4月中旬。若い芽。 5月下旬。ツボミ。 7月上旬。 8月下旬〜9月中旬。 10月上旬。 10月中旬。 11月下旬。黄葉。 ヤマグリ。 お店で売っているクリよりもひと回り小さいです。 写真の場所は、周りをススキに囲まれて藪の中に埋まってました。 採取する時は、木を揺すったり、木の棒でイガグリを軽く押すと落ちてきます。 頭上注意!! (落ちてこないものはまだ未熟です。) 前処理: 採取したら、沸騰しない程度(80度以下)の湯で1分程度茹で、穴を空けた袋に入れて冷蔵庫で保存し、4〜6週間後が最も甘みがあり美味しくなります。 虫の心配が無ければ茹でなくても大丈夫です。 クリ料理: 底を切り、必ずある平らな面を切り取る・・・上の写真の状態にすると食べやすい。 ゆで栗。 40〜50分、沸騰した湯で茹でます。 湯を捨てて蓋をしたまま5〜10分ほど蒸らして完成。 栗と言えば!! 天津甘栗!! 早速♪ が!! 天津甘栗に出来る栗は、そもそも種類が違う栗なんです・・・ と、言う事で、ここでは・・・天津甘栗風♪ まずは、1時間ほどコトコトと・・・栗をジックリ茹でました。 これを・・・ 上の写真は、100均の鍋に・・・たしか、魚焼きグリルに入れると遠赤外線で美味しくなるとか・・・たしか、そんな石でした。 この石も100均だったかな!? この石の中に栗を埋めたら1時間ほどジックリ焼き上げました。 (途中、何度か掻き混ぜて埋め戻しました。) 天津甘栗風。 ネットを検索すると・・・みなさん、あれこれ試行錯誤されてます・・・ そして、みんな砂糖や砂糖水を使ってフライパンで焼いてる・・・ 私は、以前食べた時に、ほんと甘い栗だと・・・ならば、砂糖なんかいらんだろうと・・・ そして食べた感想は・・・美味しい♪ けど・・・ よく考えたら・・・これって・・・ただの焼き栗!! 渋皮揚げ。 渋皮が付いたまま素揚げにすると、皮はパリッと、身はホクホクで風味があって美味しいんです♪ 意外と料亭などでも出されるとか。 これ、作るの簡単でめっちゃ美味い!! 食べ出すと、止まらなくなってしまうので、大量に採りすぎてしまった時にも、おすすめ♪ 作り方: 1、採取した栗は当日でも、冷蔵庫で寝かせた後でも好みで♪ 2、一晩水に浸けるか、熱湯に10分程浸けて鬼皮を柔らかくしたら剥いてしまいます。 もちろん、渋皮はそのまま♪ 3、170度程度の油でジックリ揚げます。 4、器に盛って塩を振ったら完成♪ 炒め物。 炒め物にも利用できます。今回は、鳥肉と一緒に♪ 今回は、ジックリ茹でてから使った・・・そして、冷蔵庫でだいぶ保存して乾燥気味だった・・・と言うのもあるでしょう・・・ ボロボロとだいぶ崩れてしまいましたが、これでも♪ めっちゃ美味♪ 作り方: 1、鳥肉は適度に切ったらゴマ油で炒めます。 2、渋皮を剥いた栗を投入し、砂糖・醤油・みりんで煮詰めながら炒めたら完成♪ 栗ご飯。 1、お米は水に浸けておきます。もち米を混ぜても美味しいです。 (調味料を加える前に水を吸わせないとお米が硬くなってしまいます。) 2、湯に30分以上浸けてから、底部分を切り落とし、鬼皮、渋皮を取ります。 剥いた栗は、水を張った容器に入れていきます。30分程水に浸けます。 3、お米に、塩、しょうゆ、酒、みりんを適量入れ、お米の量に対して適量と なるまで水を加えます。 (僅かですが、水の量は調味料分を除いた量となります。) 調味料は、お米1合に対して各小さじ1程度です。 さらに栗を加えて普通に炊きます。 4、炊き上がったらザックリと混ぜ合わせ、10分程度蒸らして完成!! とても美味しいご飯ができました。 が、今回は、米1合を入れた後、お米が見えないほど大量のクリを入れてしまったためか・・・ややベトッとしたご飯になってしまいました。 炊飯器の調子が悪いのも原因のひとつかも知れません・・・ あまり大量のクリを入れないように次回は気を付けます。 渋皮煮。 これは柔らかく栗の風味も十分あり、とても美味しい。 作り方: 1、沸騰させたお湯に冷めるまで漬けておき鬼皮を柔らかくしてから剥く。 2、栗、水、重曹(1さじ)で15分茹で、煮汁は捨てて水に晒す。 この時に、硬い筋などは取り除いておく。 3、2と同じことを繰り返す。 4、栗と水のみで10分ほど茹で、煮汁は捨てて水に晒す。 5、栗、水、砂糖を入れて15分茹でて冷ましたら完成。 この時にブランデーを加えても良い。 茹でて適度に砕いたもの。 パンに混ぜて焼いてみました。 クリパン。 所々にクリのツブ・・・風味良く美味しいです。 パンを焼くときに砕いたクリを入れるだけ・・・ですが、こんな簡単な事で美味しいパンになります。 栗きんとん。写真は一部。残りは冷凍庫へ。 地方によりバリエーションがあるようですが、もっともシンプルなもの・・・ 茹でた栗の身の部分だけを取り出して、すり鉢で砕きながら少しずつ砂糖を加えただけの和菓子・・・ ・・・それを作るつもりでした・・・作りながら・・・甘味&風味の良いヤマグリ・・・砂糖などと言う人工的なものなど使わなくても美味しいのでは・・・早速、挑戦! 