ここで紹介するのは、食用“不可”藻類です・・・なのに、なぜ料理の写真が!? “海のものはほとんどが食べれる”と言う事も聞いた事があります・・・もちろん毒のあるものは除いて・・・ 実は食用とされるものは、手軽に採れる、沢山採れる、食べるまでの処理が簡単、当然ながら一定レベル以上の美味しさ・・・などなどの条件を満たしたものだけなのです。 毒はないが、味がいまいち、食感がいまいち・・・などなどの条件により食用にされなかった海藻たち。 私の気が向いたら・・・これら海藻も一度味わってみます。 キヌイトカザシグサ。 食用・有毒どちらの情報も見つかりませんでした。 一口だけ食べてみましたが味はありませんでした。 フシツナギ <節繋ぎ> 触った感じは、ややシッカリしたゴム製品のようでした。 食べた感じも、シャキシャキよりも、もう少し硬い・・・シッカリ噛んで頂く感じ・・・ですが、悪くはないです。 他の海藻と一緒にバリエーションとして添えて頂きます。 ショウジョウケノリ <猩猩毛海苔> 猩猩・・・オランウータンの毛の色だそうです。 とても細い・・・髪の毛よりもずっと細く細かい・・・綺麗です。 モヤモヤした赤い綿埃の様でした・・・各枝は互生や叉状に枝分かれします。 良く似たケイギスは必ず叉状に枝分かれするので見分けが付きます。 サッと茹でて酢醤油で食べてみました・・・ 間違って毛玉が口の中に入ってしまった様な・・・モワモワ感。 味は普通の海藻でした。 1本だけ取り出した所。 イシゲ <石毛> ゴワゴワとしています。試しに食べてみたら・・・やはりゴワゴワ。 味は磯の風味でした。 シリオミドロ もしくは ヒビミドロ。 シリオミドロとヒビミドロは種が違うのですが、外見だけでは判断不能です。 堤防の岸壁にも良く付いてます。 それなりにシャキシャキ感あり、それなりに風味もありますが、どちらもそれなり・・・です。 乾燥させたフクロノリ。 みそ汁。カラカラに乾燥させて軽く炙ってから使ってみました。結果、マズくはありませんが、やはりイマイチか・・・ ポテトチップに。 これはサッと茹でてカラカラに乾燥させた後、軽く炙って揉み砕き、ポテトチップと一緒に袋に入れてガサゴソと混ぜて作りました。 これが見た目が良い!! “のりしお”!! そして・・・風味も藻類の風味に違和感無し!! これは美味しい♪ ラーメンに。乾燥ワカメ同様に・・・サッと投入して栄養&彩りに♪ フクロノリ <袋海苔> 不定形ですが、丸く袋状です。 フクロノリ自体はシッカリしていて、とても食用にしようとは思えない感じです。実際されません・・・ 虫歯予防の成分が含まれているようです。 食用のフクロフノリとは別物です。私の感じでは、やはりもっと食べたいとは思い難いものでした。 ランソウモドキ <藍藻擬> ひとつひとつは2〜5mmほど・・・冬から春の間だけ潮間帯でみられます。 エナシダジア <柄無シダジア> とても細かな毛のような枝です。 全てクルンっと曲がってます。 光の加減で青白く光ります。 カイノリ 軟骨質で摘み採る時は爪で千切りました。コリコリとした歯ごたえ、ポン酢で美味しく頂きました。 ※フリカケなどに利用されるカヤモノリの事を一部地域ではカイノリと呼ぶようです。 ハネモ。 鳥の羽のような形をしています。 見た目かわいいのですが、水槽飼育では嫌われ者のようです。 ウミウチワ <海団扇> 僅かにシャキシャキ感はあるものの、厚みがたりず・・・硬めのフィルムのようです。 シッカリしているので噛むと細切れになったフィルムが口の中に広がった感じに・・・ 持ち上げて一部を水面に出したところ。ややシッカリしているので水面に出てもクタッとなりません。 1本の拡大。 写真奥はスガイなど。 火を通すと柔らかめになり、普通に噛み切る事も出来る極々普通の海藻でした。 お刺身などのツマとして利用しても全く問題ないです。 なぜ食用とならなかったのか・・・これは極稀にしか見つからないためでしょうか。 ホソジュズモ。 磯を散策していたら釣り糸がアマモに絡まってる・・・!? 超大量の釣り糸!? 良く見たら人間1人分のアフロヘアーの量・・・思わずヅラにしてみたくなりました。 枝分かれせず、全て糸状でらせん状でゴワゴワ・・・手ざわりも絡まった釣り糸そのものでした。 タマイタダキ。 押し葉にしたら綺麗でした。 カイゴロモ。 何故かスガイの殻にだけ着くようです。今まで沢山スガイを採取してきましたが、初めて来たこの磯でだけ・・・どれもこれもカイゴロモをまとったスガイだらけでした。