3月下旬。 11月上旬。 11月中旬。 ヤブコウジ <藪柑子>別名:ジュウリョウ <十両> 実。4月。冬に熟すので、これは奇跡的に残っていたものか・・・ 花。5月中旬。 アリドオシ <蟻通し> 別名:イチリョウ <一両>。 赤い実が沢山成るものから順番に、万両〜一両まで名前が付いてます。 この中で食用となる実はマンリョウとセンリョウです。 どれも赤い実を付け、実が沢山成る順に呼ばれます。 万両:ヤブコウジ科。葉の周囲が波打ちます。食用。 千両:センリョウ科。これのみ葉の上に実が成ります。これは食用。 百両:ヤブコウジ科。カラタチバナ。葉は細長い。 十両:ヤブコウジ科。ヤブコウジ。葉の周囲はギザギザ。 一両:アカネ科。アリドオシ。トゲがあります。 ツツジ科のアカモノを一両とする説もあります。 9月中旬。 ツルアリドオシ <蔓蟻通> 地面を這う小さな草です。 4月下旬。 5月上旬。 5月中旬。河原にて。 6月中旬。 7月下旬。 (去年9月中旬。) ジャケツイバラ <蛇結茨> 黄色の目立つ綺麗な花です・・・そして、一番下は、去年の秋、木にマメが成っていたので撮影したものです。その時は名前が分からなかったのですが、今回撮 影した花により、名前が分かりました。 幹には凄いトゲが沢山あるため近づかない方が良いです。 サルトリイバラと言う名前の植物がありますが、地方によっては、この木をサルトリイバラと呼ぶそうです・・・ 3月上旬。 12月上旬。 イヌツゲ <犬黄楊> ツゲとは全く別の種です。 ツゲ:葉は対生。葉にギザギザ無し。 イヌツゲ:葉は互生。葉は僅かにギザギザがある。 因みにツゲは印材(印鑑の素材)として有名です。 2月中旬。 3月下旬。 4月中旬。 ヤツデ <八つ手> 子供の頃に読んだ絵本、“だるまちゃんとてんぐちゃん”を思い出します・・・ 葉を薬用として利用する事ができます。 3月下旬。 6月下旬。 ヤシャブシ <夜叉五倍子> 果穂はタンニンを含み、五倍子(フシ)の代用としても利用されました。 3月下旬。 レンギョウ <連翹> 実は薬として利用できます。 10月下旬〜11月上旬。 コウヤボウキ <高野箒> 名前が判明するまで大分・・・掛かりました・・・ 散々調べても判らず・・・しかも、別の調べ物をしていて偶然・・・ 小さな線香花火の様な花の植物です。 3月上旬。 3月中旬。 3月下旬。 11月上旬。 ミツマタ <三椏> 和紙の原料で、紙幣に使用されています。 花やつぼみは薬として利用されます。 6月中旬。 7月上旬。 9月上旬。 10月下旬。 11月上旬。 12月上旬。 ナンキンハゼ。 実にはロウ成分があるのでハゼの様にロウを抽出することができます・・・中国原産なので、ナンキンハゼと呼ばれるようになりました。 種子は有毒なので間違っても食べないように。 1月上旬。 花。4月下旬。 11月下旬。 トベラ <扉・海桐> 葉は皮膚病の薬として利用されました。 5月中旬。 ガクウツギ。 ウツギと名前にありますが、アジサイの仲間です。 白い花びらのように見えるのは、ガクの変化した装飾花です。 3月中旬。花。 5月中旬。 11月中旬。 アブラチャン。 変な名前ですが、アブラ“油”、チャン“瀝青”で、どちらも火の点く燃料になります。 古くは実などから油を取ったようです。 5月下旬。 7月下旬。 イタチハギ <鼬萩> 1月上旬。 6月上旬。 10月下旬。 11月上旬。 11月中旬。 11月下旬。 11月下旬。 12月上旬。 葉が落ちて葉柄だけ・・・こんな状態のハゼの木があちこちに・・・これも意外と綺麗♪ 12月中旬。 ハゼ。 