ焼いた後、表面に焦げ目が少しできるようにしてみました。 これは香ばしい風味を付けるためにその場の思いつき・・・ これは意外にも川魚の臭みは殆ど感じず、美味しく頂けました。 鯉こく。 1、鍋に筒切りしたコイ、水、酒を入れて煮込みます。 2、水を適宜足しながら2時間煮込む。 (※ここでかつお節の2番ダシを入れる場合もあります。) 3、味噌とみりんを加えて30分さらに煮込んで完成。 (※ここで、味噌は半分の量として2時間煮込み、残り半分の味噌を加えて完成させる場合もある。) 独特な泥臭さが多少ありますが、コクあり旨み成分も多く美味しいです。 翌日、ショウガとネギを加えてみました。 調理の初めから投入していないためかも知れませんが、スッポンでも効果のあったショウガが殆ど効果なく、やはりやや泥臭いままでした。 上の2つの写真はほんの一部です・・・1切れで大きな皿がいっぱい・・・ 鯉こくの残った汁でラーメンを作りました。 投入したラーメンは、鍋用ラーメン(鍋の残った汁を使って作るラーメン)が残っていたので使いました。 汁には泥臭さが無く、良いダシが出ているので美味しかったです。お奨め。 頭の煮物。 75cm程のコイだったので、頭もデカく捨てるのは勿体ない・・・で、味噌で煮込んでみました。 ヒレや頬やその周りに眼の周りだけでなく、表面の皮がぷるぷる〜食べる所が意外と多く、お酒をチビチビやりながら頂いて・・・これだけで満足♪ さらにさらに〜デカイ頭が浸かる程の汁が残り・・・これがそのまま飲んでも美味しい♪ で、さらに〜 ひとつ上の煮物で残った汁・・・これに溶き卵を加えてスープに。 美味すぎる・・・コクが!! 満載♪ カレーうどん。 捌いて身を取った残りのアラ・・・大きなコイは、背骨まわりにあばらまわりも・・・お酒をちびちびやりながら頂くには十分過ぎる程の量で満足♪ ・・・でも、今回はダシがメイン。 コトコトジックリ煮たら、アラを取り除いて・・・今回は何となく・・・インスタントのカレーうどんに! これは美味しい・・・けど、コイの風味はカレーで全くわからん♪ 間違いなく、栄養は摂れたでしょう♪ コイを茹でて身をほぐしてみました。 (身の中に紛れている特殊な骨・・・ほぐす際に取り除けば、いろいろな料理に使いやすいです。) ご飯に乗せて、マヨ+醤油で♪ 激美味!! 青じそ+ゴマで♪ シンプルでもメチャうま♪ ラー油をかけて見た♪ どうやっても美味しい♪ ※水分が多いと傷みやすいので、途中で2度ほど火を入れながら保存しました。 玉子焼きに♪ 違和感なく美味しい♪ 最後は、焼きそば(インスタント♪)に。 インスタントでも、これを入れるだけで、風味十分、インスタント感はなくなります! ここまで、茹でてほぐした身を使って見ましたが、どれも想像以上に美味しかった♪ ド♪ デカいコイだったので、一部は冷凍保存してました。 それを使って・・・ 皮。 冷凍の身を使って身をほぐした料理にするために、まずは茹でました。 そして取れた皮です。 プルップルのコラーゲン満載の皮♪ マヨ+醤油で美味しく頂きました♪ 今回はカレーに投入♪ ちょいと多め・・・カレーとコイは、1:1程度でした。 コイカレー。 想像以上にボリュームアップして・・・ご飯1合に3回分の量になりました♪ 美味しい♪ オイル漬け。 赤身の魚のレシピを検索していたら見つけてしまったのです・・・オイル漬け♪ オイル漬けと言うより、シーチキン(これは商品名)と言う方が分かり易いですね♪ ネットを検索すると、もちろん、それはマグロ(もしくはカツオ)を使った物でしたが、いけるかも♪と、思ったのです。で、早速♪ 作り方: 1、フライパンにコイ、オリーブオイル、ニンニク、塩コショウを入れたら火に掛けます。 赤トウガラシ、黒コショウ、ローリエなどを使っても良いです。 オリーブオイルは多めに! この後、この時使ったオリーブオイルと一緒に保存するのです。 2、芯まで火が通ったら自然に冷まして冷蔵庫へ。 劣化させないためにも空気に触れさせない事。満遍なくオリーブオイルに浸かった状態がベスト! 3、翌日〜1週間ほどは、美味しく頂けます。 漬けて翌日。 満遍なくオイルが染み込んで、まさにシーチキンな感じ♪ さてさて・・・これを♪ コイツナ。 