5月下旬。 5月上旬は水も澄み、まだ水温も低かったので見かけませんでしたが、この時は群れている所を見ることが出来ました。 7月中旬。 エラの後ろに黒い模様があります。 複雑な模様です・・・この色合いが池の中に溶け込みます・・・ 近くで掘ったミミズやタニシの剥き身をエサにして釣りました。 群れの中にエサを入れる度に気持ちよく浮きが沈み・・・入れ食いでした。 ブルーギル。初めて見たブルーギルに感じた事・・・海のメジナに良く似ていると思いました・・・小型は群れているのが目で見える、エサを投げると我さきに喰い付きに来る、体の形、鱗が硬いところなど。採取した場所により臭みが強いこともあると思います。 実は天皇陛下お墨付きの美味しさなのです。 ※特定外来生物に指定されたので、生きたまま持ち帰ると罰せられます・・・必ず締めてから持ち帰りましょう。 移入元のアメリカでは食用とされていますが、日本ではなかなか食用と認知されず・・・苦戦しているようです。 何度か使って残っていたサビキの針を一本だけ錘の十数センチ下に付けただけの仕掛け。 餌無しで針だけでも喰ってくると言われますが、時期・場所・時間帯・腕!!にもよると思いますが、なかなかなかなか・・・疑似餌でも何匹か釣っていると、だんだん見切られて釣れなくなります。 大きな個体(臆病&スレ)ほど、ジックリ観察されて喰ってきませんでした。 針を水面から落としていく間が、一番興味を引くようで、その時だけ良く釣れました。 2019年。 湖面にそっと近づいたら岸ギリギリに何匹ものブルーギルの群れが見えたので、急遽、再度挑戦! 一つ上の仕掛け・・・1年間ずっと車の中にあり・・・またまた取り出して再利用・・・ 今回は錘無しで道糸に結び、水面をちゃぷちゃぷ・・・スーッと近づいてきたらパクッ!! 何度も!! 小型ほど素っ飛んで喰って来て、大型になると1〜2cm程の間近かでジックリ観察してからパクッ!と。 時間を置くと別の群れが岸際をまわってくるのでいつまでも釣れ・・・途中で小型のものをエサにブラックバス狙い・・・ゆっくりリールを巻いてくると・・・遠くから別の群れがエサのブルーギルと一緒に岸際に集まってくる・・・そんな事もありました。 写真は捕らえたブルーギルをパラコードに通して生かしておいたもの。帰る時に締めました。 下拵え: 鱗と内臓を取り除き、コイの臭み抜きと同じ様にサッと湯を掛けて洗い、今回はさらに塩を揉み込んで数分したら洗い流しました。 写真は湯を掛けたので若干白っぽくなってます。 ※後日・・・当初は警戒して上記のように処理していましたが、この処理はしなくても大丈夫。 熱を通せば臭いは消えてしまいす。 ただ・・・釣った場所、季節、大きさ等により、臭いが残る可能性もありますので、初めて調理する場合は、この処理を行っても良でしょう。 塩焼き。 シンプルな故に味が気になりましたが、臭みなど全く無く・・・信じられない程に美味しいです。 白身がプリプリでまた食べたくなる美味しさ。 唐揚げ。 “まぶして焼くだけ”の唐揚げなので、いつもと違った感じですが・・・ 白身魚でふわふわです・・・美味しい。 唐揚げ。 体長7cm程度のブルーギルが釣れたので、丸ごと唐揚げにしてみました。 骨まで食べれる様に、背骨に反って身に切れ目を入れ、頭も上から一刺ししました。 サクサク&ホクホクで、美味しく頂けました♪ ソテー。 今更ながら・・・ブルーギルの定番料理、ソテーにしてみました。 トマトソースを作って一緒に頂きました。写真左上奥は一緒に炒めたツチグリです。 臭みなど微塵もなく、柔らかくホクホクの身・・・これがブルーギルだと誰が分かるでしょう・・・ ソテー。丸ごと。 ふっくらホクホク・・・3枚に卸さなくてもこのままで十分美味しいです。 お酒をチビチビやりながら頂くにはこちらの方が良かったりして・・・ 煮物。 白身で柔らかく美味しい・・・目隠しして出されたら、間違いなく“メジナ”と答えるでしょう・・・川魚とは思えません・・・ 煮付け。定番。 醤油、昆布つゆ、みりん、砂糖、水のタレで煮込んで作ります。 白身で身離れの良い肉なので、食べやすい♪ もちろん、美味しいです。
甘酢あんかけ。 たまにはこんな料理も・・・これは普通に食卓に上る美味しさ・・・これが何匹でも釣れる・・・ 作り方: 1、下拵えしたブルーギルに、酒少々を掛けたら塩コショウで下味を付けます。 2、5分経ったら、水分を取って片栗粉をまぶします。 3、フライパンに少し多めの油(大さじ2)を入れて焼きます。(少し揚げる感じ!?) 焼き上がったらお皿へ。 4、適度に切った色々な野菜をごま油で炒めます。 5、そこへ、出汁、醤油、砂糖、酢、生姜少々を加えて炒める(茹でる感じ)。 6、片栗粉小さじ2を水大さじ1で溶き、フライパンへ投入! 7、トロミが付いたら、お皿に盛ったギルに掛けるだけ。