2018年10月上旬。 サバイバル8年目にしてやっと!! ドングリのような実が落ちていて気付きました。 何これ!? もしや!? ただ、近くには桜の木ばかり・・・この実の主は!? と、言う事であちこち探してやっと見つけたのです。 ドングリの様な実の中にアーモンドのような種が入ってます。 カヤ 実を食用とすることができます。 葉の先は鋭く尖り、手に刺さります。千切るとグレープフルーツの香りがします。 材質は緻密で硬く弾力があります。碁盤、将棋盤などに利用されます。 さらに、芳香は虫除けに、水に強いので風呂桶などにも。 実の下拵え: 1、実を割って中の種を取り出します。 2、種を灰もしくは重曹と水を混ぜたものに1週間浸けてアク抜きします。 写真の水の量に対して大さじ1杯の重曹を入れました。 3、実を取り出して洗ったら、天日で3日間乾燥させます。 4、種を割って中の実を頂きます。 種の中身。 外側の皮(渋皮)は、簡単には取れません・・・身も削れる・・・みなさん苦労されているようです。 このまま食べたら渋いのか!? 取り出した中身はアク抜きの状態を知るためもあり、まずは渋皮付きで炒らずにそのまま食べてみました。 結果、渋くも苦くも無く、実の香り・・・ス〜ッとする爽やかな香りのある木の実の風味でした。 悪くない! 美味しい! 実を炒ってみました。 これは普通に美味しい。 お酒のツマミに色々なナッツ類の詰め合わせの一つになっても全く違和感ない感じです。 ミックスナッツと一緒に♪ 同じナッツ系として違和感ないのですが、カヤの実は軽く炒ってあるので、風味良くて一番美味しかった♪ 磨り潰した実。 サラダに。 サラダに使うと風味良く美味しいです。 砂糖がけ。 失敗!? ・・・だろうか・・・成功を知らない・・・ 美味しいです。ついパクパクと・・・ 作り方: 1、鍋に砂糖と水少々で火に掛けます。水は砂糖の1/10程度。 2、溶けたら炒ったカヤの実を入れて混ぜる。 3、砂糖が白っぽくなったら完成。 コーヒーゼリーに。 2020年現在、実がなるカヤの木はたったの1本。 落ちた実はすぐに動物に喰われてしまうようで、落ちた実を拾っても9割以上は果皮だけ・・・ と、言う分けで、実が沢山落ちた直後に来ないと沢山拾えないのです・・・ 今年は、秋に台風か来ず・・・タイミングが無く、何気に来た時に探し回っただけでした・・・ 結果!拾った実はたったの2個!! これをどう使う!? デザートのトッピングを思いついて、炒ったら香ばしくなるだろう・・・ならば、コーヒーが合いそう♪ で、早速♪ これが!! 見事的中!! これは美味しい!! カヤの実 ウォッカ 泡盛。 カヤの実をそのまま丸ごとウォッカに浸け、たったの一昼夜経ったら完成!! それだけ!! これが美味しいようです。 私にはウォッカはありませんが、泡盛ならばいつでも沢山ある・・・と、言う事で、私は泡盛に浸けてみました。 種は直ぐにアク抜きの工程へ・・・今回は残った皮だけを使いました。これで十分です。 実を開いた状態で3時間程度浸けただけで、十分過ぎる程の風味・・・1時間でも十分でしょう。 泡盛は水で割って頂くので写真の量でも良かったのですが、ストレートで頂く場合は、投入する量を調整する必要がありそうです。 簡単に出来て美味しい・・・これはおすすめです。 漬けた直後。 半年後・・・ カヤの実酒。 カヤの実はお酒の3〜4割として、3〜4ヶ月漬けて熟成させます。 漬けた実はそのままでOK。 これは、爽やかな風味があり、熟成してまろやかさもあり・・・美味しい♪ イヌガヤ。 2019年、地面に見た事の無い実が落ちていたので気付きました。 生で。 落ちている実は、すでに食べれなさそう・・・まだ木に成っている実をツツイて落ちて来るものだけを拾いました。 イヌガヤは、カヤの実のように種子を食べる事はできないのですが、果皮は食べる事ができます。 さて、その味は・・・ パクッ! マズ!?・・・くない・・・けど、美味しい!? とも、言えない・・・ 若干、甘い風味もありながら・・・なんか食用でないものの風味も混ざる・・・ これはほんとに完熟していないものだと、違和感の方が強くなる・・・完熟(落ちる寸前or落ちた直後)しているものが手に入ったらどうぞ♪