サバイバル節約術


ワラビ <蕨>





4月中旬。





5月上旬。







ワラビ。
最も身近な“山菜”ではないでしょうか?
(同じく身近なツクシは山菜と言うより野草ですよね?)
手で簡単に折り取れる所から採取します。
私もまさかと思っていましたが、わらび餅は、このワラビの根から取れるデンプンから作られます。
韓国では、ゴサリと呼ばれます。


下拵え:



アクが強いので木灰や重曹を使って下拵えします。
アクは漢字で灰汁と書きます・・・灰を使って灰汁を取る・・・
簡単な方法でアク抜きしてます。
1、鍋に湯を沸かして火を止めます。
2、ワラビ投入。
3、小さじ1程度の重曹投入。
4、30分放置。
5、湯を捨て水を入れて一晩放置で完了。




左・上:ワラビとゼンマイをアク抜きしただけのもの。醤油やマヨネーズで。
右:ワラビの玉子炒め。




お浸し。
久しぶりに頂きました。たまに食べる時はシンプルに味わいたくなります。




ワラビのたたき。
味噌と一緒にたたいて完成。




ワラビとタラのたたき。
タラは手元にあったのでなんとなく・・・普通に美味しく頂きました。




わらび納豆。
わらび+納豆+焼き味噌(アルミホイルに味噌を載せて焼く)+ゴマ+調味料(お好みで)を包丁で切り混ぜて作ります。
美味しいです。御飯と一緒に食べても美味しいです。




わらびの納豆和え。
こちらは味噌を使わず、美味しい納豆の組み合わせの一つ、ネギと炒りゴマを一緒にして和えて見ました。
味噌を使わない分、アッサリ&サッパリとしてこれもとても美味しいです。




わらびのマヨネーズ和え。

作り方:
1、アク抜きしたら1〜2cm程度に切ります。
2、出汁と醤油で濃い目の味で煮ます。
3、一度冷まして味を滲みこませたら残った汁は捨てます。
4、マヨネーズを掛けて和えたら完成!!




巣ごもり。
今回は量が多いので卵2つ使いました。
これは美味しいです。お酒のツマミに最高!




磯巻き。
海苔の風味とワラビの風味、ネバネバ感、鰹節の風味・・・
これは美味しい。




納豆和えの磯巻きバージョン。
納豆と一緒に切り混ぜ、納豆のタレで頂きました。
これが美味しくないわけがない・・・




天ぷら。
本にやや育ち過ぎの葉でも僅かに丸まっている部分があるものは頂けるとありました。
今回採取したのは、まだまだ開く前ですが、だいぶ間延びしたものです。
天ぷらにするに当たり、その前にアク抜きするべきかどうか・・・普通の野草ならば、アク抜きの必要はありません。
ただ、重曹でアク抜きするほどアクの強いワラビ。ネットで調べても良く分かりませんでした・・・
が、アク抜きするべきとの情報があったので、今回はアク抜きしてから揚げてみました。
これは風味良く美味しく頂きました。




ワラビと肉の炒め物。
肉と一緒に炒めると美味しいです。




わらびと豚肉のネギ味噌焼き。
これは、凄く美味しいです。
ワラビと味噌は相性が良いようです。また、炒め物は肉が加わると格段に美味しくなります。




炒め物。
手元にある食材、ネギとウィンナーを使い、中華風の味付けで炒めてみました。
アッサリシンプルで美味しかったです。




ワラビの玉子焼き。
今回は新しいワラビを使いましたが、塩蔵したものを戻して作ったものの方が美味しい気がします。




撮影用に汁を減らしてます。



ワラビの味噌汁。 
定番料理のひとつ。美味しいです。




そば。

作り方:
1、ワラビの醤油漬けを作ります。
2、ワラビの醤油漬けを細かく叩いておろしショウガを少し加えます。
3、そばに載せたら食べるだけ!!

※ワラビの醤油漬けの作り方:
1、酒・醤油・みりんを火に掛けて沸騰する前に止めます。
2、冷めたらワラビを投入して5日ほど経ったら完成!





卵掛けごはん。
色々な組み合わせで、ほんと美味しく食べれる・・・卵掛けご飯は大好きです♪
今回は、刻んだワラビで♪ もちろん、美味しい♪l

作り方:
1、ワラビはアク抜きして刻みます。
2、ごはんに刻んだワラビ、よく混ぜた納豆、刻みノリを載せます。
3、最後に生卵を載せて、醤油を掛けたら完成♪
  ※バリエーションは無限♪ カツオ節を掛けたり、醤油の代わりに麺ツユとか、マヨを加えたらまた違った感じになると思います。





わらびの炊き込みご飯。
風味良くこれは美味しいです。

作り方:
1、お米に水を十分吸わせておきます。
  その間に、アク抜きしたワラビと油揚げは適度なサイズに切っておきます。
2、炊飯器に水を吸ったお米、醤油、酒、だしの素を加えてから、水を適量になるまで追加します。
3、さらにワラビと油揚げを投入したら炊くだけ!!
4、ザックリ混ぜて器に入れたら完成!!




ワラビの塩蔵:



容器の底に塩を敷き



ワラビを入れ、塩を掛け、ワラビを入れ、塩を掛け・・・と繰り返します。



数日して水分が出てきたら捨てて、また最初と同じ方法で塩で漬けて冷暗所で保管します。



翌年1月に取り出して水で洗ったもの。水分が抜けてしなってます。
水に入れて火に掛け(ここで塩分の抜けを良くするために“呼び塩”をしても良いです。効果の程は???)沸騰する前に火を止めて自然に冷まします。



戻ったワラビ。水を吸って膨らんでいるのが分かるでしょうか?
色が茶色で風味も若干失われていますが美味しく頂けます。




煮物。
戻したワラビを使って切り干し大根と一緒に煮ました。
柔らかく美味しいです。




干しワラビ:



通常通りにワラビのアク抜きをしたら天日で干すだけです。
途中で手で揉むとさらに良いようです。



戻し方は、水から茹でたらこぼし・・・を3回くりかえしたら、一晩水に晒すだけです。
こちらも途中で手で揉むとさらに良いようです。




干しワラビの五目煮。
具は、ニンジンとコンニャクです。シイタケ、油揚げ、インゲンなど、お好みの具を投入して下さい。
具をゴマ油で炒めたら水を加えて沸騰させ、好みの味付けをしたら完成です。
これはやはり定番の料理です。素人が作っても美味しい・・・おすすめ。




煮物。
美味しいです。おすすめ♪

作り方:
1、ワラビは水で戻したら5cm程度の長さに切っておきます。
2、ニンジンと油揚げも適度に切っておきます。
3、フライパンにごま油を投入し、硬いニンジンから炒め始まます。
4、全ての具を投入したら、水、出汁、醤油、みりん、砂糖を投入して煮詰めたら完成!!




 

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