5月上旬。橋の上から撮影。 30cm程度のフナの群れが泳いでました。 5月下旬。体長38cm。 卵がお腹の中に大量にありました。 6月上旬。 6月上旬。体長約5cm。 6月上旬。体長33cm。 4cm程の小ブナをエサにしたら釣れました・・・ 6月上旬。 30cm程度のフナ4匹が、川原の水溜りに取り残されていました。 逃げ場がないので簡単に捕獲成功しました。 6月中旬。 今年生まれた個体でしょう・・・2〜3cm程度の個体が沢山捕れました。 7月末。 ミミズを底に付けて狙ったら、5cm程度から15cm程度まで・・・さまざまなサイズのフナが釣れました。 底狙いだったので、テナガエビも僅かに釣れました。 8月下旬。干上がる寸前の田んぼ脇の水路にて。 体長3cm程度のフナが沢山捕れましたが、今回は全てライギョのエサに・・・ フナ。 ギンブナ、キンブナ、ゲンゴロウブナなどなど・・・まれに観賞用のものが野生化したのか、金魚の様に赤いギンブナを捕まえた事もあります。 ギンブナ・・・体長59cmまで。臀ヒレから急に細くなる。 キンブナ・・・体はギンブナより黄褐色、体長15cmまで、鱗は縁取られる。 ゲンゴロウブナ・・・体高は高く、目はやや下にある。 とても環境の変化に強く・・・飼育は容易です。毎日エサをあげていると、直ぐに20cm程度に育ってしまいます。 釣り: 完全に私の場合ですが、小型のものは網で掬うかモンドリなどで捕ります。 大型のものは釣るか2つの網で追い込みます。 身近な淡水魚で、色々な料理に使われます。 佐賀県では、年に一度ふな市が開かれ、多くの人がフナを買っています。その時に作られる料理が「ふなんこぐい」と呼ばれ、生きたままのフナを昆布で巻き、ダイコンと一緒に一昼夜煮込んで作ります。 代表的な料理は、鮒寿司、甘露煮、塩焼き、煮付け、天ぷらなどなど。 フナの食べ方: 魚の臭みは血液や体表のヌメリなどに多いです。 頭と内臓を取り除いたらお湯を掛けて体表を綺麗に洗います。 頭と内臓を取り除いて熱湯を掛け、ウロコを取ってから、3枚に下ろしてみました。塩を掛けて臭み取りをしてみました。 綺麗な色合いの肉です。 アユの住むとても綺麗な川で捕獲したフナ。 現地でエラを取り除いて血抜きをしてから持ち帰ってみました。 血抜きの効果か、かなり白身の肉でした。 ※背骨よりも上側(背側)には、Y時型の小骨があります。 料理に応じて、骨を取り除く、骨を避けて身を取る、骨切りする、あえてそのまま・・・などの方法にします。 最後の“あえてそのまま”作戦ですが、火を通す料理では、身が縮むので、その分、小骨が飛び出し・・・取り除くのが簡単になるのです♪ 状況に応じておすすめ♪ フナ料理: 白子。 これが!! 凄い!! 白子を初めて食べたと言うのもあるでしょう・・・何これ!! 美味しい♪ 春に37cm程のフナを網で捕獲し、頭の上から刃を入れて内臓を傷つけないように捌いている時に出て来たのです。 茹でてヌメリは丁寧に取り除いたら冷蔵庫で冷やして刺身醤油を掛けて見ました。 食べたら、見た目通り柔らかい・・・そして口の中に広がる超きめの細かいクリーミーな食感♪ もし見つけたら絶対に捨ててはいけません♪ 白子と真子。 春に3匹のフナを捕獲して捌いたら・・・オス1匹、メス2匹。 茹でて卵はほぐして和える感じで・・・醤油をチョロッと♪ これが!! 白子の柔らかくクリーミーな感じに、プチプチした濃い風味の真子のコラボ♪ 幸せ♪ 卵にマヨ+醤油。 こんなシンプルな食べ方で美味しい!! 残りはどうしようか♪ フナの真子(卵)とツナマヨパスタ。 茹でたパスタに、ツナ、マヨ、真子に、麺ツユ、塩コショウ少々、ネギを混ぜた具を載せるだけ♪ 具がちょい多めでしたが、ボリュームあり、真子とツナマヨが合い、パスタとも合う♪ これは美味しい♪ 卵の漬け。 今回は、茹でてほぐしてから使いました。 作り方: 1、卵に醤油・酒に塩少々を混ぜます。 2、容器に昆布を入れたら、1の卵を入れ。 