ここでは“ハツタケ”の仲間 (ハツタケとハツタケに似たもの) を紹介します。 9月中旬。 9月下旬。 2020年にして初めて見たハツタケ♪ ほんとの初タケ♪ 9月下旬。古くなると写真のように、傘が反りかえります。 痛んでなければ、これも頂けます。
傘裏のヒダは濃い色なのです。 ハツタケ。2020年現在も私にとっては縁遠い存在です・・・ 2021年にやっと・・・7個だけGet♪ 傷付くと赤い乳液を出した後、青緑色に変色します。 これが、とても特徴的で毒キノコにこの様な特徴のものは無く、しかも美味しい♪ので、初心者におすすめのキノコです。 10月上旬。 10月下旬。 アカハツ。 傷付けると赤い乳液を出しますが、その乳液は青緑色に変色します。 ハツタケに比べて傘の環紋は不明瞭です。 上から見るとハツタケにとても良く似てますが、裏返しても、こちらは表側と同じ色合いなのです。 ちなみに、本家ハツタケに比べたら味は落ちると言われます。 良く似たキノコ: ハツタケ:傷つけると赤い乳液が出た後、青緑色に変色する。傘裏は濃い色。 アカハツ:傷つけると赤い乳液が出た後、青緑色に変色する。環紋は不明瞭。 カラハツ:傘の縁に毛がある。乳液が辛い。 アカモミタケ:傷つけると赤い乳液を出すが、変色しない。柄に丸い斑点。 右がハツタケ、左がアカハツです。 ※右側のハツタケは、完全に成熟した状態で、色がやや薄めです。 傘の表よりも裏を見た方が、分かり易い♪ 下拵え: 塩水に浸けて虫だしをするだけで済ませます。 茹でて出汁を取るキノコなので、下茹で厳禁。 保存: 風味の抜けてしまう塩漬け厳禁。 虫出し&汚れを落としたら、そのまま冷凍庫へ。 焼きハツタケ。 ハツタケに塩を振り、お酒を少し入れたら焼くだけ! これが! ほんと当然ですが、ハツタケの風味が口の中に溢れます。 ハツタケ好きになったら是非♪ アカハツのオムレツ。 “日本のきのこ”にオムレツにするとあったので作ってみました。 下拵えで茹でて冷凍保存してしまったので風味が控えめで残念でしたが、美味しく頂きました。 チチタケ同様に保存する場合はそのまま冷凍してしまった方が良いでしょう。 もちろん、採取した当日が一番◎!! アカハツのオムレツ。パート2♪ 今回は採取したらサッと洗っただけで冷凍庫で保存。 解凍時に出て来た汁も使って作りました♪ オムレツっぽくないのは、私の料理のウデのせい♪ こ・れ・が!! 何これ! 美味しい♪ 全く嫌みの無いキノコの風味満載♪ これほどとは♪ 炒め物。 アカハツに、アカモミタケも1本だけ混ざってます。 その他、ノウタケとブタコマを使いました。 良い出汁が出る様に、初め水を少し入れて火に掛けながら炒め、醤油に塩コショウ少々で味付け。 これは美味しい♪ モツ炒めにアカハツを5〜6本投入♪ フライパンに水を入れてアカハツをゆっくり茹でながら水分を飛ばしていき、モツを投入して炒めました。 アカハツ比率が高いのでボリュームアップになった上に、旨味&風味アップ♪ これは美味しい♪ ベーコンと一緒に炒め物。(ハツタケ) 贅沢に、冷蔵庫にあったベーコンを炒めただけ!! これしか無かったのです・・・ ただ! ただのベーコンも風味良く♪ 良いツマミになりました。 アケビの肉詰めに。 今回使ったのは、ハツタケとアカハツ。 これが、めちゃめちゃ美味しい♪ 外のアケビの皮は柔らかく、苦みも僅かに感じるのですが、これが、中に詰めた、肉の脂と味噌にキノコの風味により、だいぶまろやかに♪ これはお酒に合います♪ 作り方: 1、ハツタケはみじんにし、ひき肉(今回は豚と牛)に、砂糖・みりん・味噌はそれぞれ同量程度としてフライパンで炒めます。 2、火が通ったら、アケビの内側に片栗粉をまぶして、1の具を詰めます。 3、爪楊枝で留めても良いのですが、私はタコ糸で♪ 4、フライパンに並べたら、弱火でじっくり火に掛けて完成♪ 私は上部にも熱が通るように、最初に少し水を入れ、蒸し焼きにしてから焼き上げました。 ポタージュに。 ハツタケを刻んで料理に使おうとした所・・・ちょっと多い・・・残りはどうしようか・・・で、ポタージュへ。 写真の様に白い色のポタージュが茶色になるほど大量に!! 見た目マズそう・・・が!! やっぱり美味しいハツタケ!! 美味しく頂けました♪ うどんの出汁に。 大きめのアカハツ5本と出汁昆布を沸騰しない程度の湯(60度が良い)でジックリ温めて出汁を取ったら、うどんを投入してさらに温め、醤油で味を調えたら器に盛って完成! ダシ取りに使ったアカハツを捨ててしまうのがもったいない気もしますが、うどんはとても美味しいです。 ハツタケを使った、ハツタケご飯!! これが、美味しいと言われるハツタケの定番中の定番の頂き方♪ これは、ほんと!! ありえんほど美味しい!! です♪ もちろん!! 超! おすすめ♪ 作り方: 1、ハツタケは水に浸けて虫だし&汚れを落とします。 2、鍋に入れ、醤油、酒、砂糖で煮込みます。 ご飯に載せて頂くので、単体で頂く味付けよりも濃い目が良いです♪ 3、煮込んで冷ましたら・・・兎に角、細かく刻みます♪ 4、これをアツアツのご飯に煮汁と共にぶっかけて、軽く混ぜながら頂くだけ!! 上で作ったハツタケのタレをラーメンに♪ 全部ご飯に載せるつもりで作ったのですが、どう考えてもタレが多過ぎる!! 残りは、翌日、生ラーメン(醤油味)に、ぶち込みました!!! これも、ほんと!! なんて美味しい♪ ハツタケ酒。(アカハツ) 生のハツタケに塩を少し振ったら火で炙り、熱燗に浸けて作ります。 キノコの風味満載! ただ、私には80点と言ったところ・・・ アカハツよりもハツタケの方が美味しいとの情報があるので、いつかハツタケで挑戦してみたいです。 ハツタケ酒。(ハツタケ) なにこの風味!! ハツタケの風味を知っている人は、大満足♪ でしょう♪ ただ、何も知らずに頂いたら・・・キノコなのか!? この独特な風味! 好き嫌いが分かれるかも!?