現時点で食用になるとの情報が見つからなかったもので、毒草ではないものはここへ記憶して行きます。 今後、食用もしくは毒草のページへ移動する可能性もあります。 9月下旬。 11月末。 トキリマメ <吐切豆> 良く似た種にタンキリマメがあります。 (どちらもタンキリマメ属です。) トキリマメの葉の最も幅の広い部分は中央よりも茎に近いほうにあります。 ※当初、この違いだけで見分けようとしていたのですが、難しい場合もある・・・現在では、トキリマメの方が葉の先が尖って長くなるイメージと、葉自体がタンキリマメよりも薄い事で判断しています。これは一度両者を同時に見る事ができれば分かり易い♪ ツリフネソウ <釣船草>。9月下旬。 長い柄の先に舟(花)がぶら下がっている様に見える・・・かな? サワヒヨドリ <沢鵯> ヒヨドリバナ、サワヒヨドリ、フジバカマは、どれも似たような花を咲かせます。 サワヒヨドリ:花はピンク色が多く、葉は細長い。 フジバカマ:葉が3裂する。 ヒヨドリバナ:3裂せず、葉はギザギザが目立つ。 フジバカマは秋の七草のひとつですが、数が減り、絶滅危惧種にもなっています。 アケボノソウ <曙草> 食用になるとの情報も薬効があるとの情報もみつかりませんでした・・・ とりあえずここに記録を残します・・・ 特徴のある可愛い花です。 3月中旬。 ヤマネコノメソウ。 2月中旬。 4月上旬。 ヨゴレネコノメ。 ネコノメソウ <猫の目草> とりあえず・・・見慣れない植物を見かけたら撮影してます・・・ 何か調べ物をしていると、この草どこかで見た事ある様な・・・となります。 この草も後で名前が分かりました・・・ 猫の目には見えませんが・・・ 右はねじれるネジバナ。左はねじれないネジバナ。 ネジバナ <捩花> 見たことのある方も多いと思います。 野草の中でも綺麗な花を咲かせます。 とても綺麗にねじれるものから、全くねじれないものも存在します。 珍しいネジバナの白花版。6月下旬。 シロハナモジズリ <白花文字摺> 良く似たアメリカモジズリは大型で開花時期は8月〜11月です。 6月下旬。 7月中旬。 7月下旬。 9月上旬。 トモエソウ <巴草> 茎はまっすぐに伸び、葉は交互に対生、花びらはプロペラの様な・・・巴形(ともえがた)・・・だったので、つい撮影・・・ 巴(ともえ)とは、勾玉(まがたま)や、記号の“,”(コンマ)の様な形。 3月中旬。 5月中旬。 6月中旬。 白花。6月中旬。 ムシトリナデシコ <虫取り撫子> 観賞用としてヨーロッパから輸入され各地で野生化してます。 “ムシトリ”との名前ですが、食虫植物ではありません・・・ 3月中旬。 ヒメリュウキンカ <姫立金花> 食用のリュウキンカに似ていますが別種です。 ヨーロッパ原産で園芸用のものが野生化しています。 リュウキンカとの違いは、 ・リュウキンカ 花期は5〜7月。花弁(ガク片)は5〜7個。水辺を好む。 キンポウゲ科リュウキンカ属。 ・ヒメリュウキンカ 花期は3〜5月。花弁(ガク片)は8個〜。陸地にも生える。 キンポウゲ科キンポウゲ属。 など。 キンポウゲ科キンポウゲ属には、キツネノボタンなどの毒草もあり、食用との情報が見つからなかったので食用不可としました。 3月中旬。 スズメノカタビラ <雀の帷子> イネ科。 似た種にコスズメガヤ、ニワホコリ(花期:8〜9月)などがあります。 6月中旬。 9月下旬。 マツカゼソウ <松風草> 山の中で見掛けました。 ホワイトリカーに漬けて外用薬として利用されます。 3月中旬。 5月上旬。 6月上旬。 7月下旬。 10月上旬。 10月下旬。 アレチハナガサ <荒地花笠> これでもか!と言うほどに、茎はシッカリと四角です。 また、葉は交互に90度ずれて付きます。 ヤナギハナガサ <柳花笠> アレチハナガサよりも見た目の良い花です。 いつもの事ながら・・・種の同定に時間が掛かります・・・最近増え始めた帰化植物は古い野草図鑑には載ってなく・・・ネット上をウロウロしてやっと見つけ出すのです・・・ 上の2つはペアで良く見掛けます。 