サバイバル節約術


オニイグチ <鬼猪口>







6月末。傘の裏が真っ黒のものは、古いです。





6月末。





7月中旬。柄の隆起が凄い。





9月中旬。少し古い。





9月中旬。傘が開ききる前で傘裏が白いものが良いです。
これはオニイグチモドキの可能性も。



9月中旬。まだ傘が開く前!こんなのが沢山あったなら・・・

オニイグチ。
痛んで黒くなったイグチの仲間・・・だと思いました・・・
掴んでみると、意外とシッカリしています。
痛むのが早いので、食べ頃のものはあまり見つからないようです。
良いと思っても中がスカスカ・・・家に着く頃はウジが・・・とても傷むのが早いので、傘裏の白いものだけを採取します。







9月中旬。これも古い。

オニイグチモドキ。
しっかり同定するには胞子を見なければなりませんが、傘表面がトゲトゲしていたらオニイグチモドキです。
北海道など、地域によっては、傘の地色が白いものは、オニイグチ、黒っぽいものはオニイグチモドキとか。
ただ、殆どは、胞子を見なければ同定は困難としています・・・この同定も間違っている可能性ありです・・・





ちなみに、オニイグチもオニイグチモドキも、傷つけると赤く変色したのち、黒くなります。
写真は、切ってからだいたい・・・30秒ほど経ってから撮影を開始しました。
一番色の薄いものが最初に撮ったものです。
赤くなった時の写真は、そこから1分5秒後。
黒くなった時の写真は、さらに4分32秒後です。





バター炒め。
手前の真っ黒!! のキノコがオニイグチです。 焦げているわけではありません・・・
小型のオニイグチ2本です。奥はヤマドリタケモドキ2本です。
これは普通に美味しいキノコでした。





バター煮込み。
実は、7月中旬の激熱の中、朝一番に見つけてしまい・・・帰る頃には傷んでしまう!!
と、言う事で現地でスライスし干してしまったのです。
バターで煮込むと美味しいとの情報から、バターで炒めた後、ベーコンを堤防にして囲み、中央でグツグツと煮込んでみました。
これは風味良く美味しい! のですが、量が! まとまって採取できないのが辛いところ・・・




マリネ。
たったの1本だけ・・・でも!味わって見たかったのです・・・美味しい食べ方のマリネ♪
今回は、飾りで採取したエゴマを敷きました。
キノコ単体ではなく、その他の具も一緒に漬け込むと見た目も風味もさらに良くなります。

作り方:
1、汚れを落として適度にスライスしたら・・・
2、鍋に、オリーブオイル、水、酢、ローリエ、ニンニク、塩コショウを入れて15分程度、煮ます。
3、そこへ、スライスしたオニイグチを入れたら、弱火で15分煮ます。
4、粗熱が取れたら冷蔵庫へ。
5、当日でも頂けますが、2〜3日後が美味しいです。







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