サバイバル節約術


ワレモコウ <吾亦紅・吾木香>







3月下旬。



4月下旬。
だんだんと葉が硬くなる・・・柔らかな新芽を頂けます。



6月上旬。
春先は柔らかくぺらぺらだった葉も、この時期には光沢のある硬めの葉に。







8月下旬。



9月下旬。



10月中旬。 2022年、初めて見た! 咲いた直後は白い!!



11月上旬。

ワレモコウ。
葉が開く前の若葉を食用とする事ができます。





お浸し。
普通に美味しく頂けました。




天ぷら。
こちらもクセ無く、塩味でサクサクと美味しく頂きました。




豚肉と一緒に炒めました。



ベーコンと一緒にホットもやしソースで炒めました。

炒め物。
もともとボリュームの無い食材がさらに小さくなってしまうのが難点ですが、クセなく彩りも良くなるのでおすすめです。





漬けた直後。



3ヶ月を超えたところ。

ワレモコウの花酒。
酒量に対して具は3割程度として漬けると綺麗なお酒になるとか。
3ヶ月と20日弱程度経過して頂いてみました。
赤よりもやや茶色に近い色合いですが、見た目が良い・・・味は・・・スーッとする・・・はみがき粉!?
良い表現が見つかりませんが、若干、そんな感覚になりました。
少しクセありかな!?





乾燥させた花。



ワレモコウの花茶。
ワレモコウは、葉でも花でもお茶にする事ができます。今回は花。
カラカラに乾燥させた花を急須に入れて、お湯を注いで・・・
飲んだ感想は・・・
これは、少し変わった風味があり・・・私は、ほんと少しですが、やや苦手気味でした。
※これは、使う花の量、お湯を注いで蒸らす時間等により、だいぶ変わるので、あくまで今回飲んだ時の感想です。
そして、飲み難い場合は、いろいろな野草と一緒にブレンドすると良いです♪





根。
情報として少ないのですが、毒成分として、タンニンやサポニンが含まれます。
極一部で“毒”として扱われていますが、これは弱い毒のようです。

(ちなみに、タンニンもサポニンも、多くの植物が持っているもの・・・成分が体にあたえる影響が弱ければ食べれる、少し強 ければ薬に、もっと強ければ毒になる・・・そして、体に与える影響は体重比・・・同じ量でも体が大きければ、効果は薄まるんです。逆に言えば、大量に摂取 すれば影響が強くなって、“毒”になるんです。余談でした・・・)


ちなみに、この根は救荒食として、 「塊根を細切して、飯に混ぜ糧物とする。茹でて水に晒したものを干してつき、米の粉を混ぜて団子にして大豆粉を付け、あるいは“味噌付け焼き餅”にして食べる。」 などされました。救荒雑草より。



ひとつ上の写真のように、メインの太い根の脇に生えている少し膨らんだ根を使いました。
ここだけ使うので、メインの根は、また元の場所に埋め戻しておきましょう♪

※ちなみに、メインの根は硬く、繊維最強なので、そのまま食べる事は出来ないでしょう・・・



やっぱり、根の料理はゴボウを連想させます。
包丁で表面を軽く擦って汚れ落とししたら・・・細切りと言うより、“ささがき”っぽいですが、こんな風に切ってみました。

切ったものは水の中へ投入していき、全て切り終えた後、サッと湯がきました。



ご飯へ。
写真は、手前がワレモコウの根、緑は河原で採取したセリ、中央にカツオ節を載せてみました。
ここまで、味付け一切なしなので・・・味付けは・・・頂き物の生醤油があったので、これを掛けて見ました。
ワレモコウの根は初! こんな風にご飯に具を載せたあとに醤油だけで食べるのも初! 失敗確率高いと思ったのですが・・・
これが、普通に風味良く美味しく頂けました。
ちなみに、ワレモコウの根は、つい連想してしまったゴボウの様な土臭さはなく、適度な風味に歯ごたえが意外と良く♪ 胃袋へ掻き込んでしまいました♪
そして、その夜も翌日も・・・体調に変化はありませんでした♪




5月下旬。採取した根です。



乾燥しやすいように輪切りして天日乾燥させました。



ワレモコウ茶。
最初に言います!! これ失敗!! 何故に!?
エグミが激強過ぎて、まったくもってこれはダメだ!! とても飲める代物ではありませんでした・・・
ネットを検索すると、そこそこヒットするんです・・・ワレモコウ茶。
もちろん、使う部位は根で、天日乾燥して使うんです。
ただ単に量の違いでしょうか!? 今回は極普通(緑茶や野草茶などなど・・・と同じ)の量で作ってみたのです。
もし使う場合は、極微量にするのだろうか・・・また機会があれば!!









 

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