若干、青っぽく見えるもの。 稀にみる真っ白な花。 実。 ニワゼキショウ <庭石菖> 赤い花と白い花があります。 真ん丸い可愛い実が成ります。 オオニワゼキショウ <大庭石菖> ニワゼキショウよりも大型になりますが、花はまばらに着く事が多く、見過ごしてしまいがち・・・ 玉(実)ももちろんデカイ。 6月下旬。 7月上旬。 7月中旬。 8月上旬。 こちらは川原のとても日当たりの良い所に生えてました。 赤味が強く少し大きめな気がします。 ヒメヒオウギスイセン <姫檜扇水仙> アヤメ科。 ヨーロッパから来た園芸品種です。 6月上旬。 この写真は、花びらに特徴的な褐色の部分がないのですが、中央が濃い褐色なのでキンケイギクではなく、ハルシャギクの仲間だと思われます。 全て赤い色のもの。 赤い色が大分大きいもの。 ハルシャギク <波斯菊> 川原でポツリポツリとまばらにありました。 この仲間に特定外来生物に指定されているものもありますが、こちらはそこまで繁殖力が無いのか、環境が合わないのでしょうか。 コスモスに似ていますが、コスモス属とは異なるハルシャギク属になります。 5月上旬。 5月下旬。 オオキンケイギク <大金鶏菊> 観賞用として日本に持ち込まれたのですが、繁殖力がとても強く、現在では栽培が禁止されているようです。 一つ上のハルシャギク同様に、ハルシャギク属になります。 牛乳かん。 コスモスは花びらを食べる事が出来る・・・属が異なりますが、オオキンケイギクで頂いてみました。 その前に・・・その場で生のまま花びらを何枚かまとめて口に入れて噛んでみたのですが、アク・エグミなど全くない・・・これはどんな料理にも使えると感じました。 牛乳かんに入れてみたら・・・見た目良くこれは美味しく頂けました。 各地で大繁殖しているオオキンケイギクですが、みんなで花ごと摘んで家で花びらを使った料理にすれば・・・一石二鳥! 4月下旬。なんとなく可愛かったので♪ イシミカワ <石実皮> ママコノシリヌグイに良く似てますが、秋に付く実で判断できます。 下痢止めや利尿薬として利用されます。 実。3月下旬。 4月上旬。 5月上旬。 花。5月中旬。 5月下旬。 こちらは海岸の西面・・・日照時間の違いでしょうか・・・だいぶ雰囲気が違います。 ハマボッス <浜払子> 波打ち際近くの岩場に育ってました。 花。4月上旬。 花。5月上旬。 ハマツメクサ <浜爪草> これは疑問形の同定です。正確には種子の形を調べなければ判断できません・・・ 上の写真の物は、どれも波が高く風の強い日には、波飛沫が当たる程海に近い場所でした。 良く似た仲間に、ツメクサ、オツメクサ、イトツメクサなどが存在します。 3月上旬。 ウシオツメクサ。 これもやや疑問形の同定。 とても良く似た種に、ウシオハナツメクサ、ウスベニツメクサがありますが、どうも情報が錯綜しています・・・ 上の株は、雄しべは(数個しか見てませんが・・・)5〜6本、萼の基部に黒点2つ、托葉がグルッと繋がり、花周辺の茎や葉にだけ腺毛があり、その他は全くの無毛でした。 写真は、満潮になると海水中(やや汽水)に浸かってしまう堤防上にいくつもいくつも・・・大量にありました。 小さくピンク色の花が綺麗です♪ 5月中旬。 コバンソウ <小判草> 実は軽く、カサカサした感じです。 穂が開く前。 5月上旬。 5月中旬。 ヒメコバンソウ <姫小判草> ヒメの名の通り、コバンソウよりもずっと小さく、線香花火のようです。 細かく揺れる姿が可愛くて素敵。 チヂミザサ <縮み笹> 写真はケチヂミザサ。ひっつかれた記憶がないのですが、実は粘着系のひっつき虫の様です。 フタバムグラ <双葉葎> 薬として肝機能改善、ガン予防などに利用されます。 3月下旬。
