1月上旬。 5月下旬。 11月下旬。この時期は、まだ実の一部が緑色のものが多かった。 ネズミモチ。 ネズミの糞に似た実をつけ、葉がモチノキに似ているから付けられた名前だそうです。 良く似たトウネズミモチの葉は、日にかざすと葉脈が透けるのに対し、このネズミモチは透けないのが特徴です。 葉のレシピ: 各種救荒食の本に葉を食べるとありますが・・・ 1946年日本救荒植物再検では、「若い葉は頗る苦味強く食べられない。」とか。 葉をカラカラに乾燥させて砕いた後、すり鉢でズリズリズリ〜、最後に目の細かな網に通して大きな破片は取り除きました。 カレーに。「食べる薬草事典」に「葉の乾燥粉末を食事のたびにご飯などに振りかけて摂取すると、白髪が改善してきます。」と言う事で・・・やって見たのです。 これは、食材・料理と言うよりも、薬的な使い方ですが、こんな食べ方もあるんです。 ちなみに味は・・・写真の量で・・・カレーの辛さを超越しました・・・苦!! フライパンにアルミホイルを敷いて炒ったもの。 今回は、この量を急須に入れました。 ネズミモチ茶。 これは香ばしい風味があって、とても美味しい♪ 美味しくて体にも良い♪ これはしばらく楽しめます♪ 効果は、滋養強壮、強精・強壮、疲労回復など。 今回は、この量を弱火で、かなりジックリ炙りました。 ネズミモチコーヒー。 実を炒ってコーヒーの代用とされました。 これは、香ばしい風味のある、コーヒー風の飲み物です。 美味しい♪ 浸けた直後。 約2ヶ月半後。 浸けた直後。葉も切って少しだけ投入! ネズミモチ酒。 実は酒量の4割として、3〜4ヶ月で熟成します。 実は熟成してもそのままにしておいても良いです。 見た目通り、風味は濃い目で、人により、この風味に好みがわかれるかも知れません。 ちなみに、私にとっては悪くない・・・普通に美味しく頂けました♪ 薬効は、強壮、強精、疲労回復、白内障予防、白髪予防、肝機能改善など。 実。1月上旬。 3月中旬。 5月中旬。 6月下旬。 実。11月下旬。 12月上旬。 大量の実!!年を越すと鳥に大分食べられてしまい、とても少なくなってます。 12月末。 イボタノキ。 黒い実を見つけると分かります・・・実が無いと・・・ 特徴があまりなく、その他の草に紛れて気付かない事が多いです・・・ 実は黒っぽく、やや楕円です。 実は代用コーヒーとしても利用されました。 薬効は、強壮・強精・不老・強心・利尿・頭痛・疲労回復など 左がネズミモチ、右がイボタノキです。
生で。 “英和の森の植物たち”と言う本で生で食べるとあったので・・・ほんとか??? 何はともあれ・・・口の中へ・・・食べれなくはないのですが、美味しくないです。 ちなみに、皮のすぐ下は種で、果肉と呼ぶような部分はほぼありません・・・ カラカラに乾燥させてから鍋で炒り、袋に入れて金づちで叩きました。 この段階で香ばしいコーヒーの様な香りが漂います。 イボタノキコーヒー 香り良し・・・期待してしまいます・・・が、これはコーヒーではありません。 緑茶を期待していたら紅茶だったような・・・ これは炒った良い香りの飲み物です。 イボタノキコーヒーゼリー 香ばしい風味があり美味しいです。 実はお酒に漬けて頂く事ができます。 2014年。浸けた直後。 2016年。浸けた直後。薬効が今の私に特にぴったりと思われ・・・今年も採取、まだまだ実を残してきたのでまた採取するつもりです。 2020年。浸けた直後。浸けた直後の写真ばかりで、熟成した写真が少ない!! いつも、気付いたら飲み干してしまってる♪ 4ヶ月後。 イボタノキ酒。 実の量はお酒の4割程度、3〜4ヶ月で熟成し、実はそのままでも構いません。光を通さないほどに濃いです。 見た目と異なり意外と飲み易いです。薬効は、強壮、強精、疲労回復、白内障予防、白髪予防、肝機能改善など。 カラカラに乾燥させたもの。 イボタノキ茶。 風味も悪くないです。軽く炒っても美味しいと思います。 効果は、滋養強壮、強精・強壮、疲労回復など。 ひとつひとう、実から種を取り出しました。 軽く炒ったら急須へ。 イボタノキ茶。 今回は、“英和の森の植物たち”と言う本に、“タネを煎ってお茶の代用とする”と、あったのです。 あれ!? よく見ると実ではなく、“タネ”!? そしてよく考えたら、コーヒーも実から種を取り出して使いますよね♪ さてさて♪ これが、香ばしい風味に僅かに甘味もあり美味しい♪