サバイバル節約術


ハゼ <鯊・沙魚・蝦虎魚>





2月上旬。







7月中旬。



8月中旬。夕方。体長16cm程度のハゼが2匹釣れました。その他は小指程度のハゼなど・・・



海に続く川・・・ここは汽水域です。体長17cm超。
ここは大きなハゼが釣れる事で有名なようです。



10月中旬。橋の下。流れがヨレたり・・・周囲と違った流れのできる場所・・・エサを求めたハゼが集まってきます。釣っても釣っても釣れてきます・・・



11月中旬。

マハゼ。
最もポピュラーなハゼです。
尾ヒレの矢羽根状の模様が特徴です。
人によっては川魚のイメージが強い方もおられるかと思いますが、私は子供の頃から海で釣ってきたので海のイメージが強いのです。




不明・・・小型のハゼです。




1月中旬。体長17cm程度。
海に繋がる淡水の湖で網に入りました。
氷の様に水が冷たかったので動きも“のっそり”でした。
水槽に入れたら薄茶色になったり、黒くなったり・・・何度も体色が変わりました。





7月上旬。体長15cm。釣った直後。





7月下旬。
文字通り・・・子供と磯遊びをしていたら、ブロックの穴(ウロ)の中に魚の感触があったので、ブロックごと陸まで運んで逆さにしたら、この大きな2匹が出てきました・・・体長約20cm弱です。



9月中旬。15cm以上は十分にありました。
磯でジッとしていたので網を被せたら捕獲成功!! 今回はただの磯遊び・・・家に着く前に死んでしまうと思ったので逃がしてあげました♪



こんな所に居るはずない・・・と思えるほどの小さな隙間にも潜んでます・・・
あちこちの穴へ次々と仕掛けを入れ・・・そのたびに釣れる・・・楽しい!



10月中旬。一つ上の写真周辺で40〜50匹程度釣りました。

ウロハゼ。
マハゼとの違いは、下アゴが上アゴよりも出ている、後頭部に黒点があり、マハゼよりも全体的に黒いです。
マハゼに比べて身は軟らかいです。






磯で採った貝をエサにして岩場に仕掛けを入れたら釣れました。





黒い固体。
全体の形や僅かにラインが見えるのでアカオビシマハゼとしました。
胸鰭の白い色が特徴的です。



アカオビシマハゼ。
磯で釣れました。










ドロメ。
頭は平ら、体に白い斑点があります。
体長10cmを超える大型のハゼです。
穴釣りで釣れました。






アゴハゼ。
アオイソメをエサに磯で岩の隙間に仕掛けを入れると釣れます。
この個体は青い斑があります。ネットで調べてもその様な情報は見つかりませんでした。
目が丸く若干飛び出した感じがカエルっぽい・・・






不明。
3月下旬。堤防の岸壁で何匹か見掛けました。
大きさは10cm弱程度。全体にコロンと丸い雰囲気で可愛いです。




ヒメハゼ。
子供のマハゼか・・・と、持ち上げたらヒレを広げ・・・??
背ビレの二番目のトゲ(第一背ビレの第2棘)が長いのが特徴です。




釣り上げた直後・・・何!? この斑点・・・初めて見た♪



全体の雰囲気も普通のハゼとは少し違う・・・



クーラーに入れる前に海水に浸けて砂を落としていたら・・・ヒゲ!! 面白い♪

サビハゼ。




何ハゼだろうか・・・






8月中旬、体長3cm程度のトビハゼが僅かな干潟に3〜4匹だけ居ました。
胸鰭を腕の様に動かす事ができ、泥の上を腕で這って歩いたり、その名の通り・・・あちこち飛んで移動してました。
調べたら、ヨシ原の存在する干潟自体が減っているので、とても希少になっているようです。
煮干しなどにされるようですが、これはもちろん、観察するだけ♪

で!! 2年後別の場所で発見!! デカイ! しかもあちこちに大量に見つけたのです!





ふと気付いたら!! 水面をぴょんぴょんぴょん♪ 凄い!!