4月中旬。 シャガ <射干、著莪> 綺麗な花です。 根に毒のある可能性があります。昔は食用にされた可能性があるとの情報もありました。 4月下旬。潮風の当たる磯のガレ地に生えてました。 5月上旬。 5月中旬。 シロバナマンテマ <白花マンテマ> 荒地に育つナデシコ科の仲間です。名前に“シロバナ”と付いてますが、マンテマの赤に白い縁取りではないもの・・・白〜ピンク色のものは、シロバナマンテマと呼ぶそうです。 カズノコグサ <数の子草>。イネ科。 小穂を一つだけ残して取り除き、カエル釣りができるようです。 カズノコグサ・・・別名:ミノゴメ(蓑米)とも呼ばれますが、本来ミノゴメと名づけるはずのものはムツオレグサの方で間違えてしまわれたようです。 ミノゴメが食用との情報が見つかりますが、これは上記間違いのため・・・このカズノコグサは通常食用となりません・・・ ・・・ミノゴメが食用との記憶が頭にあったため、カズノコグサを大喜びで採取したのですが、改めて調べたらどうやら違う・・・と分かったのですが、せっかく採取したので天ぷらにしてみました。 見た目は美味しそうですが、茎の繊維が強いのでバラして掻き揚げにした方が良かったです。 実自体は塩でサクサクと美味しく頂けましたが、実の中は空洞・・・食べてもお腹は膨らみません・・・ イヌコモチナデシコ <犬子持撫子> 田んぼ脇の路肩にありました。とても変わった花の付き方・・・でも、ネットで名前を調べるとなると、こんな特徴のある植物でも難しいのです。 今回は、細長い葉が対になって付く特徴からナデシコの仲間では?との想像で、ナデシコ科の植物を調べたら見つかりました・・・初めての経験だったので嬉しい・・・ 4月下旬。 花。5月下旬。 8月下旬。 サンカクイ <三角藺> よく似たカンガレイは、もっとまとまって生えます。サンカクイは地下茎を伸ばすので芽は分散します。 キンラン <金蘭> 稀にポツポツと・・・ひと山の散策で1〜2株程度・・・見掛けます。 4月下旬。 5月上旬。 コメツブツメクサ <米粒詰草> 絨毯の様に地面一面に広がります。 良く似たコメツブウマゴヤシは、立ち上がり30〜60cm程にもなります。その他、実の形が違います。 5月上旬。 白花。4月下旬。 5月上旬。河原の堤防にて。 タツナミソウ <立浪草> 古くは民間薬として強壮に利用されました。 一眼でも写真を撮る様になって・・・これ、コンデジで以前撮ったもの・・・コンデジでも極めればここまで!! ビックリ!! ちなみに、こちらは一眼で撮影しました・・・ マツバウンラン <松葉海蘭> 比較的、新しく日本に入ってきた帰化植物のようです。 この時期にはあちこちで見掛けます。 リナリア。 リナリアの仲間には花を食用とするものもあるようです。 4月下旬。写真が前後しますが、2019年にして・・・咲き始めがピンク色だと言う事を初めて知りました。 5月中旬。 花。5月中旬。 ホタルカヅラ <蛍葛> とても綺麗な青い花でした。 花。4月下旬。 アメリカフウロ <亜米利加風露> ゲンノショウコにとても近い、フウロソウ科フウロソウ属の仲間です。 キキョウソウ <桔梗草> 単に桔梗の花に何となく似ているから・・・と言うだけでなく、シッカリ、キキョウ科の植物でした。 小さいですが綺麗な花です。 アゼナ <畦菜> 川の直ぐ近くで育ってました。 8月上旬。 8月中旬。 9月中旬。 9月下旬。 ヒオウギ <檜扇> 低い山の開けた場所にて。 カナビキソウ <鉄引草> 利尿薬として利用されています。 ツルアリドオシ <蔓蟻通> 花が2つペアで咲いてました。 5月上旬。 ギンリョウソウ <銀竜草> 自身は葉緑素を持たず、菌類と共生して栄養を得ています。 あまり見掛けない&真っ白なのもあり、ふと見つけるとハッとします。 コクラン <黒蘭> 今まで何度も・・・散々歩いてきた場所・・・ふと足元に見慣れぬ草・・・ 花は枯れて落ちてしまったのか・・・さらに良く見たらこれでも咲いてる!? 花は小さい事もあり、これが咲いている状態だとは直ぐに気付きませんでした。 