5月中旬。 花。5月下旬。 実。11月中旬。 ウツギ <空木> アジサイ科ウツギ属。 実がとても特徴的です。内部が竹の様に空洞なので空木。 材は爪楊枝などに利用されます。私にとっては、火起こしの木です。 ツクバネウツギ。 スイカズラ科ツクバネウツギ属。 マルバウツギ。 アジサイ科ウツギ属。 4月上旬。
4月中旬。 4月下旬。 5月上旬。 5月末。わずかに残っていた花。 ヤブウツギ。 タニウツギ科タニウツギ属。 2019年になるまで・・・ずっとタニウツギだと思い込んでました。 図鑑にヤブウツギが無く、良く似ている・・・ちなみに、ヤブウツギもタニウツギも同じタニウツギ属なのです。 違いは花の色が濃い他、葉裏の主脈に開出毛が多い事。 ちなみにタニウツギの葉裏の主脈にも毛があるのですが、上には無く、両側面にだけ毛があるのです。 2019年。 この花はやけに薄いピンク色・・・ヤブウツギの感じもありますが、タニウツギの可能性も・・・ いつかまた、ここまで来た時には確実に同定します・・・ここまで来るのに結構な距離を歩くのです・・・ 5月中旬。 シロバナヤブウツギ もしくは、ニシキビロードウツギ。 調べたら、花の色が白から赤く変わればニシキビロードウツギ、白のままならばシロバナヤブウツギ・・・そうだったのか! この写真撮ってから既に年が変わって・・・はてさて・・・この場所、どこだったか・・・ 5月末。 山の中を歩いていたら・・・何これ!! 綺麗!! そこで一つ上の・・・2年前の記憶が蘇ったのです・・・白だけでなく赤い花も♪ これは、ニシキビロードウツギだ♪
4月上旬。胸近くまで育っていた木。まだまだ芽はまばらでした。 同じく4月上旬。 高さ10cm程度の若い個体がいくつも見られました。 5月中旬。花。 コゴメウツギが若葉の頃・・・パッと見、似ているものがいくつかありました・・・これもそのひとつ・・・ キイチゴ類だと思われます。葉柄にまでトゲがあるので、間違っても食べようとは思わない・・・かな!? コゴメウツギ。 バラ科コゴメウツギ属 若葉を食用とすることができます。 ウツギ。 ここではひとくくりにウツギと呼ばれるものの仲間で集めました。 色々な科・属の植物が混ざってます・・・ただ単に、私が調べやすいだけ♪ 野草・山菜の本ではミツバウツギが食用として紹介されていることが多いです。 その他、上にも書きましたが、“かてもの”で救荒植物として紹介されているのはタニウツギです。蒸して干したものは数十年も保存できるとか。揚げ物や油炒めなどにも。 ミツバウツギの若芽を干したものは“こめごめ干し”とも呼ばれます。 ※※※ 2019年にして初めて、今まで食べていたものが、タニウツギではなく、ヤブウツギだったと言う事が分かりました・・・ですので、これ以降はヤブウツギの料理です。 上でも書きましたが、このヤブウツギも実はタニウツギ属・・・同様に利用されていた可能性もある・・・かな!? ※※※ ウツギ飯。(ヤブウツギ) 4月下旬。若い芽だけを採取し乾燥させて砕きました。 食べるときに茹で、ご飯に混ぜて塩で味付け。 若干、モコモコするような粉っぽいような・・・塩味で美味しく頂きましたが、ご飯に混ぜる量はこのくらいまでが良いかも。 非常の時はもっと量が多く食べ難かったと想像できます。 シーチキン和え。(ヤブウツギ) 単品で頂くよりも、他の食材と一緒に頂くと良いです。見た目も良くなります。 煮びたし。(ヤブウツギ) 油揚げと一緒に作りました。 これは、リョウブの煮びたしを食べて美味しかった! ので、同じ木の芽で思い出したのです。 ちょっと汁が多めになってしまいましたが、美味しい!! 飢饉の時にしか食べられて来なかった食材でも料理次第で美味しく頂けると実感。 花の卵焼き。(ヤブウツギ) 花は茹でた段階でも色が残っていたので良い感じだったのですが、やはり、卵焼きにすると相当に熱が加わるので変色してしまいました。 色・見た目を楽しむ場合は、あまり熱を加えない料理が良いでしょう。 タニウツギと同様に、非常時用に若芽を湯がいてカラカラに乾燥保存してました。 春に採取し、今回は年を越して1月です。 水で戻したところ。 ウツギ飯。 炊き上がったご飯に、水で戻したウツギと塩を入れ、混ぜたら完成!! これは、塩味があるからでしょう・・・普通に美味しいです。 ニンジンなど、他の食材を入れて彩り良くすれば、さらに美味しい事でしょう♪ ※飢饉の時は、このウツギの量がずっと多かったはずです。ご飯も白いお米では無いかも知れません。 ※※※ ここからは、コゴメウツギの料理です。 ※※※ マヨネーズ和え。 4月上旬、若い芽を沢山集めて頂いてみました。 ゴワゴワ感などなく、これは普通に美味しい食材でした。