毒のある魚が釣れたときはメゴチバサミが必須です。 メゴチバサミで挟んだら・・・写真では分かり難いですが、青白い液が体表に出ました。 ハオコゼ。 トゲに毒のある小型の魚です。 毒成分は加熱すれば無くなります。加熱するまでは要注意! 毒があるので今まで釣れても逃がしていたのですが、味噌汁や炊き込み御飯、鍋で美味しく頂ける事が分りました。 釣り方: この小さくて毒のある魚を釣りたい人は居ないでしょう。 釣る場合は、流れが速くない時、隠れる場所のある岩場などが良いでしょう。 あまり魚が釣れない時に釣れる事が多いです。 味噌汁。 良い出汁がでて美味しいです。 白身のプリッとした柔らかい身が美味しかったです。 ちり鍋。ハオコゼは写真右側。 昆布とハオコゼ3匹を出汁に使いました・・・が、小型のクロダイ、メジナも投入しているので、どの程度出汁として貢献しているかは未知数・・・ 最近、ちり鍋にはまってます。とてもシンプルで釣った魚の風味を十二分に堪能することができます。 炊き込みご飯。 1、お米は十分水を吸わせておき、お酒・醤油を加えた水の量が適量になるように調整します。 2、具を入れます。昆布、ハオコゼ、今回はフグも投入しました。 3、沸騰するまで中火、沸騰したら強火で数分(吹き零れない様に注意)、その後、弱火にして15分程度、その後しばらく蒸らしたら完成です。 少しオコゲも出来て、これは凄く美味しい・・・しかも簡単! 魚は焼いてから投入するとまた違った風味になります。 姿揚げ。 塩を振った後、片栗粉を満遍なくまぶして低温からジックリ揚げていきます。 丸ごとサクサクと美味しく頂けます。 熱により毒は無毒化されていますが、トゲには気を付けて下さい・・・