名前の通り、これでも立派な蘭の仲間なのでした・・・ 花は地味ですが、全体的に涼しげ・・・ 葉は特徴的です。 ムラサキニガナ <紫苦菜> ノゲシに似た感じで食べれそうなのですが、食用との情報はみつからず・・・ 山の中、やや日陰となった林内で風に揺れる花が綺麗です。 ヤマニガナ <山苦菜> 花茎がヒョロッと高く伸びていたので気付きました。 黄色い綺麗な花を咲かせます。 ハマナデシコ <浜撫子> 厚みがあり、光沢がある葉・・・花が咲かないとハマボッスだと思ってしまいそうです。 何度か通っているのですが、花が咲いていて初めて存在に気付きました。 ナデシコと言えば可憐なイメージですが、こちらは明るく元気なイメージですね。 7月中旬。 チダケサシ <乳茸刺> チチタケをこの植物の茎に刺して持ち帰った事から付けられた名前・・・当然、今がチチタケの季節です。 トリアシショウマ、アカショウマなどと似ていますが、こちらは花に色があります。 今まで管理されている場所でしか見た事がありませんでした・・・それが!! 家から直ぐ近くの河原・・・草刈り機でバリバリ刈られる場所で・・・ふとススキの根元にピンク色の何かが・・・まさか!! ほんとびっくり♪ しかも、よく見たらあちこち・・・気を付けないと踏みつけてしまうほどにあちこちにありました♪ ナンバンギセル <南蛮煙管> 強壮・鎮痛として煎じて頂くこともあるようです。 ススキなどの根に寄生する寄生植物です。 実。 ヒナギキョウ <雛桔梗> 花だけみるとキキョウソウに似ています。 食用にはされませんが全草を薬として利用することがあります。 4月上旬、田んぼのあぜ道で咲いてました。 4月下旬。橋脚の埋め立て工事が今年やっと終わったら・・・生えて来ました。 ヒナゲシ <雛罌粟> 別名:ポピーケシ科の植物で麻薬の原料となる種も同じケシ科の中に存在しますがこれは違います。 チューリップよりも優しげな雰囲気の花です。 ケカモノハシ <毛鴨の嘴> 海岸にて。密集して生えていて根がシッカリしているので、その場所だけ砂が飛ばされず、こんもりしてます。 穂を良く見ると2枚が合わさった感じが鴨の口ばしのように見えるからだとか・・・今度、良く見てみます・・・ 9月上旬。花。 10月下旬。実。 コバノカモメヅル <小葉の鴎蔓> びっくりしました! ふと見たら・・・ミニチュアのガガイモの実が目の前に・・・これは何!? ガガイモの実を見慣れていたので、これは可愛い・・・ 種を調べてもなかなか見つからず・・・やっと見つけました。 間違いなく、カモメヅルの仲間でしょう・・・さらに、恐らくコバノカモメヅルだと思われます。 ゴチャゴチャして分かり難いのですが、カモメの翼のように2枚の葉が対になっているのです。 現時点では食用との情報が見つからなかったのが残念。 オオルリソウ <大瑠璃草> そこそこ大きな草で変わった形・・・ずっと気になっていたのですが、どうやっても名前がわからない・・・ 数年が経ち・・・何かの調べ物の時に、ふと、発見しました。 青い綺麗な花をつけます。 コウボウシバ <弘法芝>コウボウムギと見た目も名前も似ています。 イナモリソウ <稲森草> 名前は発見された場所の地名から。5〜6月に花が咲きます。 山の中、林道脇の崖で育ってました。ここはツチグリの生える場所でもあります。 エンシュウハグマ <遠州白熊> 遠州は静岡県西部地域の呼び名・・・まさに私の住んでいる場所! 白熊はヤクの尻尾の毛。槍に付けたり払子にしたりされるものです。 小さな花ですが、面白い&可愛い・・・ キッコウハグマ <亀甲羽熊> 10月下旬、山の北側、小川横の山道脇にポツリポツリと咲いていました。 5月中旬。 1月下旬。これらが全部!! シナダレスズメガヤ <撓垂雀茅> 穂先は胸の高さほどにあり、その名の通りシナダレてやや黒っぽいのが特徴です。 枯れて年を越しても残っていて、しかもとても丈夫。穂を掴んで引っ張っても簡単には千切れないのです。 