8月中旬。体長20cm超。 薄暗い中での撮影でしたが、デジカメの補正でフラッシュ無しでも明るく写りました。 8月下旬。 磯遊びをしていたら、ゴンズイ玉を幾つか見つけました。 体長2cm程度のゴンズイの玉から体長3cm程度のゴンズイの玉まで・・・同じ時期に産まれたもの同士が集まるのでしょうか・・・ 群れで移動するので、群れ全体を網に追い込むと・・・みんな一斉に網の中へ・・・まさに一網打尽!! 刺されるのを覚悟でこの中へ手を入れてもこそばゆいだけで刺されませんでした。 強い日差しの下、黒と金色が綺麗!! 一斉に等間隔にゾゾゾ〜っと網の中から逃げていく姿に見とれてしまいました。 9月上旬。 1匹だけで泳いでいたのを掬いました。体長5cm以下でした。 10月中旬。体長10cm弱。昼間に釣れました。 純粋無垢の瞳・・・こんな顔して強烈な毒があります。 この色合い・・・私にはどうも寝巻き姿に見えてしまいます・・・子供の頃、親がこんな感じの寝巻きを着ていたような・・・ 11月上旬。 夜になると大分寒くなってきました。そんな時期に釣れたのは・・・ 何これ!? デカイ!! 体長23cm!! こんなの釣ったの初めて♪ 小物も混ざりますが、こんなサイズのものが何匹も釣れました。 クーラーボックスで持ち帰っても色合いはどうしても悪くなってしまいます・・・ これで釣り上げてから、まだ数時間後なのです・・・ 背ビレにあるトゲを拡大・・・僅かに溝があり、いかにも刺さり易そうです。 ゴンズイ 釣り人なら重々承知してます・・・触ると危険な魚として有名です。 ヒゲが沢山ある外見の通り、ナマズの仲間です。夜活動する夜行性の魚です。 小さな頃は“ゴンズイ玉”と呼ばれる状態になって群れて泳ぎます。 堤防の上に捨てられたゴンズイを良く見かけます。 毒は背びれと胸びれのトゲにあります。全部で3本・・・死んでも有効なので間違っても堤防の上に放置などしないように・・・ 釣り方: ゴンズイは夜釣りとなります。 好んで釣る人はまず居ないでしょう・・・みんな釣り上げると“またか・・・”となります。 釣れだすと次から次へと・・・仕掛けはアオイソメなどで、中層にすると良いでしょう。 毒のある毒魚ですが、その身はとても美味しいです・・・とても美味しい魚なので間違っても堤防の上に放置などしないように・・・とてももったいないです・・・ 料理法は味噌汁、蒲焼、柳川など。干してから焼いても美味しい。 卵。7月下旬。 サッと湯に通して醤油を掛けて頂いてみました。 1匹しか釣れず、たまごも1匹分・・・どんな味か・・・これは意外にも美味しい卵です。 ゴンズイばかり釣れてしまったら卵を集めて頂く事をおすすめします。 刺身。 偶然釣れてしまった小さなゴンズイ・・・ 同じ日に釣れた魚は刺身にしたので一緒に刺身にしてみました。 小さいので味は殆ど分かりませんでしたが、白身でとても柔らかな身でした。 ハオコゼ3匹とゴンズイ1匹を使いました・・・毒魚スープ・・・ 良い出汁が出て美味しいです。 味噌汁。風味良く美味しいです。白身の柔らかな身ももちろん頂きます。 味噌汁。つい・・・何度も♪ 焼き魚汁。 ゴンズイを火で炙ったら味噌汁にするだけ。 これも風味良く美味しい♪ 味噌汁。 野菜を一緒に使うと美味しいとの情報で作ってみました。 これは見た目も良く美味しい♪ 天ぷら。 夜釣りで大型のゴンズイが数釣れました。 ナマズは天ぷらが美味しいとの情報を得たので、ナマズの仲間・・・ゴンズイでやってみました。 美味しい・・・ふわふわでやわらかい・・・トゲと毒のあるゴンズイとは想像できないほどです。 柔らかな白身魚・・・ナマズでも美味しかった煮物にしてみました。 写真は一部。大きなものは20cm程度ありました。 とても柔らかく美味しいのですが、もう少し味が滲みこんだ翌日以降の方がもっと美味しいでしょう。 醤油ベースで、お酒、砂糖、みりんでコトコトコトコト・・・これが信じられない程美味しい! 一緒に釣れたカサゴ2匹と一緒に。ゴンズイは他にも沢山あります。 とても柔らかく、味の滲み込んだ身・・・美味しい! 2日間かけて美味しく頂きました♪ コラーゲン満載です!! 煮物。 とても柔らかく白い身で煮物にすると凄く美味しいです♪ ソテー。 白身魚だったのでソテーにしてみました。 皮つきのまま料理したら、とても柔らかい皮なので千切れて取れてしまいました。 柔らかくフワフワの白身・・・チョロッと醤油を掛けたらとても美味しい! 串焼き。 1匹しか釣れなかったゴンズイ・・・ 簡単な串焼きにしてみました。柔らかい白身はクセなく美味しいです。 お酒をチビチビやりながら頂くには良いかも。 塩焼き。 フライパンで焼いたので塩焼きっぽくありませんが、塩味も悪くないです。 デカイ個体が釣れたらおすすめ。 蒲焼き。 これは美味しい♪ 小さなゴンズイでは一口&身も柔らかいので、ある程度の大きさのゴンズイが釣れたらお勧め♪ 作り方:簡単バージョン♪ 1、フライパンに油を敷いて皮面から少しずつ焼いて行きます。 (いきなり焼き過ぎると身が崩れます・・・) 2、時々裏返して適度に火が通ったら・・・ 3、酒、醤油、みりん、砂糖を入れてジックリ煮詰めて行きます。 4、煮詰まってくると焦げやすいので注意!! 5、好みの状態になったら完成♪ ゴンズイ団子。 ゴンズイの身を包丁で叩き、小麦粉と味噌をそれぞれ少々加えて揚げました。 10月下旬、体長23〜24cm程のゴンズイ・・・捌いていると身の脂で包丁がベトベトになるほど・・・あまりの脂に上手く叩けませんでしたが、美味しすぎる・・・ この料理法・・・ナマズの料理として紹介されていました。同じナマズの仲間のゴンズイでの挑戦でしたが、お勧めできる美味しさです。 唐揚げ。 たった1匹しか釣れなかったゴンズイ・・・身も背骨も唐揚げにしました。奥はフグ。 ネットリとした脂があり、2度揚げしても身は柔らかいです。 20cm超のゴンズイでしたが、背骨はカリカリとなり美味しく頂きました。