3、また昆布、卵と・・・適度に昆布を混ぜながら容器に入れるだけ。 4、翌日からどうぞ♪ まずは、卵だけ・・・ チョロッと醤油を掛けるだけで美味しいです。禁断のマヨも♪ ご飯に。 醤油を掛けたら・・・ほっくほく〜何これ!!やばい!! 美味しさがハンパない・・・想像を遥かに超えました♪ アボガドサラダに。 魚卵(イクラや数の子)を使ったレシピを検索して見つけました。 この見た目で、不味いわけがないでしょう♪ 美味し過ぎ!! 作り方: 1、フナの卵は茹でてほぐしておきます。 2、アボガドは皮を剥いて適度に切ったら・・・ 3、マヨ、塩コショウ、摩り下ろしにんにくと和えるだけ♪ 唐揚げ。 背側に小骨が並び、少々食べ難いですが、普通に美味しい魚の唐揚げになりました。 唐揚げ。30cmのフナ2匹分。 普通に食される魚と違い、フナは思わぬ所に小骨が並んでいます。 今回は、大雑把ですが、3〜4mm程度の間隔で身に包丁を入れて骨切りしてみました。 低温の油で3〜5分揚げた後、良く冷ましてから高温でシッカリ揚げました。 少しの手間と気遣いで、やっかいな小骨が全く気にならず、食べだしたら止まらなくなりました。 これは美味しい・・・ 天ぷら。 魚と言えば、唐揚げが多いのですが、フナは天ぷらが美味しいとか・・・で、早速♪ 鮒には背骨以外の場所にも小骨が・・・時間を掛けて、そぎ落としながら・・・なんとか・・・ これが、臭みなく、塩を振って食べたら・・・美味しい!! さらにさらに・・・鮒と言えば味噌が合う・・・天ぷらに味噌のタレの組み合わせは“あり”なのか!? ネットを検索したら・・・見つけてしまった!! 酢味噌マヨのタレ!! (写真右上に僅かに写ってます♪) これを付けて食べたら・・・さらに美味しい!! この組み合わせ最高♪ 体長5〜7cm程度のもの。 体長10cm少々のもの。
小ブナの唐揚げ。 小ブナのイメージから・・・つい、甘露煮にしてしまいたくなりますが、今回は唐揚げに。 5cm程度のものはサクサクで美味しい!! 10cm程度のものは、中骨まで身を切り、頭も縦に切れ目を入れてみました。 ジックリ2度揚げしましたが、10cm程度のものは一部骨が残りました・・・3度揚げすれば食べれたかな? 一部食べ難かったのですが、全て丸ごと美味しく頂きました。 フライ。 フワフワのサクサク・・・これがフナ! 美味しいです。 味噌焼き。葉はオオバコ。 フナと味噌、合いました。美味しいです。 3枚に卸して味噌に漬けたところ。 少なかったせいもありますが、もっと食べたかった・・・ 30cm程度のフナ1匹分ですが、水分が抜けて大分小さく・・・ 西京焼き。 皮つきで作ってみましたが、普通に美味しいです。臭みも全く感じなくお酒に合いました。私の中でフナ料理の中でもおすすめ。 スズメ開きにした直後。カラカラに乾燥する前です。 鮒のすずめ焼き。 これはツマミに良いです。今回はやや甘露煮に近い感じに・・・って、よく見たら甘露煮と作り方同じ!! 風味良く、味わい深い・・・ビールよりも日本酒や泡盛などでジックリ頂きましょう♪ 作り方: 1、鮒を背開きにして内臓を取り除きます。 鮒は3cm程度のサイズのものとの情報もありますが、もっと大きな鮒を使っているものもありました。 今回は4cm前後の鮒でした。 2、ここで余談ですが・・・(レシピ中に余談など、世界初か!? なんて。) すずめ焼きとは!? 調べたら出来た料理がスズメの料理に似ているとか・・・そんな情報もありましたが、ふと・・・魚の捌き方のひとつに“スズメ開き”と言うものがありました。開き方はまさに上の写真の状態! 背開きなのですが、頭も真っ二つに切って開く捌き方でした。これがほんとの名前の由来では!? それはさておき・・・スズメ開きは料理法により、内臓を取り除くだけでなく、鱗も落としたり、腹骨を切ったり・・・僅かにバリエーションもありました。 今回は、内臓と鱗だけを取りました。 