サバイバル節約術


ヒラタケ・ウスヒラタケ <平茸・薄平茸>








1月上旬。





9月中旬。



12月上旬。



12月末。薄茶色のもの。大きなものは10数cmありました。



12月末。 かたまって生えている事もあります。





柄は傘の中心よりも偏る事が多く、ヒダは柄に垂生します。



根元は白い細かな毛がフサフサ。



柄を切って黒くないか確認します。

ヒラタケ。
1年中採取でき、どんな料理にもあい、とても美味しいキノコです。
ただ、良く似たキノコに猛毒のツキヨタケがあります。
間違って食中毒を起こす事がとても多いようです。
このキノコとの違いを必ず知ってから採取しましょう。
冬に採取できる貴重な食材でもあるので、是非、覚えたいものです。

ヒラタケの特徴:
1年中採取できます。冬にも!!
傘に粘性はなく、初め縁は丸まっていますが最終的に広がって波打ちます。
キノコの良い香りがします。
形は様々です。傘に対して柄は中心だったり偏っていたり・・・偏る事が多い。
ヒダは柄に垂生し、柄の根元には白色の短毛があります。

ツキヨタケの特徴:
冬には溶けてしまいます。
柄を切ると黒い部分があります。(若いものは無い事があります。)
ヒダと柄との境目に、リング状の隆起があるので必ず確認すること。
また、夜には光ります。

ムキタケの特徴:
傘自体が木に接して生え、柄は無いか、極僅か。
湿ると傘は粘性。
傘は柔らかく柔軟なので曲げても割れない。


下拵え:
このヒラタケ・ウスヒラタケは、他のキノコの様に軽く茹でる下拵えは不要です。
折角の美味しい成分が流れ出てしまいます・・・
汚れを取ったら、そのまま調理へ♪


保存方法:
汚れを落としたら、そのまま冷凍してしまうか、乾燥保存がおすすめ。





バターソテー。
今回は兎に角、シンプルに食べたくて・・・肉類も入れずに、ヒラタケのみで作ってみました。

作り方:
1、ヒラタケは、洗わずに汚れだけ落としたら、適度に切っておきます。
  汚れがひどい時はサッと洗ってしまいましょう♪
2、フライパンにバターを投入し、みじん切りしたニンニクを炒めます。
3、香りが出たらヒラタケを投入!!
4、醤油、塩コショウで味付けしたら、器に盛って完成♪




味噌汁。
ヒラタケとヨモギの味噌汁です。
どちらもサッと湯がいてから使いました。
柔らかくて風味あり、適度な弾力の食感が良いです♪




パスタに。
パスタに和えてみました。身はシッカリしていて適度な歯ごたえあり、風味も十分!!
これはまさに!! どんな料理にも合いそうです。







9月中旬。





10月中旬。
色の違いでヒラタケとウスヒラタケと早合点してしまいました・・・これは、どちらもウスヒラタケでしょう♪



恐らく桜の枯れ枝から生えてました。



極僅かですが、真っ白ではなく、微かに褐色。



10月下旬。



根元には僅かに柄あり。毛はない。



ウスヒラタケ。
色は濃い色から白い色まで・・・色々。
柄はあったり無かったり・・・します。
ヒラタケよりも色も厚みも薄いウスヒラタケですが、美味しいキノコです。
ウスヒラタケの中でも白色のものは、スギヒラタケ(毒)ととても良く似ているので慎重に同定します。


ウスヒラタケの特徴:
梅雨期から初秋に見られる。
主に広葉樹の枯れ木・倒木・枯れ枝などに発生。
はじめ淡灰褐色、のち白〜淡黄色、はじめから白色のこともある。
長さ約0.5-1.5cmの柄があることが多いが、無い場合もある。
ひだは柄に長く垂生し、枝分かれしない

スギヒラタケの特徴:
夏から秋に見られる。
★針葉樹で特にスギのコケや藻類で覆われている倒木で見られる。
傘のふちは内側に巻く。
ひだはかなり密で、枝分かれする。ひだは幅狭く、極めて密、しばしば中ほどから分枝する。
白色で柄はなく、基部には白色短毛が密生する。
以前は食用とされていましたが、2004年に中毒事故の報告が相次ぎ、59人が中毒、または 急性脳症となり、19人が死亡しました。

★最も確実な見分け方♪
 スギヒラタケは真っ白なので、薄く色付いているものだけを採取すれば確実です♪






バター炒め。
これは風味良く、食感も良い!!
もっとゴッソリ採取してくれば良かったと後悔しました・・・




ブタコマと一緒にバター醤油炒め。
柔らかく風味良く♪ 炒め物に加えても違和感なく、美味しく頂けます♪




ブタコマとマヨポン炒め。
美味し過ぎる♪




みそ汁。
風味良く、食感も良いです。
炒め物も良いですが、汁物が合う♪




中華スープ。
これは美味しい♪ 柔らかくて食感良くて風味もある・・・おすすめ♪
残りは、翌朝、ご飯にぶっかけ!! これも!! 美味しい♪ 朝から大満足♪

作り方:
1、ウスヒラタケは、洗わずに汚れだけ落としたら適度に切っておきます。
2、鍋にゴマ油をひいて、ウスヒラタケを炒めます。
3、水を入れて温まったら、鶏ガラスープの素、溶き卵を加えます。
4、器に入れて完成♪ 長ネギを入れても良いです♪






 

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