まずは極々シンプルに単品で・・・ただ、味付けはマヨ+醤油・・・間違いない! いざ! これが、何これ!? と、思わず叫びそうになってしまいました・・・ 今まで揚げても煮ても赤味の部分は特に、川魚独特な風味がどうしてもあったのですが、それが無い!! しかもまさにシーチキンの様で、それよりもシッカリとして嫌みの全くない風味!! これはどう考えても市販のシーチキンの豪華版です!! ※コイには他の魚にはあまりない・・・身の中に小骨があるのです。 漬けた身を料理する際に、“ほぐす”ので、その際に取り除いてしまいます。 この小骨は、大きなコイほど大きな骨=分かり易い=取りやすいです。 必ず一列に並んでいるので、場所も分かり易いです。 コイツナとキュウリのサラダ。 単品で美味しければ、あとは何をどうやっても美味しいに決まってる♪ しかも、市販されている食材のツナ・・・当然、レシピも満載♪ よりどりみどり♪ 今回は、ド定番のサラダ。 次に何を書こうとしているか、もうバレバレでしょう・・・ 適度に濃い風味のコイツナにシャキシャキしたキュウリ・・・風味も食感もバツグンです♪ もちろん、激美味♪ 作り方: 1、キュウリはスライスしたら塩を振り、5分程度置いたら絞っておく。 2、絞ったキュウリに、コイツナ、めんツユ、マヨ、ゴマ油、鶏ガラスープの素を入れて混ぜる。 3、器に盛ってさあどうぞ♪ 少し冷蔵庫で冷やしても良いです♪ 余談ですが、今回、コイの身は皮付きでオリーブオイルに浸けました。 皮に火が通って縮んで・・・冷めて・・・ぷりっぷり♪ このぷりぷりも美味すぎる・・・これから毎年食べたくなってしまいました。 コイツナマヨパスタ。 ↑繋げて書くと区切る場所間違いそう・・・それはさておき・・・ 書くまでもないですが、結果、激美味です♪ 逆に当たり前すぎて申し訳ない♪ 作り方: 1、パスタを茹で始めます。 2、茹でている間に、コイツナ、マヨ、塩コショウ、醤油を混ぜ合わせます。 3、茹であがったらオリーブオイルと2を混ぜ合わせて器に盛るだけ♪ 元のレシピは、ここでフライパンにオリーブオイルを入れ、茹でたパスタを炒めるとあります。 もちろん、お好みで♪ 4、仕上げに刻みのりを掛けるとさらに良いでしょう♪ コイツナがあまりに美味しかったので、残りの半身もまたまたツナに・・・ 納豆と。 市販のツナと納豆の組み合わせは今まで何度も食べて来ました。 美味しいコイツナならば、もう絶対!でしょう♪ 栄養豊富なコイ・・・市販のツナよりこちらの方が、絶対! 栄養あるでしょう♪ カイワレ大根と。 カイワレ大根にツナを載せたら、大根おろしを掛けて頂く食べ方があります・・・それを真似てみました。 今回は大根おろしの代わりに、手軽な大根おろしのドレッシングをドバ〜っと掛けただけ♪ カイワレ大根のピリ辛がアクセント&見た目も綺麗でこれは良いです! おすすめ♪ コイツナを作った時に浸けていたオリーブオイル。 もったいない気がしたので検索したら、シーチキンの汁で作るスープを見つけたので早速♪ コイツナオイルのコンソメスープ♪ 具は玉ねぎとベーコン。味付けはコンソメと塩コショウです。 味に深みがあるコンソメスープになりました♪ コイのウロコの唐揚げ。 意外とポピュラーな様でネットで検索すると結構ヒットします。 2度揚げするとサクサクとスナック感覚で食べれます。 一度揚げで失敗! 鱗は薄い・・・簡単に火が通ってカラカラ〜2度揚げする必要性を感じなかったので、1度しか揚げませんでした。 もちろん、こんな薄くても長めに揚げたのです・・・が、グニャ感があり、折れない・割れない・噛み切れない・・・ やはり、ウロコはパリッパリになるまで2度シッカリ!!揚げる必要がありました。 この記事は、未来の自分への忠告!! です♪ ウロコの素揚げ。 今回はシッカリ2度揚げしました。ただ、何故に2つに分かれてる!? 食べれない場合も考慮&実験も兼ねて・・・揚げている時に、上に浮いたままのものと、底に沈んだままのものがあったのです・・・もしかしたら、浮いているのは火が通り難いので食べれないかも!? 写真は、手前の色が濃いのが底に沈んでいたもの。奥の白っぽいのが浮いたままのものでした。 さてさて・・・どうかな!? 結果、結局どちらもパリパリ&サクサクで美味しく頂けました♪ 色々考え過ぎて・・・ただの杞憂でした。 ここでハッキリと断言できます! 鯉のウロコはシッカリ2度揚げすれば美味しく頂けます♪