5月下旬。 葉はよくテカリます。 10月上旬。 12月中旬。実。 クスノキ。 日当たりの良い所では、もっと太く大きくなるのですが、上の写真のものはやや日陰&まだ若い木です。 クスノキにはダニ室があると知り・・・ほんと、いてもたっても♪ かなりの数・・・殆どの葉の葉脈の間に・・・これか!!!! 超拡大!! 分かり難いのですが、細かな毛があります。 ダニが勝手に寄生していると言う分けでもなく・・・どうやらクスノキと共生しているらしい・・・との事です。 これは現在進行形で研究されてます♪ 面白い♪ 5月上旬。 ヤブニッケイ。 3本の葉脈が目立ち、両側の2本は肩のあたりで途切れます。 クスノキ、ニッケイ、ヤブニッケイ・・・どれも似ています・・・どれもクスノキ科クスノキ属・・・ ちなみに、「食べられる野生植物大事典」には、ニッケイとヤブニッケイが、食用野生植物と其の調理法にはクスノキが食用として紹介されています。 その他、クスノキの実で、リキュールも作れます。 左がクスノキ、右がヤブニッケイ。 クスノキの葉には、ダニ室があるのがわかります。 ヤブニッケイは3本の葉脈のうち、両側が肩の辺りで消えているのがわかります。 左より、シロダモ、ヤブニッケイ×2、クスノキ×2。 シロダモは、表面だけ見ると、とても良く似てますが、裏を見るとその名の通り・・・白っぽいので分かります。 クスノキは、葉の縁が波打ってます。 浸けた直後。 4ヶ月半後。 翌年再び♪ 今回は葉のみ。 浸けた直後。 4ヶ月後。 クスノキ酒。 葉を3日ほど陰干しした後、酒量の6〜7割り程を入れます。 1週間で中身は取出し、3〜4ヶ月で熟成します。 葉っぱの沢山あるクスノキ・・・極一部をお酒に浸けただけで・・・爽やかで風味の良いお酒になりました。 浸けた直後。 5ヶ月と10日後。 ヤブニッケイ酒。 葉を2〜3日陰干しした後、その3〜8倍のお酒を入れて作ります。 4〜8ヶ月で熟成します。 こちらも、クスノキ酒と同様に、風味良く、爽やかなお酒に♪ ちなみに、両者の違いは・・・同じ日に同時に飲み比べてみないと、分からん!! 2022年現在・・・お酒に浸けて利用するとの情報しか見つかってません・・・ と言う事で・・・ここからは、実験♪ クスノキの枝先をカラカラに乾燥させました。 クスノキは、クスノキ科のクスノキ属。 ヤブニッケイは、クスノキ科のクスノキ属。 ニッケイは、クスノキ科のニッケイ属。 なぜこんな事を書いているかと言うと・・・実は ローリエ(月桂樹)が、クスノキ科のゲッケイジュ属だと知ったのです。 属は違えど、同じ科・・・まるきり別物と言う分けではない・・・ そして、同じように葉に香りのあるもの・・・同じように使えないかと思ったのです♪ カレーに。 さてさて・・・何枚投入しようか・・・少なすぎて変りませんでした・・・では意味がない・・・ 逆にあまりに多くても逆に調整の幅が分からなくなってしまう・・・ ちなみに、ローリエをカレーに投入する場合は、4人分のカレーに1枚とか。 そ・し・て・・・私が投入したのは・・・5枚!! (1人分です。) 普通に利用されないので、ローリエよりは薄いだろうと思ったのです。 今回は、レトルトカレーを鍋に入れ、さらに煮込むので水を少々投入し、クスノキの葉は半分に千切ってから投入しました。 これをコトコトと・・・ 上の写真は、鍋からそのまま掛けた状態です・・・葉は食べても美味しくないので取り除いてから頂きます。 さてさて・・・ これは、新感覚♪ 口に入れるとスースーするんです♪ 面白い♪ スースーカレーだ♪ ちなみに、5枚はハッキリとスースーしました。4枚だと弱めのスースーになるでしょう♪