自分にとってとてもなじみなので、まさか今まで覚え書きに入れてないとは思ってもいませんでした・・・ ウルシほどではないのですが、かぶれる事があるので注意して下さい。 ※私のかぶれ・・・体験談・・・2015年。 ハゼの実からロウ成分を採ってロウソクを作る実験を毎年のように行なっていたのですが、ずっと失敗・・・枯れ過ぎてロウ成分が流れ落ちてしまっているのかと思い、まだ僅かに青い実も残る程度の状態のものを素手で袋いっぱい集めました。 手に僅かに汁のようなものが付いたのでふき取って終わり。そのまま何事も無く家に帰り、お風呂に入ってご飯を食べて寝たのです。 ・・・その夜中・・・ チ○チ○に強烈な痒みと言うより痛み。数秒毎に針を刺すほどの刺激となりました。 薬箱を取り出して見つけたオロナイン軟膏(痒み止め)を塗ったらウソのように痒みは消えていき、無事、再び寝ることが出来たのですが・・・ しばらくするとまた強烈な痒み。また塗って寝てもまた起きて・・・ ついに薬箱の中にあった強ステロイドの軟膏が目に入り塗りたくってその夜は寝ました。 (後で分かった事ですが、皮膚の柔らかい(吸収の良い)所に強ステロイドを使ってはいけません・・・弱いステロイドを使うのです。その時家にはありませんでしたが。) 数日間、チ○チ○は水ぶくれで腫れあがり、缶コーヒーサイズに・・・チャックから出し入れするのに苦労しました・・・ チ○チ○は2次的な接触ですが皮膚が柔らかいので発症も速かったようです。 翌日からかぶれが出たのは右手の指。まさにハゼの実を直接掴んだ場所。 この場所もひどく、ブツブツの水泡が次から次へと出てきて・・・指が数の子状態・・・ 腰も恐らく無意識に触れてしまったようです。ここも酷かった・・・夜中に無意識で掻いてしまうので辛かった・・・ その他、右手上腕、左手上腕、股周辺、太もも、足首にまで・・・ 赤味が出て放置すると湿疹がブツブツとだんだん出てくる事がわかり、顔に出てきた時は速めにステロイドを塗ってしまいました・・・実は顔にも強いステロイドは塗ってはいけません・・・ もぐらたたきのように、かぶれた所にステロイドを塗るのですが、また別の場所がかぶれ出す・・・何度もステロイドを塗って・・・2週間程度で自然に治ると ネットで知っていたのですが、2週間経っても治る気配がないのでやや不安に・・・結局、かぶれが収まるのに3週間近く掛かりました。 かぶれた跡は(年のせいか・・・)なかなか消えず・・・1年程度は残りそうです。 7月中旬。 11月中旬。 ウリカエデ。 木の幹はウリのような色と模様です。 7月中旬。 キンシバイ <金糸梅> 山の北側で密集して咲いてました。 虫こぶ。ひょんの実。 イスノキ。 イスノキの虫こぶで笛を作ることが出来ます・・・でも、見た事ない・・・身近に存在するとは思いも寄りませんでした。 何か落ちてる・・・変な実・・・形が色々だったので虫こぶでは!? 持ち帰って調べてやっと気付いたのでした。 “ひょんなことから”の“ひょん”とは、この木から来ているとの説もあります。 11月上旬。 モチノキ <黐の木> この時期、赤い実を付ける良く似た木が沢山・・・分かるのか? 良く調べるとそれぞれ特徴がある事がわかりました。 モチノキはパット見、何の特徴も無い形の葉ですが、表も裏も葉脈がほとんど見えないのです。 特徴が無いのが特徴か? 極普通の葉の形に表面はスベスベ。 赤い実は葉の付け根から出ています。 10月下旬。 11月上旬。 ソヨゴ <冬青> 赤い実が長い柄の先に付くのが特徴です。 可愛いので庭木に使われるようです。 ヤブデマリ <藪手毬> 良く似た種類がありますが、違いは・・・ 花びらは4枚が大きく、一番上になる1枚が超小さい・・・蝶に似た形の花なのです。 