葉の裏側。 8月下旬。 11月上旬。 ヒノキ。 日本にのみ自生しています。(変種として台湾にタイワンヒノキがあるのみ) 建築材としてとても有名&高価です。 このヒノキの葉を使ってお茶にする事ができます。 葉や幹から採れる精油は、薬、香料などとして利用できます。 材は、伐採後200年〜300年程は、年を経る毎に強度を増し、1000年後も伐採時よりも高い強度を維持します。 良く似た種に、サワラ、アスナロ、クロベなどがあります。 (全てヒノキ科です。ちなみに杉もヒノキ科です。) ヒノキ酒。 今は冬・・・本当は、夏に未熟果と若葉を使って造るようです。 とりあえず、実験で冬に若葉のみを使ってみました。 酒量の記載が無かったので、5割としました。 1ヶ月後に葉を取り出し、3ヶ月後に熟成して頂く事が出来ます。 ヒノキ酒。 香りは凄いヒノキの香り・・・飲んだら、ハッカのような強烈な清々しさ・・・これは、明らかに分量が多かったです。 グラスに僅かに注ぎ、泡盛で割った後、水で割り・・・これで丁度良い・・・ 分量5割で多いので、機会があれば、次回は2割以下にしてみます。 8月末。若葉と未熟果が採れたので使ってみました。 ヒノキ酒。 ヒノキの若葉と未熟果を浸け、1ヶ月後に中身は取り出して3ヶ月で熟成します。 一つ上の写真の量で丁度良い感じになりました。 口の中に清々しい芳香が広がります。 食前酒や脂っこいものを食べる時などに特に良さそうな感じです。 ヒノキ茶。 ヒノキの若い葉をコトコトとじっくり茹でるだけです。 美味しく頂くコツは葉の量は少なめにすること。 夏だったので冷やして頂きましたが、サッパリ爽やかで美味しく頂けました。 枯れかけているわけではなく、この時期にはこの様な状態になるようです。 1月。 ヒムロ。 海岸に面した山中に不思議な葉の木を見つけました。 スギの様にトゲトゲしているのですが、ずっと細かな葉。 いろいろなワードで散々検索したのですが、結局見つからずに断念・・・それから約1年後・・・ 何か別の調べものをしている時に、!?あっ!! と、なりました。 散々調べて断念した記憶がずっと残っていたので憶えていたのです・・・ このヒムロ、実はサワラの園芸品種だそうで・・・自然分布はしないそうです。 どうやってここに来たのか・・・潮風のあたる山の中、まれに釣り人が分け入ってくる場所にありました。 ちなみに、サワラはヒノキの仲間なので、このページに追加したのです。