サバイバル節約術


チチタケ <乳茸>







7月中旬。
山の入り口に今年初のチチタケ!
大量に採れるかと思いましたが、この場所で2本採れただけで終わりました・・・




9月上旬。



9月上旬。
まだ傘が完全に開く前ですが、ヒダがこれだけ濃いと、恐らくやや古くなりかけでしょう。
さらに古くなると、ヒダがヨレヨレになり、乳液もでなくなるのです。







傷つけていなくてもポタポタと・・・何処にこれだけの“乳”があるのか・・・





9月中旬。





9月中旬。
これはまだ幼菌。ポキッと気持ちよく折れました。







この後も・・・一日中あちこち散策&散策・・・ヘトヘトになりながら・・・
あちこちで少しずつですが、いつになく大量に採取できたのでした。



緑色のコケに覆われた場所に・・・綺麗だったのでつい、撮影。
9月下旬。



10月中旬。





チチタケ。

傘表:褐色で中央がやや濃く窪む。
傘裏:白色、ヒダ状で密。
柄:褐色。
その他:傷つけると乳液を出します。時間が経つと褐色に。
     とても粘りがあるので手に付くと大変です。

良いダシが取れ、油を使った料理が合うようです。
生でも食べれるとの情報も見つかりました。

保存方法:
出汁(乳液)が命のキノコなので、乳液が失われない方法が良いです。
乾燥保存か冷凍保存がおすすめ♪
冷凍する場合は、傘と柄を分けてから保存するだけでなく、冷凍保存用の袋に入れたらモミモミして砕いてしまう方法もあります。





ヒロハチチタケ。
ビックリする位にヒダが粗いので、一目瞭然です。
こちらも同様に利用できますが、チチタケ最大の利点であるダシが出ないとか・・・




適度に千切ってフライパンに投入。



油で炒めた所。
色々な料理に使う前に油で炒めておくと風味が増します。





チチタケと野菜の炒め物。
味付けは砂糖と醤油のみ。独特の風味がありますが、旨みがあります。
食べ慣れてくると病みつきになることでしょう・・・
国内でも栃木の方には絶大なる人気があり、マツタケ以上の人気とか・・・




バター炒め。
いろいろなキノコを少しずつ・・・ごちゃ混ぜ・・・
チチタケ2個、ハタケシメジ2個、ノウタケ1個、タマゴタケ1個に、ウィンナーです。
ノウタケは普通皮を剥くのですが、面倒でそのまま・・・やはり剥いたほうが良いです。
風味良く美味しく頂きました。




チチタケとナスの炒め物。
チチタケとナスとの相性は抜群です。これは美味しい♪

作り方:
1、チチタケは細かく千切って油でジックリ炒める。
2、細切りしたナスを入れて更に炒める。
3、酒、みりん、醤油を加えて馴染ませたら完成!!




チチタケとナスの炒め物。
しんなりしたナスに風味&旨味が染み込んで・・・美味し過ぎる♪

1、フライパンでニンニクとベーコン(今回無かったのでウィンナー♪)、鷹の爪を炒めます。
2、ナスは細長く切って投入し、しんなりするまで炒めます。
3、ここで適度に切ったチチタケを投入します。
  今回私は細かく切ってしまいました。食感が悪いので、小さくしてみたんです♪
  火は弱めにしてジックリ炒めます。これで旨味がでます♪
4、醤油、日本酒を入れ、塩コショウで味付けして完成♪
  元レシピはオイスターソースを使ってましたが、無かったので省略♪





チチタケとアケビの味噌炒め。
チチタケとの最強コンビはナス・・・買おうと思っていたら、ふと・・・そうだ!! 冷凍庫にアケビが!これは!!
始めは味噌を使わずに作ってみたら・・・アケビの苦みが強すぎて・・・これはダメだ・・・で!
味噌を追加して炒めてみたら・・・だいぶまろやかになりました♪
ただこれは、ナスよりもアケビの苦みが自己主張するので、私の感覚ではややマイナスか・・・
完全に裏方にまわるナスの方が、やっぱり合う気がしました。




チチタケとひき肉の炒め物。
これは・・・冷蔵庫にあった食材を使っただけです。どんな具と一緒に炒めても美味しいと言う例え♪
使ったのは、合い挽き肉にニンニクの芽、チチタケに、エゴマの葉まで♪
これをゴマ油で炒め、酒・砂糖・醤油・塩コショウに、鶏ガラスープの素に鷹の爪まで♪
ちょいと、いろいろ入れ過ぎた♪ でも、美味しかった♪