3、開いたらカラカラに乾燥させます。 どんな方法でも良いです。時間を掛けると腐敗する可能性があるので、最も手軽な方法で。 今回、私は冷風扇の衣類乾燥モードを使いました。丁度、天気が良ければ天日干しが良いでしょう。 4、カラカラに乾燥したら、両面を炙ります。 5、酒、醤油、みりん、砂糖で煮詰めたら完成!! フナのアラの味噌煮込み。 材料は、フナのアラと、ニンニク3カケ、大根だけです・・・残っていた食材だけ・・・ 水から煮込んで行き、丁寧にアクを取りました。 これは、信じられないほどに・・・美味しすぎる・・・汁を飲んでしまわない様に残して・・・次へ 煮込みうどんひやむぎ。 残っていたひやむぎをうどんの様に煮込んでみました。 やはり美味しい・・・コイの様に泥臭さは感じられず、しかも深みのある味わい・・・1滴残らずススッてしまいました。 フナを見る目が変わりました・・・ 味噌煮込み。 ショウガと一緒にお酒を大量に入れた水から煮込み、最後に味噌を沢山溶かし入れました。 今回は現地で血抜きをしたので、茶色いアクではなく、白いアクしか出ませんでした。 柔らかくとても美味しい・・・中の小骨も1列に並んでいるので、簡単に選り分けることができました。 味噌煮込み焼き・・・ 味噌煮込みして食べた残りは表面を焼いて頂きました。 こちらも美味しい・・・小骨を選り分けながらチビチビやるには泡盛が合います。 かぶと煮。 身は別の料理で使い・・・残った頭と胸ビレを使いました。 酒と味噌に、生姜少々で煮込んだだけですが、お酒をちびちびやりながら、身をつついて頂く・・・ このゆっくり流れる時間が贅沢・・・ ふな味噌。 いろいろな作り方がありますが、今回は簡単な方法で♪ フナと味噌は、やっぱり合います。今回は小骨までは食べれなかったのがやや残念・・・ 写真のように、身をほぐしたら、味噌の色に染まってました。 愛知県の郷土料理でした。もちろん、おすすめ♪ 作り方: 1、ウロコと内臓を取ったフナを水からフタをせずに2時間煮る。 今回は、鍋に入りきらなかったので、頭と尾を取りました。 2、砂糖と赤味噌を加えてさらに2時間煮る。 3、最後に大豆(茹でたもの:今回は缶詰♪)を加えてさらに煮て、ドロっとしてきたら完成♪ ※体長25cm程のフナだったので、小骨までは食べれませんでした。 もっと長くコトコトコトコト・・・・煮込むレシピや、圧力鍋を使うレシピ、トータルの煮込み時間が2時間のものもありました。 鍋に入れて煮ている所。 鮒こく。 現在では鯉こくのみ知られていますが、昔はフナやスッポンなどでも作られたそうです。 大きなフナで鍋いっぱい♪ 3日間掛けてフナの栄養を余さず取り込みました♪ 作り方: 1、フナはしっかり血抜きします。 2、内臓を破ってしまわないように、丁寧に筒切りにします。 3、筒切り状態のフナに熱湯をかけたら、表面の固まったヌメリや血を取り除きます。 4、鍋にフナ、酒(できるだけ多い方が◎)、水をひたひたになるまで入れたら火に掛けます。 5、アクは丁寧に取り除く。 6、最低1時間ほど煮込んだら、味噌を溶き入れます。 根菜類を入れても美味しいと言う事で、今回ニンジンを沢山入れました。 7、さらに煮込んだら完成♪ いろいろなバリエーションがあり、血を取り除かないもの、煮る際に初めから味噌も入れてしまうもの、煮込む時間は30分ほどから3時間ほどまで様々です・・・ 佃煮。まだ汁が多いので煮物に近いか? まる2日、綺麗な水で生かしておき、丸ごと料理しました。 小ブナ9匹、ドジョウ7匹、メダカ1匹が入ってます。 臭味も無く、味わい深く美味しかったです。 甘露煮。 小さなフナをじっくり煮込んで骨ごと・・・も良いのですが、今回はデカいので♪ 大きいと・・・殆ど浸かってない状態に・・・焦げない様に見張りつつ・・・汁をすくっては上から掛けてあげます。 大きいと小骨までは食べれませんが、その分、小骨も大きいので取り分けるのが楽♪ 味が滲みて美味しい♪