トビハゼ。
芦原で生活していて、水中には潜らず、乾いた地上へも行かず・・・湿った水際で生活してます。
手前の岸から向こう側の岸へ逃げる時も、決して水中には没せず、まるで水切り遊びの石の様に・・・ぴょんぴょんぴょん♪




ヒモハゼ。体長1cm少々。



これもヒモハゼ!?体長3cm程度。

ヒモハゼ。
河口の干潟に生息する小さなハゼです。
同じハゼの仲間なので、ここに記載したのですが、小さく、個体数も少なく、捕獲困難・・・などの理由からか・・・これは通常、食用にはされません。



ハゼ。
とても良く知られた魚だと思います。海〜河口域周辺に生息しています。
ハゼの仲間は470種程が知られています・・・
ヘドロの溜まった汚れた場所で釣れても、その身は美味しいと言う、不思議な魚でもあります。
口が大きく、動くものならば何でも食いつくので、エサを常に細かく動かして誘いを掛けます。1匹掛かれば、暴れるので、それが誘いになり、放置して置くだけで2,3匹は釣られて食ってきます。
エサは海中に浮いていると食いが悪くなるので、必ず海底に沈めます。
誘えば、人口エサ(ソフトルアー)にも食ってきます。
干潮から満潮に向けて潮が満ちてくるのに合わせて岸へ寄ってくると言われます。
秋頃になるとチョイ投げで入れ食いになるので、有名ポイントでは家族連れで賑わいます。
冬になると水温の安定した深場で過ごすので、遠投もしくは船で釣ります。
冬を越して育った20cm程のものは、竿をグイグイ引くのでとても面白いです。


釣り方:
赤い錘を使うと食いが良くなるとも言われ、市販のハゼ専用仕掛けでは赤い錘のものを良く見掛けます。
浮き釣りの場合も、必ずエサは海底に着く様に、浮き下を調整します。
玄人は釣趣を楽しむために手竿を使う方もいます。
私の場合は、そこそこ数を釣りたいので胴付き仕掛けで、上にも小型の錘を付けて、仕掛けを海底に這わせます。上の錘で海底をコツコツと叩いて、音で集めて、動かして誘い、食わせてます。
スレている場所では、ぎりぎり流されない程度の小さな錘に針1本のシンプルなものが意外と効果的です。



こちらは超シンプルな仕掛け。
一番下にナス型おもりを付け、針はおもりより極僅かに上になる様にハリスを結ぶだけ。
チャポンと仕掛けを落として1〜2秒で直ぐにクィックィッ!!と来ます。
もし反応がなければ、テンションをゆるめ、おもりを立てたり寝かしたり・・・コツコツと・・・音や砂煙などでおびき寄せます。
動くものならば何でも喰い付くので、良く動く活きの良いエサか、アクションが大事です。
アクションさえつければ、ソフトルアーでも問題なく釣る事ができます。



生ハムのエサ。
ネットを検索していたら、生ハムが結構釣れるとの情報!!
今日は、コンビニで生ハム(たしか¥200しなかった)を購入して、内湾の磯へ・・・
疑心暗鬼で・・・エサを付けて仕掛けを投入・・・直後!! 釣れた!! 
入れた瞬間に釣れる!! これは、アオイソメよりも釣れる!! 何これ!!
ハゼ釣りに限っては、生ハム最強です!!
アオイソメよりも良い点。
釣りエサ屋よりも多いコンビニで手軽に手に入る。
しかも金額が安い。セブンイレブンで¥200しなかった。
生ハム1枚で50匹以上釣れる。
エサ付けの際に千切ると手が汚れますが、アオイソメの内臓で汚れるよりも、生ハムで汚れた方が何倍も気分的に良い。
残ったエサは、そこそこ日持ちする上に、自分が食べても美味しい♪
これは、いつでも気軽に初めれて、いつでも止められる手軽さが◎♪



保存:



この方法を知っていると・・・家に帰ってから地獄・・・に、ならずに済みます。
クーラーボックスでシッカリ冷やして持ち帰ったハゼを、フリーザーバッグに小分けにし、水を入れて空気を抜いたら冷凍するだけ。
小分けにする際に、サイズを分けておくと、料理の際に便利です。また、どんな冷凍物もそうなのですが、金属のトレーに載せて急速冷凍できると◎です。
ウロコも内臓もそのままで良いので、超楽♪



捌く:



捌く前に塩でもみ洗いすると、ヌメリが取れて捌き易くなります。



ウロコを取り、頭の後ろから刃を入れて腹の皮近くまで切った後、手で頭を引っ張ると内臓まで取れて来ます。



開く。背中から背骨の両側へ刃を入れて取り除きます。
写真手前は背開き、奥は腹開き。どちらも、どうも苦手。慣れが必要か。
開いたら脇骨をすき取って完了。


料理:
天ぷらが美味しいです。その他、唐揚げ、南蛮漬け、甘露煮などなど・・・どんな料理にもあいます。
生きたまま家まで持ち帰れば、刺身にしてもとても美味しいです。

※汽水域(海水と淡水の混ざり合う河口域)に生息するので、淡水魚同様に寄生虫には注意して下さい。内臓周辺部から寄生虫が出てきた事がありました・・・





写真手前。







手前の白っぽいのは家に着いた時には死んでいたもの・・・
奥は生きた状態で捌いたもの・・・透き通る身です。
当然、透き通る身のものが最高!



