上がヒガンフグ。 下がコモンフグ。 ヒガンフグ。 20cm超。 ヒガンフグは褐色を帯びていることが多いのですが、この固体はあまり褐色ではありません・・・同定に迷いましたが多くの写真からヒガンフグと判断しまし た。 (このページの一番上に写っているヒガンフグの方が一般的なイメージです。) ヒガンフグ。 こちらはクーラーボックスで生きたまま家に到着しました。 上の固体は白っぽいのですが、段々と濃い色に・・・ 下の固体は黒っぽいのですが、段々と白っぽく・・・ ある程度、周りの環境に合わせて体色が変化するようです。 ヒガンフグ <彼岸河豚> 特徴:体は黄褐色から赤褐色を帯びる。大きな暗色班がある。 アカメフグより斑紋の数は多い。 春の彼岸の頃に良く獲れる。トラフグよりも美味しいと言われる。 毒性:内臓や皮膚は有毒(特に肝臓は猛毒)、肉は、無毒と言われていましたが、弱毒との情報もある上、東北地方で獲れたものは肉も猛毒となるため食べては いけません。 ネットで調べると食べれないとの情報や食べれるとの情報などいろいろ見つかる。 良く似た種:アカメフグ。 コモンフグ。釣った直後。 大型になると雰囲気が違う・・・躊躇しましたが、これもコモンフグ。 黄色味が強い個体。 臀ヒレが黄色い。 背中には細かなトゲがありザラザラしてます。 上記3枚の写真は同じ個体。やや黄色味があってコモンダマシに似ますが、コモンフグでしょう。 コモンダマシの白点はもっと変形していて、全体的にまだら模様に見えます。 コモンフグ <小紋河豚>。 特徴:斑紋はやや青味を帯びる。目の下部分にまで模様がある。 毒性:内臓や皮膚は有毒(特に肝臓は猛毒)、肉は、弱毒でヒガンフグ同様に東北地方で獲れたものは肉も猛毒となるため食べてはいけません。 ネットで調べると食べれないとの情報や食べれるとの情報などいろいろ見つかる。 良く似た種:コモンダマシ、ショウサイフグ、クサフグ、マフグ・ゴマフグの若魚 コモンフグは、ほぼ円形の小白点。臀ヒレは淡黄色。 コモンダマシは、さまざまな形の小白点。臀ヒレは黄色。背の小さなトゲの基部は顕著な微小白点。地色は薄黄色で様々な形の白点でマダラに見えます。東シナ 海で釣れるそうですが、未確認情報で横浜でも釣れたとか・・・気を付けましょう・・・ ショウサイフグは、臀ヒレが白い。 ナシフグ・・・体の横にある班の周囲は縁取られ、梨の花のよう。 ※コモンダマシ、ナシフグ(極一部の地域を除く)は食べれません。 別名:ナゴヤフグ。食べたら美濃尾張(身の終わり)の洒落から来てます・・・ 沢山釣ったフグの中に良く見たら若干違う模様の個体が1匹だけ混ざってました・・・上2匹がコモンフグ、手前がショウサイフグです。 背側はほぼ同じなので判断不能・・・横から見たときに目の下辺りの模様が違います。 ショウサイフグ <潮際河豚>。 コモンフグは、全て暗色に白色斑、ショウサイフグは、白色に暗色班となります。(暗色班がもっと分りやすい固体も居ます。) 特徴:細かな暗色班。目の下部分にまで模様がある。 毒性:内臓や皮膚は有毒(特に肝臓は猛毒)、肉は、弱毒。 良く似た種:ナシフグ、コモンフグ、コモンダマシ、クサフグ、マフグ・ゴマフグの若魚 ※雑種フグ: 地球の温暖化の影響で雑種のフグが見つかっています。 その一つ、ショウサイフグとゴマフグの雑種。 背中とお腹にトゲが無く、尻ビレが白いショウサイフグと、背中とお腹にトゲが有り、尻ビレが黄色いゴマフグの雑種が太平洋側で増えています。 どちらも筋肉(身)は食用にできるフグですが、雑種フグは必ずしも同じ場所に毒があるとは限らないと言う事で、厚労省は捕獲しても確実に排除する事としている。 クックックッ・・・っと鳴きながらお腹が膨らみます・・・ トゲトゲは尖ってないので痛くありません。ザラザラした感じです。 