サバイバル節約術


クサギ <臭木>





5月上旬。
白い細かな毛で覆われた柔らかい芽。



5月中旬。





8月上旬。







花。8月中旬〜9月上旬。



10月上旬。



10月中旬。





実。10月下旬。



11月中旬。
綺麗だったので思わず撮影してしまいましたが、この時期では殆どの実が枯れ始めてました。

クサギ。
新芽はやや白っぽく粉をふいた様なイメージです。
独特な香りがあります・・・アーモンドの臭いに近いと私は感じます。
私は、嫌いではないのでつい嗅いでしまいます。
アクが強いので、ワラビの様に重曹でアク抜きし、一晩水に晒します。
クセが無く、味も良く、あちこちにある木なので沢山採取できて助かります。
花の時期には、珍味のクサギカメムシが集まります。




クサギのクルミ和え。
クルミは採取したオニグルミの実を使いました。
美味しいです。ビーナッツ和えなど、脂分のあるものと合うようです。






ピーナツ和え。
ピーナツの風味と合ってこれも美味しいです。



ゴマ和え。
6月中旬。柔らかい芽を使って作ったのですが、アクが強い・・・
数分茹でて数分水に晒しただけ・・・なのが原因でしょうか。
やはり、入念にアク抜きした方が良いです。




シーチキン和え。
クルミやピーナッツなど、脂分のあるものと相性が良い・・・
肉と一緒に炒めても美味しいです・・・良く考えたらシーチキンも油満載!! これは!
マヨと醤油を加えたら間違いないか・・・当然、美味しいです。




巣篭り。
これは挑戦!! 巣篭りは濃い目の食材が合う・・・クサギでも合うのでは!?
・・・つい、思い立ってしまい・・・早速、挑戦!!
出汁ツユを掛けて頂きましたが、これが・・・美味し過ぎ・・・
クサギの風味が好きな方には、超おすすめです。




クサギとベーコンの炒め物。



クサギとベーコンと天かすの炒め物。



手軽な料理。



手軽なのでつい・・・肉の脂とバターの脂で炒めました。



アク抜きしてから豚肉と一緒に炒めてとろけるチーズも投入!!
醤油をチョロッと掛けて・・・美味しいです・・・

炒め物。
アクが強めなので、茹でてアク抜きしてから炒めます。
ビールに合い、手軽なのでつい・・・作ってしまいます・・・




玉子焼き。
ゴマ油を使って焼き、塩コショウで頂きましたが美味しかったです。




餃子に乗せたり包んだりして食べてみました・・・ただの思いつき・・・
ヤマイモのムカゴは、餃子と一緒に炒めて蒸しました。
可も無く不可も無く・・・違和感なく、普通に頂けました。




天ぷら。
散々色々な料理で食べてきたのですが、天ぷらで食べた事がない!?
早速、天ぷらにしてみました。
極僅かに苦味がありますが、美味しいです。






くさぎ煮。
一部地域に伝わる料理です。
本来のクサギ煮の一歩手前か・・・写真はまだ僅かに水分残ってます。
柔らかい醤油味の煮物・・・ツマミや、ご飯に載せて頂けます。

作り方:
1、3〜10cm程に成長した葉をサッと茹でたら天日乾燥します。
  10cm程度の葉だけを使う場合もあり。
2、重曹でアク抜きしたら水に晒します。
3、大豆(打ち豆)、砂糖、しょうゆ、(+みりんを使う場合あり)を煮ます。
4、クサギも投入して水分が無くなったら完成♪
  3でクサギも投入して一緒に煮てしまっても良い。




クサギ飯。
カラカラに乾燥してから砕いて湯で戻しました。(湯で戻してから刻んだほうが良いかも。)
炊いたご飯に投入して塩で味付け。
これはクサギの風味のご飯になりました。(当然か・・・)
クサギの風味は嫌いではないのでこれは良いです。
ネットを検索すると、鶏肉、豆、にんじんなど・・・色々混ぜて豪華なものも見つかります。




茹でて水に晒してからカラカラに乾燥させて砕きました。



ふりかけ。
カラカラに乾燥させて砕いたら、ゴマ、シラス、塩を混ぜて作りました。
クサギの風味が嫌いではない(ちょっと好き♪)私には、これは美味しい♪
※茹でて水に晒して、しかも乾燥させているので、クサギの風味はかなり抑えられていました。







クサギ茶

やや苦味があるクサギ風味(食べた方は分るはず・・・)のお茶となりました・・・
単体ではやや飲みにくかったので、他の野草茶とブレンドすると良いと思います。

効用は、
鎮痛・高血圧・下痢・リウマチ・利尿・むくみ









 

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