茹でたヤマグリをすり鉢でやや粗砕きのまま、ラップで茶巾絞りにしました。ただそれだけ・・・ 一口かじり取ってみると・・・栗の風味&甘味が半端ない! 砂糖を使わなかった分、余計な甘味に邪魔されず、栗本来の風味が口の中に広がりました・・・ こんなに美味しいとは・・・何も加えない・・・これは究極の和菓子でしょう。 マロングラッセ。 渋皮剥くのに一苦労する上に、数日掛けてコトコト煮込むのに時間と手間が掛かる・・・そして、割れてしまうこともある・・・とても面倒な料理です。もし作る場合は覚悟して作りましょう♪ 食べてみた感想は・・・もちろん、手間暇掛った分、美味しい♪ 作り方: 1、鬼皮も渋皮も綺麗に剥く。 今回はだいぶ雑・・・ 2、水と砂糖は1:1に近くなる程度入れて弱火で溶かす。 3、弱火にしてクリを入れてコトコト20〜30分煮る。 商品にする時等は、1個1個ガーゼに包んで割れないようにします。 今回はもちろん省略♪ 4、冷ます。 5、3・4を繰り返す。繰り返す時には砂糖を追加して濃くしていきます。 6、クリが透明になって来たらブランデーを加える。 今回は省略。 7、固まるほどにネットリしてきたり・・・砂糖が析出(砂糖が溶け切れずに出て来る)してきたら完成。 焼きプリンにマロングラッセ。 バニラアイスにマロングラッセ。 マロングラッセは、そのままパクパクと食べてましたが、これだけではもったいない・・・さらに何かに使えないか・・・やはりデザート系でしょう♪ 焼きプリンとマロングラッセは絶妙に合いました♪ ともに風味が良い♪ バニラアイスは、マロングラッセを口に入れる時はバニラアイスを少しにすると良いです。あまり沢山一緒に食べると、マロングラッセの風味が掻き消され、ただ甘いだけの物体になりました・・・食べ方を工夫すれば◎♪
茶漉しなみの目の細かな網で濾しました。 マロンペースト。 栗を茹でたら中身を取り、水少々に砂糖少々を加えてフードプロセッサーなどで混ぜるだけ。 栗本来の美味しさが好きなので、砂糖は無くても良かったのですが、極々僅かだけ投入しました。 私は、フードプロセッサーを準備したり、片付けたりするのが面倒・・・量もそれほど無かったので、網で直接濾してしまいました。 焼きプリンに。 栗の風味が美味しいプリンになりました。美味しい♪ 残りはアルミホイルのお皿に入れて・・・オーブンで焼いてみました。 これが、焼く事により、香ばしい風味も加わって!! 激美味しいです♪ 栗を茹でたら網で濾して泡盛へ♪ 栗の実酒。オリジナルです。 いろいろなリキュールのレシピは見つかるのですが、栗を使った物は見つからない・・・ やっぱり熱を加えないと甘くならないので、そのまま浸けても美味しくないのか!? ただ、ネットを検索すると市販品は存在する・・・と言う事で・・・ 兎にも角にも・・・まずはお試し!! 泡盛に茹でて磨り潰した栗を投入してみました。 酒量に対して栗はザックリ1/3よりは多く、半分よりは少ない程度です。 さてさて・・・乞うご期待♪ 去年の秋に採取して・・・冷凍庫に放置したまま・・・今は7月下旬!! 暑すぎる!! アイスしかないでしょ♪ マロンアイス。 材料は、栗(普通サイズで8個ほど)、生クリーム100cc、牛乳40cc、卵1個、砂糖。 作り方: 1、茹でた栗を半分に切ったら、スプーンで中身を掻き出します。 2、鍋に生クリーム、栗を入れたら弱火で約10分。トロッとしてきたら・・・ 3、ツブ状の栗はある程度潰しておきます。ツブの残り具合はお好みで♪ 4、火を止めて少し冷ましたら、卵、砂糖を加えて混ぜます。 5、トロッとしてきたら・・・生クリームを加えて混ぜたら・・・冷凍庫へGO!! 今回私は・・・ 買った生クリームが200ccだったので、基本倍量で計算しました。 砂糖は出来るだけ使いたくなかったので、極少量。 栗が小型だったのもあり・・・20個ほど投入!! 出来たもの♪ これが、想像以上にカチコチ!! もう少し柔らかいものと・・・ 原因は、私が砂糖の投入を極少量に変えた事、栗の量も多めだったから!? マロンアイス。 冷たい♪ 美味しい・・・? これは、私が砂糖を少なくし過ぎました!! ハチミツ掛けバージョン♪ 砂糖はあまり使いたくなかったのと、ふと、思い付いたハチミツが栗の風味と合う気がしたんです♪ これは! 美味しい♪ 栗の葉料理: お浸し。 若葉も利用することが出来ます。 思ったほど苦くもアクもなく・・・ただ良い風味もそれほどありませんでした。 普通に頂けました。 天ぷら。 本に天ぷらにすると美味しいとの情報で作ってみました。 結果、それほど美味しい!と言うほどのものではありませんでしたが、パリパリサクサクして塩味・・・ ビールともあい、あっと言う間に食べてしまいました。 クリの葉茶。 8〜9月に葉を採取してサッと水洗いしたら天日干しします。 急須にギュウギュウ詰めにしてお湯を注いだらしばらく放置・・・さて。 何となくのイメージですが、やや苦みのある飲み難いお茶だと思ったら・・・ 僅かな甘味も感じるほどの美味しいお茶になりました。 効果は、高血圧や動脈硬化の予防など。