とても綺麗な目 クサフグ <草河豚> 恐らく釣り人に最も嫌われている魚です。 ハリスはもちろん、金属の針まで噛み切られる時があります・・・ 特徴:その名の通り、緑色っぽい。背側に白い点、体の横に黒い班。 毒性:肝臓、卵巣は猛毒、皮は強毒、肉は弱毒。 良く似た種:ショウサイフグ、マフグ。 フグ。 毒キノコ同様に、未だに死亡者が後を絶ちません・・・自己責任で。 有名なフグ毒のテトロドトキシンは、水に溶けやすいので皮を剥いたら良く洗うと良いようです。また、乾燥させて干物などにすると何故か分解されるとか。 釣り方: 陸からのフグ釣りは・・・サビキやアオイソメなど・・・何にでも喰ってきます。 他の魚が殆ど釣れない状況でもフグだけは大漁となることがあります。 殆どの釣り人は食べない(食べれないと思っている)ので、完全に外道&邪魔者扱いです。 それほど流れの速くない、潮がヨレて居る所などにアオイソメを中層に垂らすと良く釣れます。 夜釣りでは大型が釣れます。 ※このHPは決して素人によるフグ料理を勧めるものではありません。 種の同定は素人では難しい上に、フグの種類により有毒部位が異なり、調理にも技術が必要です。(知識・技術・経験が必要です。) 捌く場合は、フグの調理師免許を持った方に依頼しましょう。 種の同定を行う場合は必要以上に丁寧に。本だけの少ない種の中での判断は危険です。ネット等も駆使して可能な限り多くの情報(写真や見分け方、良く似た種 が無いかなど)から判断します。 骨(アラ)を利用する場合は、身が食用可のものを、ヒレを利用する場合は、皮が食用可のものにします。 また、釣って持ち帰るときは、袋で完全密封してからクーラーボックスへ・・・有毒のフグと一緒に持ち帰った魚を食べて亡くなられた事故もあったようで す・・・ ちなみに、もっとも毒性が強くなるのは産卵期の3月頃です。 フグの下拵え: 身欠き(みがき)にしたフグ。 この状態で、水分を取って冷蔵庫で数日寝かせても良いです。
フグ料理: 刺身。 上:コモンフグ。 下:ヒガンフグ。 下の皿が透ける様な薄切りでないのは御愛嬌・・・どちらも歯ごたえ良く美味しいのですが、身だけの状態にしてキッチンペーパーで包み、それをラップで包 み、冷蔵庫で数日寝かせると、弾力と旨みが丁度良く・・・美味し過ぎ。 ヒガンフグの刺身。 シロウトの厚切りなので、弾力(プリプリ)がハンパないです・・・ シャブシャブの要領で数秒湯に浸けて、表面が白っぽくなったところでサッと醤油を付けて食べたら、口の中で爆ぜて柔らかく・・・これは絶品。 最も美味しいフグと言われるのもこれはうなずける・・・ コモンフグの刺身。 歯ごたえ良いです。コモンフグはフグの中でもトラフグに次いで美味しいです。 ネギとの相性が良いです。 クサフグの刺身。 2晩冷蔵庫で寝かしました。美味しい・・・もっと欲しかった。 クサフグの刺身。 浜での投げ釣りで、最後の最後にやっと釣れたたった1匹・・・ただ、血抜きをしなかったので、真っ白な身ではありませんが、これでも美味しいです。 もちろん、血抜きをして丁寧に処理するほど、美味しくなります。 刺身。 20cm程度のヒガンフグとコモンフグ、10cm程度のコモンフグ6匹です。 釣ってから3日後です。 写真のもの全てを一晩で食べてしまいましたが、体調に変化はありませんでした。 美味しく頂きました。 コモンフグの刺身。 身は2晩寝かせました。長ネギの残りがあったのでスライスし、ポン酢を掛けて頂きました。 これが美味しくない分けがない・・・もっと欲しい・・・ ヒガンフグの刺身。 今回は30cm程度の大きなヒガンフグが釣れ・・・良く見たら、顔周りの筋肉も凄い! ・・・と言うわけで、大きな頬の筋肉や、喉周りの筋肉も今回初めて頂いてみました。 