6月中旬。 葉は殆ど無く、全てがゴツゴツしていて、凄い違和感を覚えました。 2020年2月。ハチクの花。 ハチクの花の咲く周期は120年だそうです。 竹は地下茎で全て繋がっていると言われます・・・竹やぶ全体が一つの生き物・・・ 今回見つけたハチクの竹やぶも全てが花!! 同じ状態でした。 そして、花が咲いた後は枯れてしまうそうなので、この竹やぶ全体が枯れてしまうのでしょう・・・ これは、また時期をずらして何度か見に行かなければ。 2020年8月下旬。 花が咲いたハチクもそろそろ枯れたかな!? 久しぶりに見てみたら・・・!? 葉らしきものが出てる!! 枯れないのか!? 7月中旬。 ハチク <淡竹> 皮に模様がありません。 地上に出てきたものを折り取って収穫できるので簡単です。 アクが少なく美味しいです。 薄い茶色に濃い茶色のマダラ・・・ 全体的に濃い茶色のもの・・・一つ上のタケノコと同じ種類か!? マダケ <真竹> 太いもので直径10cm程にまで成長します。 皮にまだらの模様があります。 少し地面を掘って収穫してます。 モウソウチク <孟宗竹> とても太く大きく育つ竹として有名です。 タケノコは他の竹よりも早い時期に出て来ます。 6月中旬。地面から細いタケノコがニョキニョキ。 シノチク <篠竹> メダケの一種です。 マダケ、ハチクに比べて断面は真円に近いです。 タケノコはニガタケとも呼ばれますが、苦くありません。 材質は他の竹に比べて柔らかめです。 不明。 あちこちの河原でよく見るシノチクと、雰囲気が明らかに違うもの。 葉が大きい(長さも幅も)のです。普通に葉の幅は5cmはありました。 不明。 竹か笹か・・・微妙な感じ・・・ただ、高さが背丈以上あるので、竹かな!? 葉がやや幅広で笹っぽかったのです。 こちらは笹っぽい。 高さは胸ほどまでしかなく、葉の幅は広く、茎は5mm程と細かったのです。 ネットで笹を調べると、寒冷地との情報が見つかります・・・これも竹か!? ※ネットにあれこれ情報は見つかるのですが、見てもイマイチ良くわからん!! これは、竹と笹の図鑑でも買わないとダメ!? 太いマダケ。 地面に埋まっているものを掘り起こして頂くのが美味しいです。 左がハチク、右がマダケ。 ハチクは地上に出て来たものを折り採るだけなので、とても手軽で美味しいのです。 シノタケ。 地面を2cm程度掘って根元から採取して、長さ20〜30cm程度でした。 皮を剥いて根元を捨てたら、食べる所は5〜10cm程度になりました。 タケノコ。 タケノコは採取してから時間とともにエグミが強くなるので、早めに調理します。 採り立てを生のままガブリッとできるとか・・・ 私の住む地域(私の行く場所)では、 4月中旬〜 モウソウチク。 5月中旬〜 ハチク。 6月上旬〜 マダケ。 6月中旬〜 シノダケ。 が、収穫時です。 タコノコの保存: ・茹でてアク抜きしたものは、水に浸けて冷蔵庫へ。 毎日水を取り替えれば4〜5日は持ちます。 (私は3日以内に食べないのであれば別の保存にしてしまいます。)
・塩蔵 茹でてアク抜きしたタケノコを使っても、生のままそのまま使っても良いです。 たっぷりの塩でまぶしたら1日放置。出てきた水分を捨てたら、さらにたっぷりの塩で漬け込むだけ。 生のタケノコを使った場合でも、使うときの塩抜きでアクも抜けます。 1年程度は保存できます・・・1年経ったらまたタケノコ採取の時期・・・1年で十分なのです。
塩蔵していたタケノコ。昨年6月頃に採取し今は1月下旬。 とても綺麗に保存でき、塩蔵したばかりの様です。 ・冷凍 茹でたタケノコを薄くスライス(1cm以下)して砂糖をまぶします。 砂糖の量はタケノコ200〜300gに対し大さじ1程度。 砂糖が馴染んで冷めたら冷凍庫へ。 1年程度保存できます。 砂糖をまぶしたもの。空気を抜いたら冷凍庫へ。 タケノコの食べ方: 先端と根元は切る必要ないですが何となく・・・ 縦にバッサリ切れ目を入れて・・・ 両手の親指で強引に開くと簡単に中身が出てきます。 鍋に水を張っておき、皮を剥いたものから投入していきます。 マダケ。 シノダケ。 全て剥き終わったら・・・ ・米ぬかを一握り(+αで赤唐辛子を投入しても良いです♪) ・重曹を水1リットルに対して小さじ1程度 ・お米のとぎ汁でアク抜きする時は、あらかじめ鍋にとぎ汁を入れておきます♪ のどれかお好みで投入します♪