要注意外来生物指定、侵略的外来種ワースト100にも選ばれるほどの繁殖力があります。 天竜川にも・・・上流から河口まである所には見渡す限りあります。 シラユキゲシ <白雪芥子> 林内のやや開けた場所の川沿いで大量に咲いてました。 オオヒナノウスツボ <大雛の臼壺> 山の中、林道脇のこの場所にだけ咲いてました。 3月中旬。 3月下旬。 ハナニラ <花韮>花が可愛くて・・・子供の頃に、河原から少しだけ採取して家の庭に植えたら・・・凄く増えた記憶があります。 もう少し青味の濃いタイプもあります。 ヤセウツボ <痩靫> 見つけた時、オニノヤガラ!! 珍しい!! と、大喜びしてしまいました・・・若干の違和感を感じながら・・・ 調べたら、これはヤセウツボと呼ばれる外来種で寄生植物・・・ アカツメクサやシロツメクサと一緒に咲き乱れて綺麗・・・などと思っていたら大間違いだったのです・・・ ヤセウツボには申し訳ない・・・見る目が変わってしまいました・・・ 5月上旬。 アヤメ <菖蒲・綾目・文目> 日当たりの良い乾いた堤防になぜ!? 調べたらアヤメは乾いた所が好きなのだとか・・・ この川のかなり上流から下流まであちこち行きましたが、生えているのは初めて見ました。 綺麗です。 シオクグ <塩莎草> 海とは堤防をひとつ挟んだところ・・・川の一部が広くなり、ちょっとした湖的な場所に生えてました。 そんな塩とは僅かながら縁のある場所に生える植物です。 アゼナルコ <畔鳴子> 良く似た種が幾つかありますが、こちらは河川敷などに生えます。 4月下旬。 5月中旬。 コメガヤ <米茅> 可愛い・・・見た時、お米の様だと思いました・・・名前を調べたらまさに!! 別名に“スズメノコ”とも。この名前も可愛い・・・ コナスビ <小茄子> とても背が低く、足元の僅か数センチの草に紛れて咲いているのに気付かなかったほど。 ヌカススキ <糠薄> 他の草に紛れていてとても低い・・・見過ごしてしまいがちですが、良く見ると可愛いです。 ハナヌカススキ <花糠薄> 一つ上のヌカススキととても良く似ています。 ネズミホソムギ <鼠細麦> ネズミムギとホソムギの交雑種。芒(毛)が短いのです。 エダウチネズミムギ。 この周辺だけ、先端がトサカのようになったものがありました。上の写真では5本写ってます。 名前からして枝分かれしているものを呼ぶのかと思いきや・・・枝分かれも含めて付き方の異常なものも含むようで、これと同じものが本で紹介されていました。 ・・・いや、これはエダウチネズミホソムギか!? ・・・こちらも・・・エダウチネズミホソムギ。←勝手に命名。 撮り方が下手です・・・穂が4本に完全に分かれてました。 ホソムギとしては大分違和感ありますが、ボウムギではありません・・・若干、混ざってる!? 枝分かれしているもの。一つ上の写真で分かるでしょうか、すぐ横にもう1本ありました。 ※ネズミムギの枝分かれタイプをエダウチネズミムギと呼ぶので、もしかしたらエダウチホソムギと呼ばれる種もあるかとアホな思い付きで調べてみましたがありませんでした・・・ ホソムギ <細麦> ネズミムギと異なり、こちらは芒(毛)が無いのです。 イヌムギ <犬麦> 小穂が大きいので食べ応えありそうですが、ペラペラで中身はとても小さいです。 6月中旬。 6月下旬。 翌年春・・・既に枯れてますが、実はパカッと割れてこんな感じに。ガガイモの実に形が似てます。 シタキソウ <舌切草> 2018年。何度も来ているのに初めて気づきました。 こんな外見ですが、ガガイモ科(分類方法によってはキョウチクトウ科に含まれる)に分類される多年“草”です。 余談ですが、幹(茎)が大人の腕ほどにもなるクズも“草”。良く似たキョウチクトウ科のテイカカズラは“木”なのです。 2021年4月下旬。 2018年5月上旬。 5月中旬。 シラン <紫蘭> サワラン <沢蘭> 高地の湿地に生える植物のようです・・・見つけたのは河口に近い河原(橋の下)。 