2月中旬。海岸沿いの藪の中で見つけました。 これは最初に見つけた時。この時は地中があんな事になっているなんて思いもよらず・・・ 写真は、左側に生えていたタマシダを持ち上げ、右側へめくった状態です。 右側は株の根っこ側(裏側)が見えている状態。これが左側にあったのです。 2月上旬。こんな真ん丸なものが、コロコロしてるなんて♪ 3月下旬。 タマシダ。海岸近くなどの乾燥した場所を好んで生えるシダです。 これは、沖縄の山菜類データベース(平成30年4月 沖縄県農林水産部 森林管理課)に載っていました。 食べ方は“生”で、そして味は甘く爽やかとか!! 1年通して、いつでも頂く事ができるのは良い所。 若葉が食用になるとの事で若芽を採取してみました。 (一番左は最終的に却下しました・・・これらは4〜5cm程度です・・・小さくて細い♪) 一番無難と思われる天ぷらに♪ 普通に美味しく頂けましたが、まあ普通に野草の天ぷら的な・・・しかも小さい♪ 水で洗っただけのもの。サバイバル状況下ならば、これで十分過ぎるでしょう。 この部分は、“塊茎”と呼ばれます・・・と、言う事は“茎”!! よく見ると、ほんと!! シダ独特な“茎”そのものなんです。 薄茶色のフィルム状のものが全体にビッシリ!! ティッシュで擦って表面を綺麗にしたもの。 半分に切ってみたもの。実ではないので、種は無し! 茎ですが、強い繊維はありません。 まずは“生”で♪ 前情報では、甘くて爽やか・・・甘くて爽やか・・・パクッ♪ これは確かに僅かに甘い♪ そして食感はナシのような♪ そして爽・や・か・・・!? 口に入れて暫くすると、口の中がシワる!! 口の中の皮膚が縮む感覚!! 渋い!! そして、地中のものなので当然か・・・土風味も。 甘くて爽やか・・・この前情報だと、かなり美味しそうなイメージですが、実際には・・・あまり生で食べたいとは思えないです・・・ 浸けた直後。 約1年1ヶ月後。 タマシダ酒。オリジナル。 これは極僅かですが渋味がありました。この渋味は、さらに寝かせる事で美味しく変わる・・・かも!?