磯遊びで偶然捕れたドロメ。
たった1匹でしたが、やや大きかったので刺身に。卵をもっていたのでこちらは湯通ししました。
身はヌルヌルとしてとても捌き難い・・・少しもったいない3枚卸しになってしまいました。
卵は甘味があり、とても美味しかった。 写真奥は磯で捕れた色々なエビ。



中骨(血合い骨)は身の半分ほどまで、すき取りました。皮付きも頂いてみましたが、臭みも無く、普通に美味しかった♪

刺身。
家に着いたときにクーラーボックスの中で生きていたら刺身で食べたくなります。
口に入れると、ほのかに甘みがあり美味しいです。
ヒラメやタイの刺身よりも美味しいとも言われます。




カルパッチョ。
柔らかく甘味のあるハゼの身。冷やしてサッパリと頂いても美味しいです。








手前が天ぷら。奥は天ぷらにしたハゼのアラ、小型のハゼや雑魚など。



マハゼ。



ウロハゼとマハゼ。

天ぷら。
大型のものは身だけ、小型のものは丸ごと揚げます。
シンプルに塩だけで、もちろん美味しいです。




体長7〜8cm程度のハゼ。



体長9〜10cm程度のハゼ。

素揚げ。
ハゼの料理で検索すると、揚げ物では天ぷらがほとんどです。
大きなものは内臓取って開いて・・・小さなものも頭と内臓だけは取って・・・
今日は、とにかく面倒!! サッと揚げてサッと喰いたい!! ・・・と言う分けで、失敗覚悟の実験!

1、ハゼは塩もみしてヌメリを取っただけ!!
  この作業も必要ないでしょう。
  ※今回、体長9〜10cm程度のものだけ、頭に一太刀・・・真っ二つに切れ目を入れました。
2、まずは低温で2分程度揚げます。
  油の温度が下がっても良いのでドバドバっと!
3、5分放置します。
  何回かに分けて揚げ、最初のものが5分を過ぎた頃ならば、そのまま次へ!!
4、2度目の揚げは高温で揚げて行きます。
  揚げ過ぎると焦げて濃い茶色になるので、テンポよくジャンジャン行きましょう!!
5、お皿に盛ったら、塩やポン酢などで食べるだけ!!

上の写真のように、体長7〜8cm程度のものと、やや厳しいかな?と思った体長9〜10cm程度のものも揚げてみましたが、どちらも問題なし!!
頭はサクサクでスナック感覚&身は柔らかくホクホク・・・ハゼはもともとそれほど骨の硬い魚では無いので全く違和感を感じませんでした。
肝心の味は・・・とても淡泊な風味のハゼ、内臓があると味&風味があります。
魚の内臓独特の苦み・・・この苦みも嫌みが無いほど僅かで、逆にビールの苦みにも合い、美味し過ぎる!!
例えるならば、めざし。めざしも背骨あり内臓ありなので似て当然なのですが、ハゼの方が(もちろん小型なので)ずっと、柔らかくて内臓の風味も穏やかでした。
意外にもシンプル&簡単で美味しく頂けました。





ハゼの卵を茹でたもの。写真右側。
大型のハゼのお腹の中から卵が出てきたので茹でてみました。
モコモコした食感であまり味はありませんでしたが栄養はあるかな?




頭は縦に割っておきます。



中骨、わき骨も捨てません。



写真 左上:頭、右:中骨、下:わき骨。
頭と中骨はジックリと二度揚げします。
かなりの大型も混ざってましたが食べれました。
サクサク、ポリポリとビールのツマミに最高!



