サバイバル節約術


ナラタケモドキ <楢茸擬>





9月上旬。木の根元から。



9月上旬。木の幹から。



9月上旬。地面から・・・
現地では確認しませんでしたが、ナラタケモドキは、木から生えるキノコなので、恐らく、地面に埋まっている倒木から生えているはずなのです。



傘の細かな鱗片。

ナラタケモドキ。
その名の通り、ナラタケにとても良く似たキノコです。
猛毒のコレラタケにも似ているので、同定は兎に角、慎重に・・・
このナラタケモドキはナラタケ同様に料理されますが、出汁はほとんど出ないので、それを見込んだ料理にする方がベストです。
頂く際は、一度茹でこぼしてから利用します。

違いは・・・
ナラタケ(食用)      傘中央はやや平らかくぼむ。傘表面中央に鱗片。ヒダ白(古くなると褐色)。柄はポキッと気持ち良く折れる。ツバがある。
ナラタケモドキ(食用)  傘中央はやや平らかくぼむ。傘表面中央に鱗片。ヒダ白(古くなると褐色)。柄はポキッと気持ち良く折れる。ツバは無い。
コレラタケ(猛毒)     傘中央に突起。柄は中空。ツバは落ちやすい。ヒダは茶色。

その他、朽ち木から生えたものだけを採取することで、コレラタケに当たる確率を減らす(絶対ではない)事ができる。
傘表面の条線を確認するとの情報があるが、コレラタケも湿っていると条線があるので、惑わされない様に。





佃煮。
出汁の殆ど出ないキノコ・・・これは食感を楽しむキノコです。
味付けは濃い目にするのがおすすめ♪
柄の繊維がシッカリしているので、通常は傘のみを食用とするとの情報がありましたが、サバイバル生活では勿体ない!!
と、言う分けで・・・柄も適当に切って佃煮にしてみたのです。写真左上。
結果、どちらも美味しい♪ 濃い目の味付けで食感良く・・・お酒のツマミに最高♪






 

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