葉は、極一般的な形(くさび型)です。ムシカリはハート型。 5月下旬。 フサザクラ。 葉しかない状態でしたが、とても特徴的な形で気になった&同定できそう・・・と、言う事で撮影し調べたら無事判明しました。 また機会があれば、花なども・・・ 2月中旬。 12月上旬。 マサキ <柾・正木> 海岸近くの藪の中で見つけました。 セイヨウキヅタ。 可愛い葉だったので思わず・・・人の手によって世界各地で繁殖しているようです。 人が入る事はまずありえない、河原のジャングル内で見つけました。 8月中旬。河口付近にて。 前後しますが、2年後の8月上旬。全く別の川でも見つけました。 ヤノネボンテンカ <矢の根梵天花> 別名:タカサゴフヨウ <高砂芙蓉> 現場では花に気を取られてましたが、葉は“矢の根:やじり”の形なのです。 河口に近い、ハマボウの育つ場所で見掛けました。 11月中旬。 カナメモチ。 何十回と通っている場所・・・こんな所に変わった実。 木への関心が薄かったので、気付かなかったのでしょう・・・ 調べたらカナメモチのようです。他によく似た種類がいくつかあります。 クロガネモチ。 潮風の当たる海沿い(磯)で見掛けました。 葉がやや波打っているところがソヨゴに似てますが、葉はずっと厚みがあり、実の付き方も違います。 ナナメノキにも似てますが、こちらの葉は、それほど細長くなく鋸歯もありません。 イズセンリョウ。 冬になると食材が少なくなり、葉も落ちて・・・緑が少なくなるのですが、そんな時期に白い実を付けます。 ナナミノキ <七実の木> 12月中旬。やっと実の時期に出会えた!! そして、やっと!! 名前が判明!! 1月上旬。 3月下旬。 花。11月上旬。 ヒイラギ <柊> 葉にトゲがあるので魔除けなどに利用されてきました。 材はとても硬く、しなやかなので色々な用途に利用されます。 良く似た、セイヨウヒイラギや、アメリカヒイラギ、ヤバネヒイラギモチは、モチノキ科で、花期は5〜6月頃。 ちなみにヒイラギは、モクセイ科で花期は11〜12月なのです。 浸けた直後。 3ヶ月後。 ヒイラギ酒。 “よく効く民間薬”より。 ヒイラギの樹皮を浸け、3ヶ月で熟成します。効果は、足腰の衰えの回復。 さてさて・・・これが!!! ありとあらゆる食べ物は、薬としての効果もある・・・そして・・・ “よく効く民間薬”にも普通に美味しく利用されるものもあり・・・ これほどとは・・・これは、兎に角! 飲んだらイガライ!! 喉がイガイガ!! えっ!? 何!? 何!? と言う感じでした。 そして、入念に読みなおすと・・・まず、ヒイラギの樹皮は、1.8リットル(1升)に僅か50g程度を入れる・・・ そして、1日に飲む量は、10〜50ミリリットルだとか・・・!? ミリリットル!! 今回飲んだのは・・・濃すぎた!! そして量が多過ぎた!! ・・・と、言う分けで・・・食用不可扱いから食用扱いに昇格させたのですが、結局、食用不可扱いに戻しました。 もっとシッカリ読むべきでした・・・ただ、飲めない分けではない・・・もし、飲む場合は薬として極少量を飲む程度にしましょう♪ 今回作ったヒイラギ酒(泡盛で作りました)、これに泡盛を同量追加して、いつも飲むように水で半分に薄めてみました。 これで、もともとのヒイラギ酒は1/4に。 極僅かにエグミも感じますが、これならば十分、普通に頂く事ができました。 花。6月中旬。 ハナキササゲ。 2024年・・・始めて見ました。 ササゲは食用になるらしい・・・まだ見た事もありません・・・が、このハナキササゲは、食用との情報は見つかりませんでした。