甘辛煮。
美味しい・・・ひとつ口に入れて泡盛一杯・・・最高です。
この後、器に残った僅かな汁・・・インスタントラーメンに投入したら・・・美味しい!
とてもインスタントラーメンとは思えない味の深み・・・汁も残さず利用しましょう。




そばつゆ。
油で炒めてめんつゆに入れるだけ。
キノコの風味がはんぱない・・・美味しいです。
途中から卵も投入しました。




チチタケラーメン。
軽く油で炒めて味噌ラーメンに投入しました。
インスタントラーメンがちょっと高級に・・・味に深みがでました・・




油で炒めておいたチチタケを投入、その他は醤油、砂糖、みりんなど。



炊き込みご飯。
これは!! 想像を上回りました。 
熱々のホクホク状態で・・・信じられない程に良い風味が口の中に・・・
これほど美味しいとは思いませんでした。
ある程度の数が採れたら・・・また食べたいです。






鍋。
今回は、出汁にチチタケと市販の鍋の素を投入しました。
具は、自作のハゼのつみれ、釣ったスズキやカサゴの子供、採取したフユノハナワラビの他、
白菜、もやし、豆腐です。
とてつもなく美味しい・・・当然、残った汁は火を入れ、翌日、うどんと卵を投入して頂きました。




チチタケうどん。
美味しいチチタケとナスの炒め物をうどんの上に載せても美味しいとの情報で作ってみました。

作り方:
1、まずはチチタケとナスの炒め物を作ります。
  (上記参照・・・↑上の方・・・)
2、水を加えて沸騰させます。
  (半分をそのまま炒め物として味付けして食べたので、水を加えると薄くなります。薄くなった場合は、酒・みりん・醤油を追加。このうどんしか作らない場合はこの段階で初めて調味料を入れるか、予め濃い目で炒め物を作っておきます。)
3、お好みで、砂糖少々や、味噌を入れても良いです。
4、茹でたうどんに掛けたら〜召し上がれ♪





冷凍したチチタケをフードプロセッサーで粉砕!!
激安フードプロセッサーでは、これが限界か・・・もちろん、もっと細かくなっても良いです。



細かく砕いたチチタケをお米と一緒に炊くだけ!!
炊き上がったら、バターを入れて混ぜ、仕上げに醤油をチョロッと!!
ほんと、言葉ではどうやっても表現しきれない!! 最高♪

ここで、もちろん!!
上で砕いたチチタケを全てご飯に投入した分けではなく・・・残りの大部分は調味料作りに♪



フライパンに多めの油を投入して炒めました。これで取りあえず完成!!
これは、様々な料理に使える調味料です。



作った当日・・・シュウマイを炒めてみました。
チチタケの調味料を作ったフライパンをそのまま使い、作ったチチタケ油(←勝手に命名)の一部ももちろん、フライパンに残しておいて、シューマイに火を通しました。
食べる際には、極少々の醤油を付けて・・・!?!?!? めっちゃうま♪
次はどんな料理に使おうか♪ これは考えるのも楽しみ♪



豚肉と一緒に炒め物。美味しさのランクがひとつ上がります♪



味噌汁。風味が+αβγ!!



何これ!! ただのそうめんが美味し過ぎ!!



焼きそばにも合いそうな気がして・・・これは、美味しい♪ 



冷蔵庫にあった残り物の大根に、ずっと放置してたヤマイモのムカゴに、冷凍庫に残っていた最後のブタコマ・・・これらをチチタケ油で炒めただけ!! 味付けは、塩コショウ少々と醤油。
どんな食材もチチタケ油を使うと各段に美味しくなります♪



ちたけそば。
やっぱりこれをやらねば♪
2022年12月31日。冷凍保存しておいたチチタケを使って作ってみました。
チチタケを粉砕して使ったので風味満載!! そばと汁があう!!
そして汁を吸って柔らかくなったナスを合間に・・・最高の年越しです♪

作り方:
1、チチタケは上記方法で粉砕しておきます。
2、フライパンを熱したら、粉砕したチチタケとナスを入れて良く炒めます。
3、出汁を加えて煮たら、砂糖・しょうゆ・みりんを入れて煮たら汁の完成。
4、そばを茹でたら、作った汁を掛けて完成♪





 

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