2月下旬。陽の当たるヤブの中に生えます。 3月中旬。セリと混ざって生えていると知らずに摘んでしまっていることも・・・ 日が直接当たらない日陰・・・暖かくなって何度も雨が降った後・・・とても柔らかく瑞々しいものは、美味しいです。 細かな毛に覆われます。 5月下旬。花。 5月下旬。実。 ヤブジラミ。 サバイバル超初心者の頃・・・本に載っている良く似たコシャクだと思い込んで食べていました。 ヤブジラミには細かな毛があるので、ゴワゴワした手触りとなります。 5月上旬。 5月中旬。花。とても小さいです。 5月上旬。実。 オヤブジラミ。 ヤブジラミに似ていますが、毛が赤味を帯びるのでわかります。 食用となるシャクと良く似ています・・・ ヤブジラミ。 シャクの実は棒状で毛がない。 オヤブジラミの実は写真の通り・・・服にくっ付きます。毛が赤味を帯びる。 ヤブジラミの実も写真と同じですが、毛は赤味を帯びない。 ヤブニンジンの実はこん棒状(元は細く先が太い)。 ノラニンジンの実はこんもりと沢山集まって成ります。(人参の原種) 春にスッと伸びた瑞々しい柔らかな新芽は美味しいです。 育ってしまったもの、冬の間の固い葉などはゴワゴワ感があるうえにやや土臭くなります。 漢方では種子を和蛇床子として利用します。 お浸し。 シンプルにお浸しにしてみました。 過去何度か食べた事があるのですが、風味はやや劣ります・・・ 今回、久しぶりに頂いた感想は・・・やはり少し劣ります。 味付けは少し濃い目にした方が良いでしょう。 ※この時は2月中旬。 地面に這いつくばっているものを採取したのです。 この頃はまだまだ硬いのです。 お浸し。 サバイバルを始めたばかりの頃・・・シャクだと思い込んで良く食べてました・・・ 当事は美味しかった記憶が・・・再度挑戦。 桜の咲く頃・・・繰り返し降る雨の中で柔らかく育ったものを頂いてみました。 これは美味しい。ホウレン草のお浸しのような風味に柔らかい茎にはシャキシャキ感もありました。 シーチキン和え。 頂き物のちょっと高級そうなシーチキン・・・手元にあったヤブジラミを茹でてアク抜きしてから刻んで使いました。 彩り良く嫌味のない風味で美味しく頂けました。 ※3月上旬。まだ僅かに時期が早い・・・ただ、他の食材と混ぜれば美味しく頂けます。 豚コマとヤブジラミの豆乳煮。 元のレシピは“豚しゃぶと水菜の豆乳煮”です。春の柔らかいヤブジラミは、市販の食材に喩えるならば・・・難しい・・・しいて言えば、水菜!? と、言う事で水菜の料理の中から選んだのです。 これは、風味が合う!! しかも水菜のようにシャキシャキ感もあり、美味しい!! おすすめ! 作り方: 1、ヤブジラミを適度な長さに切っておきます。 2、豆乳を火に掛けて温まったら、豚肉を入れて色が変わるまで煮ます。 3、ヤブジラミを投入して少し煮たら器へ入れ、ポン酢を掛けたら完成!! 麺類と一緒に。 頂き物・・・細いうどん? と、シイタケと出汁まで頂いていました。 ヤブジラミは茹でてアク抜きしたら上に載せただけ。 彩り良くなり良いです。