骨せんべい。



磯遊びで、フナムシや磯の貝を使っての釣り・・・今回は、3匹しかハゼが釣れませんでしたが、その他、イシガニやクロダイも釣れました♪ 美味しい磯の巻貝(スガイ)も、もちろん、お持ち帰り♪



人差し指サイズならば、丸ごとサクサク頂けますが、それ以上になると頭などが口に残ります・・・
硬い部分は切れ込みを入れてシッカリ揚がるように工夫する事、2度揚げや、大きさによっては3度揚げにしても良いかも知れません。



ハゼのアラとニンニク。

唐揚げ。
身の唐揚げも当然、美味しいです。
残ったアラも残さず頂きましょう・・・カルシウム満点!
手軽な中骨の骨せんべいをお勧めします。
頭の唐揚げは、大型のハゼではやはり食べ難いのです。




姿揚げ。
たった一匹だけ釣れた貴重なハゼ。
ふと閃いて、カサゴのように片栗粉をまぶして揚げてみました。
2度揚げしたのに、アゴまわりのナンコツが気になって食べれなかったのですが、その他の部分は、サックサク♪そして、ホクホク〜♪
体長15cmはあったやや大きめのハゼだったので、もう少し小さいハゼならば良かったかも♪
もしくは、3度揚げに♪ おすすめ♪




唐揚げ(左)と姿揚げ(右)。
いきなり余談・・・2度揚げしたのですが、唐揚げは、みるみる色が変わるほどの高温・・・これに片栗粉をまぶした姿揚げのハゼを入れてもそれほど色が変り ませんでした。これは、片栗粉をまぶした姿揚げの方が、高温でサックリと揚げる事が出来ると、違いを知る事ができました。
今回使ったハゼは、ウロコを落としたら、エラと内臓を取り除き、頭を縦に真っ二つに、体は背骨にそって切れ込み(片側だけ)を入れました。
これが、どちらもサクサク〜っと美味しい♪ ビールに合う♪ どっちも好き♪




姿揚げ。
今まで姿揚げもやってきましたが、白身でシンプルでありながら美味しい魚・・・天ぷらが美味しいように、単純に塩味との相性が良いんです♪
と言う事で♪
やっぱり唐揚げばかりではなく、片栗粉を付けて2度揚げし、シンプルに塩で頂く姿揚げの方が、ハゼ本来の美味しさを堪能出来るはず♪
で、今年もまたまた作ってしまいました♪
ネットを検索しても、ハゼで姿揚げを作る記事が殆ど見つからないのは、ほんと不思議♪ 美味しいです♪






南蛮漬け。
これはもちろん!頭も骨も全て丸ごと頂けます♪
激熱の真夏に、サッパリと美味しく頂けました♪

作り方:
1、ニンジン、タマネギ、ピーマンは好みの切り方で刻んでおきます。
  (玉ねぎの辛みが苦手な方は、繊維に対して縦に切ると良いです。)
2、1で切ったものを、酢100ccに砂糖大さじ2、塩少々、醤油小さじ2、だしの素小さじ1程度の割合で作ったタレに入れておきます。
3、ハゼはウロコと内臓を取ったら片栗粉をまぶします。
4、ハゼを2度揚げしてアツアツ状態のまま、2で作ったタレにジュッ!!っと漬け込みます。
5、翌日から美味しく頂けます♪




大型のウロハゼの串焼き。塩。
身は柔らかく美味しいです。




串焼き。
夜釣りでハゼ2匹しか釣れなかったのですが、そこそこ大型♪
塩を振って串焼きに♪ お酒をちびちびやりながら頂くと良いです。
やっぱり白身の魚は塩焼きが美味しい♪ 残ったアラをお酒に浸けて骨酒にしても♪




塩焼き。
20cm弱のマハゼが釣れたので塩焼きにしてみました。
白身で柔らかくホクホクの身・・・塩との相性も良くこれは美味しい。




塩焼き。
フライパンで焼いたので、シットリ系です。余談、後からバーナーで表面をすこし焼きました。
柔らかくクセの無い白身・・・美味しく頂きました♪




ドロメの煮物。手前。
黒くて見た目悪い魚ですが、身は美味しいです。



マース煮。醤油少々も投入。美味しい。



マハゼ。



9月上旬、手頃なサイズのマハゼが沢山釣れる中・・・いきなりデカイウロハゼ!!
サイズを揃えて冷凍保存する中・・・完全にサイズ違いのウロハゼだけは煮て頂いたのです。

煮物。
やや小型までのハゼならば、じっくり煮込んで丸ごと頂けます。
白身で身離れ良く美味しいです。




甘露煮。
写真奥は、ヒイラギやヘダイの子供。
はらわたを取り除いて素焼きをしてからコトコトと砂糖多目でジックリ煮詰めます。
保存性が高まり、長期保存が可能です。




塩茹で。
左奥から、カサゴ、アナハゼ、カジカ、右奥からアカオビシマハゼ2匹、アゴハゼ、右はクボガイ2匹。
磯で塩蔵してあったアオイソメを使って釣りをしてみました。初めて塩蔵したアオイソメを使ったのですが、とても大人気・・・とても咥えることができないような小さな魚も沢山食べに来ました。





