1月上旬。 木の葉が落ち、草が枯れ・・・見晴らしの良くなった川を散策していたら・・・キノコ! 真冬ですが、柔らかい・・・ とても特徴的な網目模様。 ハチノスタケ。 とても特徴的な管孔です。 傘は柔らかく柔軟ですが革質で丈夫です。 食不適ですが、出汁に利用できるとの情報を見つけました。 刻んでカラカラに乾燥させてから・・・アシグロタケのように・・・30分以上ぬるま湯に浸けたところ。 今回採取した3株分です。 そば。 そばの出汁に良いとの情報で作ってみました。 やや独特な風味が僅かに・・・出汁の取れるキノコとして有名なアシグロタケよりも、ランクは下との情報がありましたが、その通りな感じです。 2019年。小さいものばかりでしたが、十数個も採取出来たので・・・ 別の料理も良かったのですが、性懲りもせず・・・またまた キノコから出汁を取る場合は真水で・・・一昼夜漬けました。 そばつゆを作る際に沸騰前の状態まで温めてハチノスタケは取り出し、白出汁、醤油、みりん、酒、砂糖を投入しました。 ハチノスタケから出汁を取っているのに白出汁を投入するのもどうかと思いましたが、シイタケから出汁を取って蕎麦を作る時も普通に出汁も投入する&前回の経験からハチノスタケだけでは残念な結果になるだろう・・・との思いでやってみました。 そば。 リベンジ!? 茹でたそばに作った汁を掛け、カツオ節とネギを載せました。 結果!!! ちょっと独特な風味がありますが、悪くない・・・美味しいです。 この風味は考えを変えれば当然。 ハチノスタケを使ってシイタケの風味などを期待する事自体が間違ってる!! これはハチノスタケの風味。これが持ち味なのです。 2019年、ハチノスタケそばを美味しく頂く事が出来ました。