サバイバル節約術


カラカサタケ <唐傘茸>





9月中旬。高さ20cm少々あったと思います。まだ傘が開く前♪



上から見たら・・・思わず手で包み込んでモミモミしたく・・・まるでパイオツ♪
見た感じでも分かるでしょう・・・このキノコ、傘を手で握っても元に戻る特徴があるのです・・・やれば良かった♪




日の当たる草むらなどに、ひょっこり生えます。
林道を運転中に気付きました・・・写真のものは20cm少々ですが、最大30cm程度にもなるのです。



ひょろりと長く、大きな傘。倒れてしまう事も多いようです。



可動式のツバ・・・こんな感じのエレベーターを何かで見たような・・・遊園地だったかな!?



10月上旬。



10月中旬。


カラカサタケ。
傘を手で握って離すと元に戻るので、「ニギリタケ」との別名があります。
良く似た毒の強いキノコがあるので、本によっては食用としておすすめしていないものもありますが、キッチリ判断すれば、これはとても美味しいキノコなのです。


傘表:茶色。表面に鱗片。
傘裏:ヒダは柄に離生し密。白色。
柄:可動性のツバがあり、ダンダラ模様があり中空。根元は太い。最大30cm。
肉:変色性はない。

ちなみに毒のあるカラカサタケは、
オオシロカラカサタケ:
  傘表:白色。
  傘裏:
  柄:模様は無い。最大25cm。
  肉:多少紅く変色する。
ドクカラカサタケ:
  傘表:白色。
  傘裏:
  柄:長くても12cm程度。模様は無い。
  肉:赤く変色する。
身近に生えるため、“うっかり・・・”食べてしまい、中毒(嘔吐・下痢・痙攣などの症状)してしまう人が意外と多いです。


料理:
カサはふわふわ、柄は繊維がシッカリしているので、別々の料理にした方が良いです。




天ぷら。
美味しい傘の食べ方の定番。
美味しい・・・小麦粉に米粉を混ぜて表面はサクサク〜ビールが美味しい。




柄の食べ方の定番。
単に焼いただけです。生食は中毒を起こす危険があるキノコなので、シッカリ火を通します。
ただの柄なのにとても美味しい。風味が良いのです。
決して捨てないように。




炒め物。
大きなカラカサタケ1本に、小さなハタケシメジも3本だけ混ざってます。
ベーコンと一緒にバター醤油で炒めただけ♪ これが美味しい♪
今回は、柄も適度に切って投入してしまったのですが、違った食感を楽しめて悪くない♪





 

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