ハゼの身だけを丁寧に包丁で叩いた後、ショウガ、みそ、ネギを混ぜ、つなぎに片栗粉少々混ぜ、軽く茹でたら完成。



つみれ汁。
作ったハゼのつみれを、出汁、塩と醤油のシンプルな汁に入れて作りました。
シンプルなほど美味しい・・・ホッとします・・・




ハゼの骨酒。
骨酒と言えば、イワナが有名ですが、ハゼでも作っている人が意外といるのです。
しかも・・・手軽に釣れるうえに、もっとずっと上品で美味しいとの評判!!
早速、作ってみたら・・・これは、クセなくクドくなく、そして風味良し。
これはいくらでも飲めます♪



塩焼きしたアラを改めて炙り、泡盛に浸けました。
焼き魚の風味がお酒に移り・・・お酒もツマミもワンランクアップしました♪





捌いた当日はガスコンロの遠火でジックリ乾燥させました。



翌日1日天日干ししたもの。
これで完成でも十分だったのですが、この後、冷蔵庫で数日、さらに1日天日干ししてから冷凍庫で保存しました。

ハゼの焼き干し。

作り方:
1、ウロコ、エラ、内臓を取り除いて綺麗に洗います。
2、ここからは、好みの方法で乾燥させます。
  ・晴れの日は天日干し。
  ・雨・夜・不在時は冷蔵庫へ(庫内は低温乾燥状態なんです)。
  ・ガスコンロやオーブンを使う場合は、炎とだいぶ離して遠火でジックリ炙ること。
   こまめにチェックして焦がさないように注意!!
3、カラカラに乾燥したら完成です。
  ※冷凍庫に入れると長期間風味が失われません。




ハゼ(マハゼ)の焼き干しを泡盛へ。



ハゼ(ウロハゼ)の焼き干しを泡盛へ。
風味良く美味しいです。
私は漬けたハゼも勿体ないので・・・飲んでる途中でハゼ自体もそのまま食べてしまいます。




2023年1月。ハゼの焼き干しでお雑煮。
各地の郷土料理として焼き干しにしたハゼを使ってお雑煮が作られています。
具材にはいろいろなバリエーションがありますが、私は・・・子供の頃から食べていたもの・・・具は大根と白菜で、最後にカツオ節と青のりを掛けるのです。
そしてそして♪ 今回振りかけたカツオ節の代わりになるものは、釣ったサッパで作った魚粉、アオサは採取して乾燥させて砕いたものです。ちなみに、大根と白菜は頂き物・・・買ったのは餅だけ!!
見た目シンプルですが、これは美味しい♪

作り方(今回):
1、焼き干ししたハゼ6匹と昆布を鍋に入れて弱火でジックリ温め、沸騰する前に昆布は取り除きます。
2、大根、白菜を投入し、さらに煮ます。
3、焼いたお餅を投入し、お酒と醤油で味付けします。
4、好みの火の通り具合になったら、器にとってカツオ節、青のりを振りかけたら完成♪




出汁に使ったハゼの甘露煮。
雑煮と一緒に頂いたのですが、少し味気ない・・・やはり頭は食べ難い・・・
そしてそして・・・実はハゼの焼き干し、雑煮の他に甘露煮にも使われるんです。
で、今回は出涸らしですが甘露煮に♪
これは丸ごと全て食べれて味が染みて風味あり、美味しく頂けました♪




予め、お米は十分に水を吸わせておきます。
そこへ醤油、酒、みりん(米1合に各大さじ1程度)と生姜少々を加えた後、水を規定量入れます。
その上に、ハゼの身、とアラを入れて炊くのです。アラは炊き上がった後に取り除きます。
そのまま炊き上げるレシピもありましたが、アラを軽く炙って使うレシピも見つけてしまい・・・これは美味しそうだ♪
で、私はアラは炙ってから投入しました。



炊き上がった直後。 アラを取り除いたら、ザックリ混ぜて器に盛るだけ♪



ハゼの炊き込み御飯。
今回は、お米1合にハゼを20匹近く使いました。(アラは5匹分程度だけ♪)
ハゼの柔らかな身がご飯に合って美味し過ぎる♪ これならば、何杯でも♪






 

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