ほんとにここで繁殖出来ているのか!? 誰かが捨てて行ったのか!?2018年に初めて見た時から、サワランとの同定に違和感があったのですが、2021年に全く別の場所・・・それも周辺に数株も!! そこで、改めて調べたら・・・シランと言う名前でした。 知らんかった!! 失礼しました♪ 5月中旬。 花!? 残念!! ツボミだったか・・・家に帰って調べたら、これが花! でした。 フタリシズカ。数年前に見たのは、実だけ・・・2020年、やっと! オオバノトンボソウ <大葉の蜻蛉草> 山の中を歩いていたら山道を横切るように獣道があり・・・立ち止まって見ていたら、足元にあったのです。細身で花は小さく緑色・・・立ち止まらなかったら気付かなかったでしょう・・・ カキノハグサ <柿の葉草> 花がどう見てもマメ科で不思議な姿・・・見つけてすかさず撮ったのですが、ネットでマメ科を散々調べても見つからず・・・別の植物の花で、“6月 黄色い花”で検索し続けていたら・・・!! あっ!! 偶然見つけたのでした。 マメ科に似た花を付けるヒメハギ科の植物だったのです・・・ 5月。 スズメノチャヒキ <雀の茶挽> なんとなく好きな植物です。 ブライダルベール。 ツユクサでいくら検索しても出て来ない・・・似ている“トキワツユクサ”と“丸い花びら”で検索していったら・・・やっと!! その名もブライダルベール・・・たしかにそんなイメージです。 メキシコ原産の帰化植物でした。 8月末。 11月上旬。 11月中旬。 12月上旬。 メリケンカルカヤ。 この植物、彼方此方で見掛けます・・・もちろん、当然、既にHPにあると思い込んでました。 2018年にして、やっと・・・とても特徴的な外見なので、一度憶えると忘れません。 11月中旬。この頃は、全体が白っぽくなってとても目立つのです。 オオクサキビ。 白くてヤケに目立つ・・・しかも茎がメチャジグザグ・・・イネ科はとても良く似たものが多くて分からないものばかりですが、これならば分かるかも! と、思ったのでした。 ハナイバナ。 キュウリグサが沢山ある! 可愛い〜 しゃがんでジックリ見たら、沢山あるキュウリグサに紛れてちょうど目の前にハナイバナがあったのです。 何!? 花はキュウリグサ、他はハコベに似てると思いました。 ムシクサ。 川岸の窪み・・・少しジメジメした所に生えてました。 小さな植物ですが、この植物にも虫えいが出来ます・・・これが名前の由来だとか。 3月下旬。 ジロボウエンゴサク <次郎坊延胡索> 毒草のムラサキケマンと似ているだけでなく、食用のエゾエンゴサクとも似ている・・・似ている種があり、あまり見掛けないのもあり、ずっとスルーしてました。やっと・・・ こちらは、毒草のムラサキケマンのように、葉に細かな切れ込みはありません。 ネットでは僅かに毒草との情報もありましたが、確実な情報はみつからず・・・食用との情報もないのでここへ・・・ 葉を殆ど虫に喰われ、茎と花だけの状態の物が何株もありました。美味しいのか!? カキラン <柿蘭> 6月上旬。この株だけ咲いてました。 モウセンゴケ <毛氈苔> 葉からでる粘液で虫を捕らえて養分を吸い取る・・・食虫植物です。 目で見える分かり易い食虫植物です・・・虫でも捕えてないかとつい・・・ 手のひらを握るように折り曲がっている場合は、虫を捕らえている事が多いです。 右はモウセンゴケ、左はトウカイコモウセンゴケ。 トウカイコモウセンゴケ <東海毛氈苔> コモウセンゴケ・・・小さなモウセンゴケです。 早朝の煌めきは特に素敵・・・