全身プリプリの筋肉なので、頬だけ特別と言う感じは受けませんでしたが、十分美味しく頂けました。 これは捨ててしまってはもったいない。 タタキ。 釣った翌日調理しました。 中はコリッと歯応え良く、外は柔らかく、香り良し・・・フグが少し焦げた風味・・・とても食欲をそそります・・・これは、ふぐ料理の中でも1,2を争う美 味しさです。お勧め!! ヒガンフグのタタキ。 表面が若干焦げる様に焼くと香ばしくてとても美味しい・・・ 大きなフグが釣れたら食べたくなります・・・ ヒガンフグのタタキ。 写真奥はギシギシ。何回食べても絶品!文句なし。 ヒガンフグのタタキ。 稀に釣れてデカイ・・・ボリュームがあるので、半身だけ使いました。 ヒガンフグのタタキ。ゴマドレ。 コモンフグとひがんふぐの炙り。 コモンフグのカルパッチョ。 葉は僅かに酸味のあるギシギシの若葉。 タレはゴマ油・豆板醤・醤油少々・砂糖少々。 コモンフグは2晩寝かしました。 これは美味しい・・・もっと欲しくなります。 ヒガンフグのカルパッチョ。 真夏に20数cmのヒガンフグが釣れたので、冷んやりサッパリと頂けるカルパッチョにしてみました。 フグの身は表面を軽く炙りました。これは美味しいです。 僅かに写っている緑はハマゴウの若葉。湯通しして柔らかくなればカルパッチョに合うのでは・・・との発想で茹でてみたのですが残念ながらこれは頂けな い・・・ハマゴウは肉料理に使いましょう・・・ ヒガンフグのカルパッチョ風。 スライスして水に晒した玉ねぎと一緒に、青じそ塩レモンのドレッシングを掛けて頂きました。 ヒガンフグは2日間、冷蔵庫で寝かせました。 美味しい・・・あたりまえか・・・フグは美味しい!! と、みんな知っているのに、釣れたら毒を持っている!! と、投げ捨ててしまう・・・勿体なさ過ぎ!!! クサフグ。 ヒガンフグのアラ。 網焼き。 僅かに焦げるように焼き上げるととても香ばしく風味良く・・・美味しいです。 醤油を付けて頂きました。 コモンフグ3匹とヒガンフグ1匹です。 こんがりと焼いたフグの身は香ばしくて美味しい・・・味噌を付けて見たら・・・ これは合います。特に涼しくなってくると味噌を使った料理が美味しい! クサフグ。チョロッと醤油を掛けて・・・美味しい!! コモンフグ。 串焼き。 西京焼き。 今回は少しシャビシャビのタレでしたが、美味しい・・・これは贅沢な一品です。 コモンフグのソテー。 バター醤油味でとても美味しいです。 醤油を少々付けながら頂きました。 手軽でおすすめ。 クサフグのムニエル。 文句なしに美味し過ぎる〜 ただ、クサフグを大量に食べた事が無い&身は弱毒とはいえ、毒性の強いクサフグなので、念のため、2日に分けて頂きました。 結果、もちろん体調に異状なし・・・若干、アホになったか・・・て、それは生まれつき・・・美味しいです。 コモンフグの一夜干し。 海水よりもやや濃い程度の塩水に30分程漬けて冷蔵庫で24時間乾燥させました。 写真の状態は軽く炙ってありますが、食べる時は気分でもっと炙って食べたり・・・ 刺身同様に身は引き締まって歯ごたえあります。 ※ヒレは食べてはいけません。 みりん干し。 ゴマが砕いたゴマしか無かったので見た目が少々違います・・・ 美味しい・・・食感は干し芋と全く同じ・・・味はゴマと味りんと醤油・・・ 和風のビーフジャーキーとでも言う感じでしょうか・・・ お酒を飲みながら食い千切って頂きました。 沢山釣れた時は一部を干して美味しく頂けます。 10cm無い程度のコモンフグばかりが大量に釣れるので、持ち帰って干物に♪ 翌日、炙ってみました♪ 白身のフグを炙ったら♪ 香ばしい風味が◎♪ 味付けなど無しでも十分美味しいです♪ 時々、気分転換に醤油を僅かに付けて♪ これは美味し過ぎる♪ コモンフグの唐揚げ。 揚げても身はブリッとしていて美味しいです。 ※ヒレは食べてはいけません。 ふぐちり鍋(てっちり)。コモンフグとショウサイフグ。 作り方: 1、水に出汁昆布を入れて沸騰前に取り除く。 2、フグのアラ(私は中骨のみ)を入れて4〜5分煮込む。 丁寧にアクを取り除き、煮込んだらアラは取り除く。 3、具を投入して煮込み、火が通れば完成。 今回は、フグ、ハタケシメジの他、野菜詰め合わせと豆腐を使いました。 これは、美味しい・・・絶品。 フグの身は、鍋に投入して他の具と一緒に煮込んだものと、一部は熱々の鍋でシャブシャブにして頂きました。 コモンフグのしゃぶしゃぶ。 鍋と一緒に頂きました。 今回は身を細長く切ってみました・・・鍋に入れると、クルクルとちぢれ・・・ラーメンの様な感じに・・・これはシャブシャブし易くて熱も通り易く良かった です。 口の中に入れるとプリプリで弾けて美味しい・・・お勧め。 しゃぶしゃぶ。 しゃぶしゃぶがとても美味しいのでまた挑戦しましたが、少々飽きた(贅沢・・・)のもあり、また、味噌が合いそうな気がしたので、しゃぶしゃぶ〜ゴマ味噌 で頂きました。 シンプルなフグにシンプルな醤油やポン酢でアッサリも悪くないのですが、時には、ゴマ味噌も美味しい・・・特に寒くなってくると良い感じ・・・これも強く お勧めです。 写真は、夜釣りで釣れた体長27cmのヒガンフグ1匹!分です。たった1匹でもこれだけあれば十分満足できます。 コモンフグのしゃぶしゃぶ。 12月下中旬。周りの釣り人みんなが今日は釣れない・・・そんな私もサッパリ・・・ただ、フグだけは釣れる・・・みんなボヤいてましたが、フグの美味しさを知っている私一人・・・思わず笑みが・・・最高!! これは美味し過ぎる・・・ ヒガンフグ(手前) 、クサフグ(右上)、ヘダイ(上)のしゃぶしゃぶ。 ゴマ味噌ダレで♪ 言うまでも無く・・・ほんと、美味しい♪ ただ、ヘダイは普通に刺身の方が良かったです♪ ふぐ雑炊。 ふぐちり鍋の後は、ふぐ雑炊が美味しいです。 塩や醤油、好みでみりんなどで下味を付け、ごはんと溶き卵を入れてネギや刻み海苔で。 ポン酢を入れた皿に取り分けて頂く方法もあります。 コモンフグの漬け丼。 作り方: 1、タレ作り。 醤油と麺つゆを1:1で混ぜ合わせ、下ろしショウガ、下ろしニンニクを入れる。好みで、ゴマ油やタカのツメ等も。 2、数日間漬け込んで御飯にのせれば完成!! 漬け込んだ身は、やや引き締まってました。スライスして使いました。 今回は、山で見つけたヤマワサビを摩り下ろしたもの、浜で見つけたハマボウフウを刻んだもの、頂き物・・・の焼き海苔を刻んだものをトッピングに。 手に入り難いヤマワサビや高級食材のハマボウフウを使った、とても豪華な“どんぶり”となりました・・・凄く美味しいです・・・ クサフグの漬けそうめん。 漬け丼の御飯を麺にしただけ・・・ですが、暑い夏は冷たい素麺が美味しいです。ワサビを添えてサッパリと美味しく頂きました。 クサフグの漬け。 薬味を掛けてそのままツマミにしました。 美味しいです・・・軽く炙っても美味しいかも。 鮨。 写真右上より時計回りに、フグ薄切り軍艦、フグ炙り、ネコマタ皮あり、ネコマタ炙り、サッパ皮あり、シログチ。 鮨の手作りは初めてです・・・何となく全体的に白っぽい・・・器は黒い色の方がシックリ来ます・・・ 全て釣った当日のものを利用しました。 他の魚も混ざってますが感想・・・ ・フグ薄切り軍艦・・・身がプリプリなので薄切りにして正解。美味しい。 ・フグ炙り・・・表面だけの炙りで噛み切り難かった・・・美味しいですが、 芯まで火を通すか、数日寝かした方が良いです。 ・ネコマタ皮あり・・・皮も美味しいので皮付きにしましたが、やや噛み切り難い ので、炙ったり、切れ目を入れた方が良かった。 ・ネコマタ炙り・・・美味しいです。 ・サッパ皮あり・・・小骨が気になる可能性があったので骨切りしました。 