サバイバル節約術


サンショウ <山椒>







早春。とても柔らかく、小さくても良い香りです。



4月上旬。新芽は光沢があります。







花。4月下旬。



5月中旬。まだ完全に膨らむ前・・・さまざまな利用法があります。



5月下旬。
実が柔らかくそのまま頂けるのは5月〜6月上旬頃まででしょう・・・



6月中旬。
やや実が硬くなり始めるとそのまま頂く事はできませんが、逆に風味は良くなるようです。




9月下旬。



実。11月上旬。



11月中旬。黄葉。

サンショウ。
ウナギの蒲焼に掛ける香辛料になってます。
トゲが対になるもの(対生)がサンショウ、互い違いになるもの(互生)がイヌザンショウです。
サンショウは、4〜5月頃に咲き、イヌザンショウは7〜8月頃に咲くようです。
イヌザンショウは香りが劣るのであまり食用にはされないようです。
若芽・若葉、花(雄花)、未熟な果実、熟した実の皮などが利用されます。





トゲが対生のサンショウ。



トゲが互生のイヌザンショウ。




イヌザンショウ。花。8月中旬。



イヌザンショウ。実。8月中旬。

イヌザンショウ。
サンショウよりも香りが劣るのであまり利用されませんが、サンショウ同様に利用できます。



サンショウの葉の料理:



若芽の佃煮。
お酒のツマミや、御飯や豆腐などと一緒に。




天ぷら。
高温で揚げる事で、山椒の刺激も和らいで美味しいです♪








久しぶりに作ってみたらびっくり!!するほど美味しかった。

サンショウ味噌。
細かく刻んで、味噌、酒、みりんを加えて煮詰める(水気を飛ばす)だけ。
とても香りがよいので、御飯に付けても、田楽の味噌にしたり・・・とても美味しいです。
作り方はいろいろあります・・・2回目に作った時は、芽をすり鉢で擦り、砂糖、味噌、みりんを入れ混ぜて作りました。
こちらの方が簡単!前回の記憶は忘れましたが、信じられない程に美味しいので、この作り方もおすすめ。




サンマの塩焼き・・・
サンショウの葉を少し千切って一緒に焼くだけでいつもと違った風味で頂けます。




豚肉と炒め物。
山椒の芽を適度に刻んで豚肉と一緒に・・・マヨポン炒めに♪
炒めると風味が飛ぶのかな!? もう少し多くても良かったですが、とても美味しい♪




鳥のハツとレバーの組み合わせ3つとゴボウに、サンショウの先端の柔らかな葉3つを刻んで混ぜてみました。
これでは、味の濃いレバーに負けてしまうと思いきや!!
こんなんで適量♪ ぜんぜんクドくない♪ これは良いです♪




ベーコンと一緒に♪
簡単でいつもと違うひと味が◎♪




カレーに投入。
日本の香辛料・・・サンショウをカレーに投入してみました。
その他、手元にあったセリも・・・
以前、サンショウの芽数本を鍋に投入して酷い目にあったので、2つだけにしました。
これで丁度良い量でした。
和風でもなく、インド風でもなく・・・新風味・・・爽やかでスパイシーな美味しいカレーとなりました。





サンショウの実の料理:



アク抜きした青い山椒の実を使って豚肉と一緒に炒めました。
キャベツは別途、コンソメで炒めました。
これは美味しいです。肉料理にも合います。その他、いろいろな料理に投入すれば、また違った世界が広がります・・・



アユの山椒煮。
大きなアユ3匹を頂いた時に山椒の実が手元にあったので作りました。
単純な思い付きでしたが、ネットを検索すると多くの人が作っているようで早速挑戦となりました。
今回は、圧力鍋を使って頭も背骨も丸ごと・・・内臓もそのまま全部!!
とても柔らかく風味良く美味しい! ツマミが美味しいとお酒も美味しい!
3匹ペロッと食べてしまいました・・・



