3月中旬。 冬を越した方が甘味が増すとの情報ですが、少し遅かった・・・根が出始めていました。 9月下旬。 10月上旬。 地上のマメ。 10月上旬。 11月上旬。地上のマメはポツリポツリと・・・そして、ペッタンコが多い! 枯れ残ったヤブマメのツル。 12月上旬。 土の中から出てきた地中果。 注意しないと目立たない色合い&大きさです。 斑入りの個体。この周辺だけこんな葉があちこちに。 ヤブマメ。 地上だけでなく、地下にも豆が成ります。 地下の豆は比較的浅い所で見つかりますが、土に紛れて見分け難いです。 アイヌの方は、春先にこの地下の豆を採取して食べるようです。 煮たり、ヤブマメ御飯にしたりできます。 地上の豆: 玉子焼き。(オリジナル) 地上にできる豆で玉子焼きを作ってみました・・・ 下茹でしたサヤごと利用し、切ったウィンナーと一緒に具にしました。 結果・・・硬くて食べ難かった・・・です。 もっと若いサヤでないとダメか・・・ 11月中旬。熟した豆を採取してみました。大きさは3mm少々。 煮豆。 超オーソドックスに煮豆にしてみました。 水を吸ってひとつひとつの豆は5mm程になりました。 これは、お正月のおせち料理に出て来る黒豆と同じ!! 美味しいです。 地下の豆: 2016年。やっとみつけた大量! ぐちゃぐちゃに絡みまくってます。 良く似た豆植物が色々あり、既に葉も落ちて無くなっている・・・ 僅かに残った豆をみれば、一目瞭然・・・ウズラの卵のような模様があれば間違いないです。 1月上旬。デカ!! あまりに大きいので目を疑いました・・・ 数年前に別の場所で掘った時は直径7〜8mm程度だったのです。 地下の豆は地下スレスレ〜数cm程度の深さにあります・・・ 12月中旬。 風裏となる場所だったので良かったですが、とても寒い中・・・一生懸命掘りました・・・時間を掛けてやっとこれだけ採取できました。 一つ上の写真の時から数年後・・・デカイ!! 45分程度の短時間でしたが、そこそこ採取できました。 特に大きなものは直径1.5cmジャスト!! こんもりと厚みもあり、ボリューム感満載!! 私の住む地域で食用にできる豆でここまでデカイ!! のは、これだけ!! しかもダントツ!! やや時期が早めだったのもあり、採取は極僅かに留めました。 僅かですが、採取した豆を炒って塩味で頂きましたが、香ばしく美味しかったです。 炒った物。 写真奥はニンニク。硬さは炒り加減で調節します。 歯ごたえ良く、ビールに合います。 炊き込みご飯。 調味料は、塩、料理酒、醤油少々。 豆は柔らかく、とてもシンプルですが美味しく頂きました。 ヤブマメの煮物。 ヤブマメはアイヌの方々が食用として扱っている食材・・・その食べ方は・・・ひとつは、上で紹介したヤブマメ御飯。今回はもう一つの食べ方にしてみました。 1、洗って土を落とします。皮はそのまま。 2、多めの水で煮ます。 3、沸騰したら塩を適量投入します。 4、ある程度煮たら取り出して水気を切ります。 5、蒸します。 6、脂を付けたら完成!! ・・・疑問点だらけ・・・“煮る”となってますが、茹でているだけ・・・言葉の違いか・・・ また、煮たあとに蒸す事によりどうなるのか・・・変化がわかりませんでした・・・ 今回私は、前日たまたま“鶏ナンコツ”を頂き残った脂を取っていたのでこれを使いました。 アイヌの方々は、大型の獣の骨を砕き中にある骨髄の旨味も使うようです。 使った脂が違うためでしょう・・・味が薄い・・・今回は塩コショウを掛けて頂きました。 柔らかくホクホクで美味しいです。 もっと時間を掛けて大量に採取したら何か出来そうです。