美味しいですが、酢締めした方がもっと美味しい。 ・シログチ・・・柔らかな脂の乗った身、これは美味しい。 キムチ漬け。 漬けてから3日、釣ってからは5日経ってます。 手作りのキムチは作った事が無いので、買ったキムチに混ぜて漬け込んだだけです。 見た目ほど辛くない・・・フグの身の甘味のためか、だいぶ“まろやか”です。 美味しいのですが、もっと辛くしても良い感じです。 フグチリ。 チリソースを使ってエビチリでなく、フグチリにしてみました。 シッカリ火が通ったのでプリプリ感はありませんでしたが、柔らかくて辛い・・・お酒にあい、美味しく頂きました。 シーチキン和え。 ヒガンフグはサッと湯通しし、シーチキンと和えて、醤油を少し垂らして頂きました。 淡白なフグの身は違和感なく、濃い味のシーチキンとも良く合いました。 大根おろしを掛けても美味しそうです・・・美味しすぎる・・・ マース煮。 塩と泡盛で作ります。出汁を少々使いました。 ふっくらと柔らかく、風味良く美味しいです。美味しい! 冷やし汁。 暑い夏は冷たくサッパリした冷やし汁が美味しいです。 フグはアミで焼いてから切り、冷やした汁に漬けて馴染ませました。 見た目が少し残念・・・具が少ない・・・でも、美味しかったです。 刻みネギや・・・刻みミョウガなど・・・想像しただけで美味しそう・・・いつかまた・・・ みそ汁。 美味しいフグを味噌汁に・・・少しもったいない感じもあったのですが・・・ これが!! 絶品!! 寒い冬には特に美味しい!! 暖まる・・・ ポン酢。 山で採取したアオミズを下拵えして湯通ししたヒガンフグと一緒に冷蔵庫で冷やしておき・・・頂くときにゆずポン酢を掛けました。 とてもシンプルですがあっさりサッパリして美味しいです。 ヒガンフグの煮付け。 水、酒、醤油、みりん、砂糖で煮汁を作り、沸いてから切り身を投入します。 味付けは、普段よりも濃い目に。ジックリ煮込まずに、濃い汁を付けながら頂きます♪ 筋肉質の身が美味しい♪ あっと言う間に消えて無くなり・・・ フグ雑炊。 20cm程度のコモンフグが沢山釣れました。 今回はそのうちの3匹を使って雑炊にしてみました。 周りの釣り人は“フグ=食べれない”と思い込んでいるようでみんな投げ捨ててました・・・ ダシ(昆布と・・・邪道ですが、鶏ガラとホタテのダシを少しだけ投入しました・・・)をとった汁に冷ご飯を入れ、暖まってきたら溶き卵を流しいれネギ(今 回はニラがあったのでニラにしました。)などを載せてフタをして蒸らせば完成。 いろいろアレンジし過ぎましたが、これも美味しい!! 絶品です!! おすすめ。 これは偶然できたフグの骨せんべい。(ヒガンフグとコモンフグ) 身欠きにして冷蔵庫で1日寝かせたフグ・・・これを捌いて身は炙りに♪ 残ったのは骨!! このまま放置したら異臭が・・・普段ならば冷凍庫へ入れるのですが、背骨だけ・・・何気にガスコンロの周りに置いたのです。 色々な料理を作るたびに炙られ・・・気付いたら! そうだった! 忘れてた!! 気付いたら1週間も!! 捨てるつもりで手に持って見たら・・・カラッカラのパリッパリ!! 試しに少しカジってみたらサクッ♪ 食感良く、香ばしいのでこのままお酒のツマミにしてしまいました♪ ヒガンフグの骨酒。 身を取って残った中骨をカラカラに乾燥させます。 飲むときに炎で炙ってこんがりさせたらお酒にジュッ!! と。 2018年になって初めて知りました。 これを捨ててしまうのは勿体ない! ショウサイフグの骨酒。 釣った魚は、内臓、皮、鱗、頭などなど・・・頂けるものは極力なんでも頂きます♪ フグに限っては・・・無毒の部分しか利用出来ないのですが、身以外は・・・せめて背骨だけでも♪ これは廃物利用なんてとんでもない!! 風味良いのでおすすめ!!