2月中下旬〜3月頃、川原にネコヤナギの花序が目立ちます。 これも食べれるのか・・・不安な思いと興味が入り混じりながら採取・・・ 2月中旬。 3月上旬。 4月中旬。 葉っぱだけで・・・これはネコヤナギ!? 当然、ヤナギにも種類があります。 以前、他の種類の柳の若芽をアク抜きして食べたら、メチャエグかったのを思い出し・・・試しにこのまま生で食べて確かめてみたら・・・まったくエグくない!! 早速採取したのでした。 家に帰って調べたら・・・ネコヤナギの葉裏には細かな毛が沢山ある・・・超ズームで撮影したら毛がある!! 舌と目の両方で確認できました。 ネコヤナギ。 花と若葉も食べる事ができます。 柳絮。5月中旬。 ヤナギの綿毛が風に乗って飛ぶのです・・・目で見ていると大量に飛んでいるのですが、写真に撮ると・・・なぜか殆ど写らない・・・不思議。 上の写真はガンマ値を下げて白黒ハッキリさせました。 ヤナギ。シダレヤナギも同様に利用することができます。 花穂の料理: 野草・山菜のもっとも簡単で失敗の無い食べ方・・・天ぷらに。 これといって味も無く・・・塩を掛けてスナック感覚で頂けました。 かき揚げ。 なんと、ひとつ上の前回から10年後!! ・・・って、それだけですが・・・ 天ぷらにすると美味しいのが分っていたので、今回はかき揚げに♪ これがサクサクで乾燥エビの風味も加わって美味しい♪ 煮物。 苦いうえに噛み切れない・・・ 十分にアク抜きすれば苦味はとれるかも知れませんが、噛み切れなかったので煮物には向かないようです・・・ 唐揚げ(手前)と、天ぷら(奥)をポテトチップと一緒に♪ 天ぷら以外だと、毛が噛み切りにくくなってダメ・・・唐揚げならば!? で、やってみたのですが、これもダメでした。 やはり食べ方は天ぷらオンリーなのでしょうか・・・ ふと・・・思いました。 ネコヤナギの花穂を食用とする事ができると言う情報を元に挑戦してきたのですが、 花穂には、雄の花穂と雌の花穂があったのでした・・・ 両方とも食べる事ができるのか、どちらか一方だけなのか・・・今更ながら、調査中・・・ 若葉のお浸し(右上)と、ゴマドレ和え(左下)。 生で食べて全くエグく無かったので、安心して料理しました。 これは色合い良く、見た目良く、エグくもない・・・風味は僅かなので他の食材と一緒に料理したり、濃い目の味付けで頂くのが良いでしょう。