7月下旬。 11月上旬。 ミミカキグサ <耳掻草> 小さい食虫植物ですが、もっと小さいヒメミミカキグサもあります・・・ 見えませんが、地下茎に虫を捕らえる袋があり、センサーの様な感覚毛に微生物が触れると・・・水と一緒に袋の中へゴゴ〜っと吸い込む・・・花は可愛いですが、水面下で凄い事を・・・ 7月下旬。 11月上旬。 ホザキノミミカキグサ <穂咲の耳掻草> ミミカキグサよりも高く少し大きな花を付けます。 ミミカキグサの様にまとまって生えませんが、ポツポツと・・・紫色の花が綺麗です。 サギソウ <鷺草> 美しい・・・ 9月上旬。 11月上旬。 シラタマホシクサ <白玉星草> 東海地方にのみ生息しているようです・・・可愛い♪ カンスゲ類 <寒菅> 冬でも緑の葉があるのでカンスゲと呼ばれるようです。 5月上旬。海から僅か数mの岩場にて。 ハタケニラ <畑韮> 北アメリカ原産の外来種です。 河原でも、極僅かにポツリポツリと見掛ける程度ですが、繁殖力はかなり強いようです。 4月上旬。 生え始めたばかりの頃のものを掘り出してみました。 大きな株の周囲には無数の子供が!! 恐るべし。 実は・・・これはアマナ!? との勘違いからの挑戦!! 茹でて水に晒して頂いてみました。 ネットで入念に調べたら、ハタケニラと言う外来種と知ったのですが、食用ではない・・・ 僅かに食べた人の感想は美味しい! とか・・・早速♪ シンプルに調味料を付けずにそのまま・・・とても柔らかくエグ味もなく、普通に食べれた。 次に醤油を少し付けてみたら、普通に美味しい♪ これは、原産地でも食用ではないのか!? 正直な感想は、“食用でないのはありえない”です。 ただ、過去にはスギヒラタケやコンフリーのように大勢の人が食べる事で、そのうち極一部の人が体調不良になり、毒性が見つかった事もありました。 全ての人が普通に美味しく食べれるかどうかは、やはり不明なので挑戦される方は自己責任で。 珍しくて思わず撮影♪ 調べたら日陰の個体は立ち上がる事もあるようです・・・ちなみにこれは20cm!! ほども!! トキワハゼ <常磐爆> 花はトキワの名の様に春から秋まで咲き続けます。 食用のムラサキサギゴケに似ていますが、こちらは食用にはされません。 4月下旬。 5月上旬。花茎は伸びながら次々に咲いて行きます。 トウバナ <塔花> この見た目通り、シソ科の仲間ですが、食用との情報はありません。 逆に不思議・・・絶対食べれるでしょ! ヒメツルソバ <姫蔓蕎麦> 道路の路肩に生えているのも見た事があります。 これは公園脇の壁面にて。 ヤマルリソウ <山瑠璃草> 山の中の谷底・・・一部は陽が差す場所ですが、その脇の日陰で見つけました。 この個体は葉がデカイ。 良く似たルリソウは立ち上がり花の色も濃い。 4月中旬。 5月下旬。花。 ハンカイソウ <樊噲草> 山の中の湿った場所で見つけました。 ヤマアイ <山藍> 残念ながら、食用にならず、藍の名があっても染色にも使えないとか・・・ただ、これは人の都合・・・ この植物にも生きている意味があり、人の利用価値が無いからこそ、生き延びている種も多いのです。 クサヨシ <草葦> 何となく・・・ですが、見た目の雰囲気が良い感じ。 5月中旬。 カニツリグサ <蟹釣草> ふさふさして白っぽい部分も混ざり、柔らかい感じを受けるイネ科の植物です。 7月下旬。 10月上旬。花。 チゴザサ <稚児笹> 海岸近くの水溜まり・・・雨が降ると水が溜まります。晴れが続くと乾燥するのですが、水が溜まっている事が多い場所でした。 3月下旬。園芸品種かと思えるような、白いスジが入って綺麗な草でした。 5月下旬。小さな花がポツポツと・・・咲きます。 6月上旬。花が終わると・・・可愛い真ん丸な実が成ります。 6月中旬。 ギンレイカ <銀鈴花> 別名:ミヤマタゴボウ。 若い時は、葉の白いスジが目立って綺麗・・・ですが、育っていくと・・・あまりパッとしない・・・他の草に紛れてしまいます。 上の写真は全く別の場所3ヵ所で撮ったものが混ざってますが、2020年にして初めて・・・今までずっと通り過ぎていたのでしょう・・・ タシロラン。 たしか数年前に、子供と一緒に超適当に撮影し、あまりにひどい写真だったので放置してた・・・ 今回も・・・少し時間を掛けましたが、もっとちゃんと撮ってあげれば良かった。 