彼方此方にありましたが、彼方此方で喰われてました。 ヒダが綺麗。 傷つくと赤い“乳”がでます。 湿っているとヌルヌルしてゴミが付着しまくり・・・乾くとそのまま・・・取れない! 10月中旬。ゴミ付きまくりで喰われてる・・・ 10月下旬。 11月中旬。やっぱりゴミだらけ・・・ アカモミタケ。 その名の通り、モミの木の見られる場所で見つかります。 傷ついた時に出る乳液は赤く、時間が経っても変色しない事で、他のキノコと見分ける事ができます。 アカモミタケと良く似ているキノコにアカハツがあります。 写真左がアカモミタケ。右はアカハツです。 似ていますが、一番分かり易い違いは、アカハツは傷つくと赤い乳液が出た後、青緑色に変色する事です。アカモミタケも赤い乳液が出ますが、赤いまま。 この2つを間違えても、どちらも食用なのは良い所。 天ぷら。 当日は汚れだけ取って茹でずにそのまま冷凍庫へ保存し、数日後、自然解凍して使いました。 自然解凍する時に出て来た汁も、旨味成分満載なので、衣を作るのに使いました。 写真左以外が、アカモミタケの天ぷら、左は、アカモミタケの汁を吸った衣が残ったので乾燥エビでかき揚げに♪ 自然解凍して水分が多かったからでしょう・・・もの凄い油跳ね!! バチバチバチ!! って!! で、出来た天ぷらは・・・ころもサクサクで中はジューシー♪ そしてなにより・・・キノコの風味がものすごい!! 口の中でぶわっって爆発する感じ!! これは信じられない程に美味しいです!! 今回は冷凍して作りましたが、採取した当日に作っても同じだろうか・・・ 次に採取できたら、間違いなくまた食べたいので、その時は結果を書きます♪ 豚肉炒め。 アカモミタケは適度に刻んで、たっぷりの料理酒でジックリコトコト煮込みました。 汁が少なくなってきたら豚肉を投入し、炒めながら最後にバターを投入し、仕上げに醤油を掛けて混ぜたら完成! 風味があって美味しいです。ジックリ煮込んでアカモミタケから風味を引き出すのがコツ。 鳥肉の炒め物に。 今回は、アカモミタケ3本を使いました。作り方はフライパンでニンニクのみじん切りを炒めたら、適度に刻んだアカモミタケを加え、マヨ、ケチャ、塩コショウを加えて炒めたら、適度に切った鳥肉を投入!鳥肉に火が通るまで炒めたら完成♪ その場の思い付きで作りましたが、これは美味しい♪ アカモミタケのオムレツ。 これはアカモミタケの定番料理♪ ほんと美味しい♪ 5本ほどのアカモミタケを微塵にしたら、多めのバターで良く炒め、溶き卵(2個分)を入れて半熟状態で仕上げました。 アカモミタケは、普通のキノコ料理のように絶対に!! 下茹でしてはいけません!! 乳液が命です!! 汚れもサッと洗う程度で、水に晒し過ぎない様に♪ これが!!! 何これ!!! ほんと美味しい!! これがあったら他の食べ物なんて、ほんと何にもなくても良いです!! 至福♪ アカモミタケ御飯。 アカモミタケは適度に刻んで、酒・醤油・砂糖で煮込み、炊き上がった御飯と混ぜるだけ。 こ・れ・が!! 風味満載! 御飯もキノコも口に入れたら・・・目の色が変わるはず! うどんに。 良い出汁が出る・・・コトコトジックリ煮込んで汁を作り、うどんにしてみました。 風味良く、美味しい! アカモミタケが口に入ると風味満載! 良いです。 パスタに。 ニンニクをバターで炒めてから、刻んだアカモミタケ、アラゲキクラゲ、ベーコンを投入して弱火でジックリ炒めました。 超簡単で、超絶です♪