3月下旬。新芽。 5月上旬。 この時期では新芽も薄っぺらになってしまいます。 7月上旬。 下の写真、左はノブドウ、右はエビヅルの葉裏です。 ここは早い・・・7月中旬。 7月下旬。花。 葉の裏は毛で覆われています。 8月上旬。 9月下旬。 10月下旬。 12月上旬。 エビヅル。 ここまでの写真全て・・・ ずっとヤマブドウとして扱ってきましたが、ヤマブドウは深山に行かないと採れないとか・・・ で、低山や平野部で見られるものは、エビヅルとか・・・でも・・・葉が違う・・・ 良く調べたら、エビヅルは葉の形はさまざまと・・・そして毛の色など細かな所も調べたら・・・ 結果、エビヅルと言う結論に。 サンカクヅル。 2021年、初めて見つけたのですが、かなり高い場所に・・・10mはありました。 望遠で撮影。 ヤマブドウ類。 ノブドウは、川原などで沢山見かけるのですが、ヤマブドウ類は身近にあまりありません・・・実が成っていれば簡単に見分けられますが、葉で見分ける場合は葉裏をみます。葉の裏に細かな毛が沢山あり、白っぽくなっていればヤマブドウ類です。 ノブドウは食べれませんが、ヤマブドウ類は、実も若芽も食べれます。 実の味は、木によって大分差があるようです。 実を採取する時は房ごと採りますが、無理に引っ張って茎まで傷つけてはいけません。 房の根元で切り取るか、若干曲がった所で折り採ります。 房ごと採取して持ち帰ったら、一粒ずつ取り外し、サッと洗って使います。 これしかありませんでした・・・ ゴマ味噌和えで頂きましたが、良く分かりませんでした。 アクは感じなかったので、美味しい部類に入ると思います・・・実際、山菜の王様のタラの芽並みの風味があるとも言われます。 エビヅルは写真左下。右はハマボウフウ。 秋に芽吹いた若芽を摘んでみましたが、やはり繊維が強く噛み切れませんでした・・・ アミ焼き。 タラの芽を焼いた時の様なイメージで・・・イチかバチか・・・ やはり、とても噛み切れませんでした・・・噛んでいるとガムの様になってしまいます・・・ カリッとなる天ぷらがやはりお奨め。 奥は彩りでヨモギを添えました。 奥はキブシの花。 天ぷら。 これはお奨め。風味良く美味しいです。 エビヅル味噌。 バッケ(フキ)味噌、タラの芽味噌など・・・風味のある芽を刻んで味噌と混ぜる・・・ふと、思い付いたんです♪ サッと茹でて水に晒してから、細かく刻み、味噌、酒、みりん、砂糖と混ぜて作ります。 ウィンナーに。 自己主張弱めですが、美味しく頂けました♪ 浸けた直後。 約4ヶ月半後。ワイン色です。 約3ヶ月後。今回は、氷砂糖を1つだけ入れてみました。 1年後。 エビヅル酒。 作りかたがわからないのでこれは実験です。 ヤマブドウを使ったワインも造れるようですが、ここでは単にアルコールに浸けるだけのリキュールを造ります。 房ごと水洗いしてから実を取り外し、水分が多いので実はお酒の4割程度にしました。 1ヶ月後から飲めるとの情報もありましたが、3ヶ月後程度が良さそうです。 2014年。4ヶ月半後。少し時間が経ちましたが頂いてみました。 甘みと酸味に加えてコク(深み)があり、違和感がありません・・・これは美味しいお酒になりました。お勧めです。 2021年。 約3ヶ月後。氷砂糖を1つだけ入れたもの。 濃い深紅色が素敵♪ そして飲んでみたら・・・甘味と酸味が絶妙!! これは!! 2023年。1年後。 濃い風味に甘味もあり、飲んだ瞬間、これは美味しい!! と、驚いてしまいました♪ ※穀類・芋類、葡萄類をアルコールに浸けると酒税法違反になるとか・・・ これは自家消費かどうか、醗酵させるかどうかにかかわらずだそうです・・・ いろいろ条件があるようで、酒税法についてもっと詳しく勉強しなければ・・・ 酒税法自体が戦時中に作られたもので、ネットを見ると現在も残っている事に疑問符だらけ・・・ですが、間違いなく現在も生きている法律のようです・・・ ※ここでエビヅル酒を紹介していますが、写真は全て水を使ったイメージ写真です・・・ また、このHPはエビヅル酒造りを勧めるものではありません・・・ エビヅルの実に砂糖を振り掛けて水分が出てきたら極弱火で煮詰めて行きます。 煮詰まったら完成!! ただそれだけですが、煮詰まってくると焦げやすくなるので手が離せません。 エビヅルジャムをバニラアイスに。 めちゃ美味しい。風味の奥深さがとても良い。 ただ、この色・・・写真の明るい紫色の部分が分かるでしょうか・・・混ぜたら凄い色!! 子供の頃のプラモデル(ガンダムのドム)を思い出してしまいました・・・ 口を開けたら・・・下ベロが真っ青!! ヘビメタおやじが鏡の中に!!! ヨーグルトに。 美味しいです。またまたですが・・・まぜると凄いです。 飲むヨーグルトに。 私はヨーグルトを普段あまり食べないので、こっちの方がずっと良いです。 混ぜると、お決まりの凄い色!! さ・ら・に、これを飲むと・・・信じられない程に美味しいのです。 ゴクッゴクッ・・・もう一杯!!