ポツリポツリですが、結構広い範囲で咲いてました。 今回やっと調べたら・・・絶滅危惧種にもなっている腐生ランの仲間でした。 アキノタムラソウ <秋の田村草> “秋”と名前がありますが、梅雨の頃から咲き始めます。 7月下旬。花。 ノギラン。 今まで何度も見て来たはず・・・やっと!! クロムヨウラン <黒無葉蘭> ほんとのクロムヨウランは花が咲かないとか・・・これは近縁種と思われます・・・ 9月下旬。花。 10月下旬。 10月末。 数年前にカラカラに枯れ果てたものを河原で見つけました・・・が!! いつも夏になると凄いジャングル状態で、とても踏み入れられず・・・毎年毎年・・・ 今年は、僅かに植物が枯れ始める10月上旬、意を決して踏み込んでみたら・・・大雨後の濁流に飲み込まれたようで、全く見当たらなかったのです・・・ 別の日・・・たしか別の場所にも僅かにあったはず・・・あちこち探し回ったら・・・あった!! 秋になって赤く色付き始めた・・・茹でダコ状態のタコノアシに出会えました♪ このネーミング、センスある♪ 11月中旬。 12月上旬。茎が蛍光に近い赤い色! 2021年、この川は増水するたびに地形が変わる・・・今回も、今まで草原だった所が川底に・・・ 逆に、今まで行けなかった所に行けたのです・・・で、見つけました。 大量のタコノアシ!! タコ祭り♪ タコパラダイス♪ タコノアシ。 11月末。 12月上旬。 ヒレタゴボウ <鰭田牛蒡> アカバナ科。 ヒレがあり、田んぼなどに生える草のようです・・・ 2020年秋と言うより初冬・・・河原で真っ赤に色づいているのを見つけました。 名前が分ってネットを検索すると、本来は緑色の植物でした。 ヤマイワカガミ。 4月中旬、花が咲いていました。 実は花が咲くまで、名前が分からなかったのです・・・やっと♪ 5月上旬。 ヒルザキツキミソウ。 咲いていたのは2輪だけ・・・この時、もちろん昼・・・10時18分。 9月上旬。 9月下旬。 アリタソウ。 メヒシバ。 ヌカキビ。 9月下旬。 サヤヌカグサ。 イヌアワ。 12月上旬。 食べるために種を集めるのにメチャ苦労する植物がある中・・・ これは、手でしごくだけで簡単に採取できるのです・・・ 種は小さいですが、同様に小さくて救荒食として利用された種は他にもある・・・ なぜに!? ネズミノオ。 9月下旬。 10月下旬。 ヒロハホウキギク。 メリケンガヤツリ。 アオガヤツリ。 小さな金平糖が沢山ついている様な感じでした。 コゴメガヤツリ。 テンツキ。 オガルカヤ。 キンリョウヘン。 周りはチガヤが大量に生えていて・・・何気に一歩踏み入った時に気付きました。 そんな、草むらの中にいきなりこれが!! 調べたら、ニホンミツバチを引き寄せる効果があるようで、知っている人にとっては特別な存在なようです。 8月下旬。 シュウブンソウ <秋分草> 秋分の頃に咲く花です・・・上の写真は、ひと足早い♪ 7月下旬。 ノハラナデシコ <野原撫子> この花はかわいい♪ ナデシコの花とサクラの花を合わせたような感じ♪ 11月下旬。 ハナツルソウ <花蔓草> 食べれるツルナと同じハマミズナ科ですが、食用との情報はありませんでした。 海岸沿いの藪の中・・・日当たりの良い所で育ってました。 9月末。 11月中旬。 コガネタヌキマメ <黄金狸豆> 津波対策として海岸沿いに、ず〜っと続く万里の長城・・・の様な堤防上で、見た事ない植物!! 大概・・・こんな所に生えてくるのは外来種!! 調べたら正解!! 11月上旬。 スイラン <水蘭> 湿地で見られるキク科の植物です。 チリアヤメ <智利菖蒲> 別名:ハーベルティア。 南アフリカ原産だそうです。 マメカミツレ <豆加密列> 前年の秋、超強力な台風が通り過ぎて河原の地形も大分変った後・・・地を覆うように生えてました。 イキシア。 川の堤防にて。 シダアクタ。 石がゴロゴロ転がっている河原にて。中央アメリカ原産。