青い実の佃煮。7月上旬。
まだ青い実なのですが、中の種は既に硬くなっている・・・そんな状態でした。
ネットを検索していたら、熟れた赤い実でも佃煮にできると知り、挑戦してみました。
アク抜きしてから佃煮にしました。



焼きナス。
少し多過ぎか・・・ビリ辛が凄い! でも美味い!!
食べるとスース―します・・・美味し過ぎてペロリ・・・あっと言う間に食べてしまいました。



モヤシ炒めに。ツルナも一緒に。
あうかどうか全く分からないまま、炒め物に投入してみました。
結果、残念でした。これは合いませんでした。




またまた、青い山椒の実の中身が硬くなってるバージョンを佃煮にしました。
(茹でて十分水に晒してから佃煮にします。)
(ひとつ上から4年後です・・・)



ご飯に少々。
ひと粒ひと粒のピリ辛がそれなりに強烈なので、この量でも多いくらいです。
1〜2粒をご飯と一緒に口に入れたら・・・爽やか〜♪ 辛っ!! 






ちりめんザンショウ。
これは定番。商品にもなってます。

1、青いサンショウの実は指で潰せる程度まで茹でて1時間程水に晒す。
2、酒、みりん、しょう油を火に掛け、ちりめんじゃこを投入して15分ほど煮る。
3、煮汁が少なくなってきた頃合にサンショウの実を投入。
4、煮汁がなくなるほど煮詰める。
5、バットに広げて水分を飛ばして完成。
  カラカラが好きな場合はオーブンで乾燥させる。

全体にサンショウの風味があり、実を噛んだ時はシッカリしたサンショウ風味・・・
アクセントもあり、これはごはんが進みます。






サンショウ醤油。

茹でて灰汁抜きしたサンショウの実を醤油に漬けるだけ。
水に漬けて灰汁抜きする時間は好みで・・・半日〜一晩程度です。
作った当日から頂けるとの情報の他、2週間程漬けるとの情報もあります。



焼きナス。
頂き物のナスを焼いてサンショウ醤油を掛けただけ・・・
これだけで風味良く美味しいです。



ナマズの煮物。
サンショウ醤油は様々な料理に利用できます。
今回はナマズの煮物を作る際に利用してみました。
これは普段の煮物に+αの風味・・・サンショウと合うナマズ料理に使い、とても美味しく頂く事ができました。



タマゴ掛けご飯に。
僅かなサンショウ風味があり、いつもと違った味で美味しく頂けました。




ラー油を買おうとしたら、花椒の入ったラー油を見つけてしまいました。これは♪
調べたら、花椒(ホアジャオ。日本語ではかしょう、はなしょう)は、中国で育つ山椒の仲間だそうです。
と、言う事で♪ 今回は、イヌザンショウを見つけたので、それを乾燥させてからラー油に投入!!



ぎょうざに♪
イヌザンショウの実をラー油に浸けて3日後、いつものように、酢醤油に追加して餃子を頂いてみました。
これが・・・少々残念・・・イヌザンショウだったからでしょうか・・・違和感ありすぎ・・・機会があれば、普通のサンショウでやってみます。




採取したばかりの実。



乾燥させると種が自然に出てきます。



枝部分と種を取り除いたところ。



細かく砕いた所。
もっと細かく砕けば、ウナギの蒲焼に使える状態になるのですが、肝心のウナギは、高価でとても手に入らないので、今回はお茶として利用します。



サンショウのお茶。
香りが強すぎて、やや苦手でした。
ヨモギやオオバコなど、他のお茶とブレンドして頂くのが良いと思います。






サンショウ塩。
若いサンショウの実を軽く炒って塩と混ぜたものです。
今回はイヌザンショウを使ってみました。



サワガニの素揚げに。
風味がやや乏しいので多めに掛けて頂きました。
いつもと違った風味で美味しく頂きました。



頂き物のトンカツに。
当然ですが・・・美味しいです。好みにより量は調節します。



焼きそばに。
いつもと違った風味も面白いです。









 

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