今まで色々調べた結果、食用に出来るのは限られたシダだけ・・・だったのですが、サバイバル本(ベア・グリルス)で殆どのシダ類は毒性の強いものは存在しないので食べる事ができるとか・・・ ここでは通常(救荒食としても)食べられないシダを載せますが、機会があれば食べて見たいと思います。 9月。胞子葉は長く伸びます。 マメヅタ。 こんな外見でシダ植物です。 やや湿気のある場所の岩肌にビッシリありました。 食用との情報はありませんでした。 8月上旬。 アカウキクサ。 用水路の水面にビッシリ・・・これでは、魚捕りになりません・・・ この外見・・・想像もしていませんでしたがシダの仲間だそうです・・・1つ1つは1cm程度です。 近くで見るととても細かい葉・・・シダ好きにはたまらない・・・かな? カタヒバ。 イワヒバ科で、良く似たものにイワヒバがありますが、イワヒバは全体がこんもりと樹状になるのに対し、カタヒバはその名の通り、片方にしか伸びません。 止血剤としての利用があるようです。 コシダ。 ウラジロに似ています。 カゴ編みの材料としての利用のほか、一部外国で薬としての利用があります。 2月中旬。 4月上旬。 ウラジロ。 2又の分岐を繰り返しながら成長します。 なれずしなどの他、様々な料理を作る際に敷いたり仕切りなどに使われます。 食べた感想: これはアク抜きが不十分だったようです。 重曹で10分程度だったか・・・茹でた後、一昼夜水にさらしたのですが、変化なしでした・・・ 表面の皮が厚く、アクが抜け難いのか・・・ エグミが残っていたので頂けませんでした。 またいつか挑戦するかも。 調べたら、上の記事から8年後でした・・・再挑戦!! 前回は、ただアクが抜けなかったと言うだけ・・・ならば・・・縦に半分に切って重曹でアク抜きしてみました。 アク抜き方法は、ゼンマイと同じで、水から茹でて重曹をひとつまみ入れたら自然放熱で一晩放置。数時間水に晒しました。 上の写真は、水に晒している所。 煮物。 今回は、ほぼアク抜き出来たのですが、それでも極々僅かに苦みがある・・・それだけならば良いのですが、他に風味を感じない・・・これは仮に苦みが無くても食べ難いと感じました。 (本来の風味がもしあると仮定して)風味を残してアクだけ抜く方法はあるのだろうか・・・ トウゲシバ。 民間薬としての利用や、最近では健康食品として注目されています。 物忘れに効く成分が見つかったとの情報も。 ホラシノブ 赤く紅葉します。水に浸して染色に利用されたようです。 また、薬として解毒に利用されたようです。 1月上旬。
4月下旬。 5月中旬。 10月上旬。 シシガシラ。 3月下旬。 お浸し。 炒め物。 ヤブソテツ。 食べた感想: 表面のカサカサ・・・これを取るのが面倒ですが、爪でこすって取るのでキズが付き、アクが抜けやすくなったかも。 重曹でアク抜き、一晩水に晒したら、普通に頂く事ができました。 これならば、どんな料理にも使える気がします。 ヘラシダ。 ヒトツバに良く似てますが、裏側を見ると違いが分かります。 山中の僅かな流れ・・・そこに面した岩肌に着いてました。 裏側。 コンテリクラマゴケ <紺照鞍馬苔> 分かるでしょうか・・・2番目の写真が分かりやすいです。 山の中のやや薄暗い場所に・・・辺り一面青い!! 何!? 近づいてよく見たら、青にやや緑が混ざった色・・・凄い色! の、シダでした。 中国原産ですが、各地で野生化しているそうです。 コバノカナワラビ。 ド素人で、よく見る形のシダは全部同じに見える・・・そんな状態での同定ですが、葉の光沢、全体の形、切れ込みなどからの同定です。 全体にトゲトゲしいイメージに光沢があり、硬い感じでした。 コバノヒノキシダ。 川沿いにポツリポツリと生えてました。 2又に分かれている葉も発見! トラノオシダ。 湖畔の藪の中で見つけました。 マツバラン。 ツタの這う崖のすき間に生えてました・・・山道から4mほどの高さだったので間近で見れず、望遠で撮影しました。 この変わった外見から、江戸時代から栽培されていたそうです。 ウチワゴケ。 絶対にコケだろうと思い、コケ図鑑を検索しても見つからん!! “コケ 傘状”で見つからず・・・“コケ うちわ状”にしてみたら・・・あった!!! なんと・・・こんな見た目でシダ植物だったのです・・・