9月中旬。大型のマツオウジ。直径20cm。 4月下旬。15〜20cm弱。 本では初夏〜となってますが、こんな時期に見つけるとは思いませんでした・・・幾つかは既に古くなってました・・・ 小型のマツオウジ。 マツオウジ 傘表:白色。褐色の鱗片があります。 傘裏:白色でヒダ状、柄に垂生。ヒダがノコギリの刃の様にギザギザです。 柄:白色。かなりシッカリした柄でナイフでないと横に切るのは難しいです。 (縦には裂けやすいです。) その他:傘の径が25cmを超える事があるとても大きくなるキノコです。 ※現在、マツオウジとして分類されているものは、2種類のタイプがあるようです。一方の種類は、苦味が強く、中毒する場合もあるようです。 柄もカサもかなりシッカリしているので持ち帰るときにボロボロになってしまう事はありませんでした。初めはオオイチョウタケかとも思 いました。大型になる白いキノコ、傘裏はヒダ状で垂生、傘の表は絹糸の様な感じ・・・まさにその通りでした・・・が、マツオウジの存在を知って調べたら、 最大の特徴である、ヒダがノコギリの刃の様にギザギザになっているので訂正となりました。 言葉による表現には限界があります・・・ マツタケよりも食味が上と言われたり、山アワビとも呼ばれたりします。 今の所、私は当たった事がありませんが、要注意のキノコなので、下拵えで必ず湯通ししてから頂く事、初めての場所で採取したものは一度に沢山食べずに様子を見ることをお奨めします。 付け焼き。 醤油とみりんのタレを付けながらアミ焼きしました。 歯ごたえ良く、風味・味良く美味しいです。 天ぷら。 マツオウジの美味しい食べ方のひとつ、天ぷらに。 表面がパリッとして、中身はふわっとして、松の良い香りも♪ おすすめ♪ 炒め物。 ニンニクとタカノツメを油で炒め、油に香りが移ったら醤油を少々垂らして、適度な大きさに千切ったマツオウジを投入して炒めれば完成。 バター炒めでも美味しいようです。 白はんぺんのような歯ごたえと・・・味は・・・あまり感じませんでした・・・ ソテーに。 たった1本見つけただけで、このボリュームが素敵! 美味しいお酒のツマミになりました。 味噌炒め。 これは美味しい・・・コリコリと歯ごたえ良いです。 炒め物。 具は、マツオウジの傘と柄、ニンニク、玉ねぎ、タカのツメ、野草のアキノゲシも入れて見ました。 いろいろ投入したのですが、凄く美味しかった。 炒め物。 乾燥保存していたマツオウジの柄を水で戻し、ゴーヤを塩もみして苦味を弱め、ベーコンも加えて一緒に炒めました。 シッカリした柄はシコシコと歯応え良く、ゴーヤの苦味にベーコンの脂が絡み・・・これは美味しいです。 煮物。 コリコリした歯ごたえもそのままで出来ました。 美味しいです・・・が、これは個人の好みの問題で、焼いたり炒めたものの方が私は好きです。 こまめに火を入れれば数日間保存できるのが良いところ。 味噌汁。 味噌汁にしたら何故か苦味が出ました・・・これは失敗。 一度、茹でこぼしてから利用すれば良かったかも・・・ 鍋。 マツオウジ1本、ウズハツ1本を使ってみました。 その他は、100均の野菜詰め合わせ、ベーコン。 色々な出汁を投入したのでどこまで風味に貢献したかは・・・未知数・・・ ただ、とてつもなく美味しい・・・一気に平らげてしまいました。 串焼き。 いろいろな料理で食べてきましたが、私の好みもありますが、汁系よりも、炒めたり焼いたりした方が美味しいです。 汁系は何故か苦味を感じます。 少し焦げ目が付く感じで焼いて醤油で頂きました。風味良く、歯応え良く、これは美味しいです。 スパゲッティー。 マツオウジとしては中型のもの4つを使いました。 極僅かに苦味を感じる程度で美味しく・・・お腹いっぱいになりました。 キノコご飯。 マツオウジはキノコご飯にしても美味しいとの情報で作ってみました。 これはボリュームあり、風味あり、油揚げも味が滲みて美味しい!! 残りは翌日、冷やのまま頂きましたが、それでも変わらず美味しい!! 作り方: 1、炊飯器にお米と水を入れ、十分水を吸わせます。 2、マツオウジは通常の下拵え同様に一度茹でたら、適度に切っておきます。 3、油揚げも適度に切っておきます。 お米が十分水を吸ったら以降スタート。 4、炊飯器に入れた水が多い場合は、少し捨ててから5へ。 5、炊飯器に、酒・醤油・顆粒出汁を入れてから、水を通常の適量になるまで入れます。 6、さらに、切ったマツオウジと油揚げを入れたら炊きます。 7、ざっくり混ぜて器に盛ったら完成♪ 浸けた直後。 3ヵ月後。 マツオウジ酒。 シイタケを使ったシイタケ酒同様に、マツオウジでも出来るとの情報があったので挑戦してみました・・・結果、イマイチでした・・・土&キノコ風味とでも言うのか・・・クセがあります。 造り方は、1週間天日干ししてマツオウジと酒は1:1とし、1週間程度でマツオウジは取り出し、3ヶ月で熟成する。