サバイバル節約術


キンモクセイ <金木犀>










キンモクセイ。
花の頃は近づくと周辺一帯に良い香りが漂います。
とても良い香りなのでいろいろな利用法があります。
ワインに漬けて桂花陳酒としたり、桂花茶としたり、桂花醤にされたりします。
シロップに漬け込んで保存し、洋菓子などに利用しても良いです。


今までずっと・・・近くの公園などで見掛けていましたが、公共の場にある花・・・やはり採取は避けていました。
やっと・・・山の中の薄暗い西側の斜面に・・・わずか1本・・・それに花も僅か・・・でしたが、手の届く範囲で少しだけ採取する事が出来ました。





桂花密。

1、キンモクセイの花が汚れている場合は、サッと洗って水けを取ります。
  綺麗ならばそのまま使っても良いです。
2、軽く塩を振ってザックリ混ぜます。
  省略しても良いです。
3、たっぷりのハチミツを投入し、1週間以上経ったら完成!

デザートなどに使ったり・・・風邪の時はそのまま舐めても良いです。




桂花密を 頂き物のパンに。
美味しいです。
途中で味を変えて・・・マーガリンも付けて頂きましたが、それも美味しい!!



桂花密を あんみつに。美味しい!!

その他、カラスムギのグラノーラなどにも使いました。これはカラスムギのページへ。



桂花密を 泡盛に。
お酒に入れても良いとの情報から作ってみました。
食後に頂けば良かったです。どんな料理にも合う泡盛ですが、甘くなると・・・当然ですが、合う合わないが出て来ます・・・



桂花密を牛乳に。
牛乳とハチミツが合うので当然ですが、これも美味しいです。



ドレッシング。
乾燥させたキンモクセイの花にオリーブオイルと塩コショウを少々混ぜたものをサラダに掛けて頂きました。
本当は生の状態が良かったのですが、当日はいろいろあって・・・乾燥させてしまいました。
そして実際には、写真に写っているよりも多くの花を使っている(中に入り込んでる)のですが、これでも少なかった!
残念ながら、ほとんどキンモクセイの風味を感じる事は出来ず・・・生で量も多ければ良かったでしょう。
今回は、香りは残念でしたが、見た目は良くなりました。






キンモクセイ茶。
9〜10月に花を摘んで陰干しします。
2018年9月下旬・・・かなり散っていて採取できたのはこれだけ・・・量が少ないので急須を使わず、コップへ直接入れて作りました。コップは予め温めてからキンモクセイの花を入れ、熱湯を注ぎ、ラップで置きました。
コップ1杯で写真の量が丁度良かったです。キンモクセイの香りがふんわりと広がり・・・これは美味しいです。
効果は、不眠症や低血圧などに。





漬けた直後。



約3ヶ月後。

キンモクセイ酒。
花の量は好みで・・・目一杯入れても良いようです。
花は1週間後に取り出しておき、3ヶ月で熟成します。
味は、花で造ったお酒ならでは・・・飲み易いお酒です。

効能は、鎮痛、健胃、食欲増進、整腸、便秘、強壮にノイローゼ、精神安静、安眠など。










 

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