8月下旬。 全身ゴミだらけ・・・ではなく、全て体の一部・・・擬態しているのです。 2匹同時に写っている写真がありませんでしたが、体長20cm近いものと、それよりもやや小さいものの2匹がまるで、つがいのように寄り添ってました。 顔アップ。 牡蠣殻に止まったところ・・・どこまでが魚でどこから牡蛎なのか・・・ 手。 撮影のために、そ〜っと網に入って頂いた所。 腕は思った以上に長く、関節もあるので、まるで人間の手のように起用に動きました。 背中側から撮影。 どこから見ても不思議な生き物・・・ ハナオコゼ。 カエルアンコウ科のハナオコゼ属になります。 子供の頃に1度だけ5cm程度の個体を見たことがありました。ここまで大きく、しかも、2匹・・・ こんな事は、この後の人生2度とないなどと・・・手放すのをためらう気持ちもありましたが、それよりも、珍しい&貴重な生き物なので無事に繁殖してもらいたいとの思いの方がずっと強かったので、撮影が終わったらまた元の場所へそっと戻してあげました。 ※沢山捕れる魚ではないので、通常食用にはされませんが、毒は無いので食べる事ができます。 8月上旬。体長10cm程度。 網ですくって水面上に出すと口をパカッ!! 水中に戻すと口を閉じ、また出すとパカッ!! 面白くて何度もやってしまいました・・・ カエルアンコウ。 いつか水中で捕食する所を撮影したいものです・・・