5月中旬。 キショウブ <黄菖蒲> 川と言うより池に近い・・・泥質の土壌の所で咲いてました。 アヤメ、カキツバタ、ショウブ・・・どれも良く似てます・・・ 調べたら、ショウブは、サトイモ科で、アヤメはもちろんアヤメ科、その他、カキツバタ、ハナショウブ、写真のキショウブもアヤメ科の仲間でした。 要注意外来生物に指定され、外国から入ってきて各地で繁殖してしまっている様です。 エビモ <海老藻> 南アメリカを除く、世界各地で繁殖し、日本に持ち込まれたものが繁殖しています。 オオカナダモ <大カナダ藻> アクアリスト(水槽で生き物を飼育する人)からは、「アナカリス」と呼ばれます・・・私も「アナカリス」の方がシックリ来ます。 南アメリカより日本に持ち込まれて各地で繁殖しています。 コカナダモ <小カナダ藻> オオカナダモ同様に帰化植物です。 大きなオオカナダモに比べてずっと小さく、葉もまばらです。 良く似たもの: オオカナダモは輪生する葉は主に4枚。タヌキのシッポのようにフサフサ。 コカナダモは輪生する葉は主に3枚。短い葉が縮れてまばらな感じ。 クロモは輪生する葉は3〜6枚。長い葉がまばらにある。 1月中旬。 3月下旬。川にて。 5月上旬。 5月中旬。池にて。 6月上旬。 写真は水際なので根は水に浸かっていると思います。 オオフサモ <大総藻> 南アメリカより日本に持ち込まれて各地で繁殖しています。 フサモの仲間。 オオフサモの様に水面には出ず、水中でゆらゆらと動いてました。 マツモ <松藻> 金魚藻とも呼ばれます。 とても繁殖力が強いはずなのですが、この場所はエビモに埋め尽くされていました。 観賞用水槽に入れると涼しげで綺麗なのですが、成長が早すぎて手入れがとても面倒です・・・その分、枯れる心配は少ないです。 海藻でも同じ名前の“マツモ”が存在しますが、全く別物です。 アオウキクサ <青浮草> 葉の大きさは2〜3mm程度。 用水路の端から端まで埋め尽くし水面が見えませんでした・・・ 薬として風邪症状に利用されました。 3月下旬。 5月中旬。 7月中旬。 12月上旬。 シュロガヤツリ <棕櫚蚊帳吊> シベラスとも呼ばれます。 この仲間のパピルスは、ペーパーの語源にもなった紙の原料になりました。 山の中の用水路。 ポツポツ見える濃い緑色のものは、カワモズクです。ヤモリも沢山居ます。 ミズハコベ <水繁縷> ずっとずっと名前が分かりませんでした。カワモズクも育つほどの環境の良い水路で見つけました。 アマゾントチカガミ <アマゾン水鼈> 別名:アマゾンフロッグピット。観賞用に持ち込まれたものが各地で帰化しています。 私も水槽の水草としてネットで買った事があります・・・。 コバノヒルムシロ!? もしくは、 ホソバミズヒキモ!? 両者はとても良く似ていて実を見ないと判断できません・・・ので、今は保留・・・ 7月上旬。花。 ウチワゼニクサ <団扇銭草> 別名:ウォーターマッシュルーム。 北アメリカ原産で観賞用の水草だったものが帰化しています。ウォーターマッシュルームで検索すると観賞のサイトやお店などがヒットします。 ブラックバスやブルーギルが繁殖している大きなダム湖の湖畔で見つけました。 タヌキモ類。 そこそこ大きなため池の向こう岸近く・・・望遠で撮影しました。間違いないでしょう・・・ 小・中・高と、食虫植物が好きで、沢山本を買い、図書館にも足を運び、色々な食虫植物を育ててました。 2018年にして初めてこのHPに食虫植物の登場!! って・・・ただそれだけ。