河口に近いのですが、完全な外海・・・磯の岩場で僅かに見えたヒレと頭で魚だと分かりました。 写真は頭を下にした状態です。頭と左のヒレ、目が写ってます・・・わかるかな? 釣り竿を持ってなかったのですが、サバイバルグッズの糸と針をその場で結び、採取した貝やカニを付けて誘ってみたのですが無反応・・・魚を手掴みで捕まえ るなどとても無謀なので、当然、逃げられると思いましたが、魚の位置と向きなどを記憶しておき・・・波がザザーと来て何も見えなくなった時に思いっきり想 像した位置の魚を掴んだら、手の中にスッポリ入って奇跡的に捕獲成功しました。 捕獲したアユカケ。体長21cm。 興奮した状態では頭がとても大きく・・・形はおたまじゃくし型です。 頭でっかちで、とても不細工・・・ エラにはメゴチのような突起があります。 腹側。 刺激するとエラを張り・・・こんな顔に・・・ 元ボクサーの鶴ちゃん(片岡鶴太郎氏)に見えてしまいます・・・(失礼)。 4月下旬。 磯を散策していたら何か小さな魚が・・・良くみたらアユカケ・・・体長1cmでした。 カマキリ。 カマキリと言う名称では、昆虫のカマキリを想像してしまうので、一般には“アユカケ”と呼ばれています。 磯で採取したのですが、通常川に生息し、産卵は磯で行ないます。 県によってはレッドデータブックに載るほど、個体数が激減しています。 鍋。 アユカケの他、磯で採取したカサガイ、クボガイ、フネガイと、ワカメを投入しました。 その他の具は、100均の鍋用野菜詰め合わせ、豆腐です。 貝類はあらかじめ茹でて身だけ取り出し、内臓は取り除いてから使いました。 アユカケはコトコトと煮込んでいたら・・・ほとんど鍋のツユに溶けました。 残った身と皮はプルプルでコラーゲンたっぷり・・・スッポンに近い感じでした。 コリコリと歯ごたえの良い採り立てのワカメも美味しかったです。