そのまま水から茹でていき、沸騰したら弱火で30分〜1時間ほど茹でたら放置して自然に冷まします。 茹でる時間はタケノコの大きさにより調節して下さい♪ 冷めたら水で洗います。 ※重曹の量が多いと色が変わり苦味も付いてしまいます。 もしその様な状態になってしまったら、水に晒すと元に戻ります。 タケノコ料理: 採りたてであれば、切れ目を入れてそのまま焼いても美味しいです。 醤油を垂らして頂きます。 茹でタケノコ。上の皿。醤油やマヨネーズで。 炒めタケノコ。左の皿。ベーコンと一緒に炒めて塩コショウで。 ハチク。 シノダケ。 やや苦みがあるとの情報から、シッカリ茹でて2晩、冷蔵庫で水に晒しました。 結果、苦みなどなく、とても美味しい! おひたし。 柔らかくて美味しいです。 焼いてからおひたしにしても美味しいです。 ハチク。マヨネーズで。 小型だったのもあるかな? エグミもなく、とても柔らかい・・・美味しい・・・ ハチク。 きんざんじ味噌で。 量がなかったので、きんざんじを付けながらちびちびと。 ハチク。酢味噌で。 ほんと、美味しいです。自分で採ったらなおさら♪ シノダケ。チーズ焼き。 アク抜きを済ませたタケノコをバターで炒めたら、チーズを乗せて焼きます。 茹でハチク。 先端の特に柔らかい部分のみ。(下はチンジャオロースーに。) マヨネーズと醤油で美味しく頂きました。 河原に生えている高さ150cm程度の竹のような笹のようなもの・・・ 砂地の河原で、イノシシがあちこち掘り返し・・・あちこちボコボコ穴が開いている場所から生えてました。 ※ちなみに、タケノコは全ての種類が食べれると・・・昔ですが、何かで見た記憶があるんです♪ ・・・と、言う分けで・・・種は不明ですが、柔らかく、風味もあり、美味しく頂けました♪ マダケのナムル。 ゴマ油、コチュジャン、酢、砂糖、摩り下ろしニンニク、鶏ガラスープの素、醤油を混ぜたもので和え、器に盛ったらゴマを振って完成♪ これは美味しいです♪ 焼きタケノコ。 少し焦げ目が付く程度が美味しいです。 マヨネーズや醤油で、もしくは、両方混ぜてマヨ醤油やバター醤油で美味しいです。 天ぷら。 ホクホクなうちに頂きましょう♪ ※採りたてのタケノコはそのまま♪ 時間が経ったものはアク抜きしてから揚げましょう♪ ストレートのめんつゆに水を1:1で加えたものに10分程度浸けます。 マダケの天ぷら。 タケノコを天ぷらで揚げる時に麺つゆに浸けると美味しいとあったのでやって見ました♪ 下味が付いているので、そのままパクパクと♪ 美味しい♪ シーチキン和え。 これが不味いわけが無い・・・美味しいです。 梅肉和え。(ハチク) 大量の三つ葉を頂き、タケノコと三つ葉のレシピを検索して見つけました。 ミツバに梅肉・・・爽やか&清々しい・・・アッサリと美味しく頂けました。 作り方: 1、タケノコは茹でてアク抜きしたら、切っておきます。 2、ミツバもサッと湯通ししたら切っておきます。 3、梅肉、みりん、カツオ節、塩を混ぜます。 4、1・2・3のすべての材料を混ぜて器に盛ったら完成!! 味噌田楽。 チンジャオロース。具は、ハチク、クズ、豚肉。 チンジャオロース。具は、たしか・・・ハチク、ギシギシ、豚肉。 チンジャオロース。具は、ハチク、ピーマン、豚肉・・・ これは、そのままただのチンジャオロースです。 みそ炒め。 具は、ハチク、鶏肉、ニンジン、玉ねぎ。 タケノコとベーコンの野菜炒め。 彩り・味・食感ともに良く、美味し過ぎ・・・で、一気にペロッと平らげてしまいました・・・ 肉炒め。 頂き物の肉と菜(不明)の炒め物・・・これに、タケノコを切って一緒に炒めただけ。 美味しいです。肉とも合います。 豚肉とのショウガ炒め。(ハチク) 豚肉とショウガはヘタな料理人でも美味しくなる究極の組み合わせ。 僅かな緑はノビルです。 激!美味です。ビールが美味い! 作り方:(超適当です・・・超適当でも美味しいのがこの料理・・・) 1、豚肉を炒めます。 2、タケノコを投入して炒めます。 3、ショウガを多めに、酒、みりん、砂糖、醤油を入れて炒めたら完成!! 炒め物。(ハチク) そら豆を塩茹でして食べた後の殻を冷凍してました。 これを炒めた後に、茹でたハチクを投入して塩コショウ少々。 仕上げにマヨと醤油少々で♪ 美味しいです。 赤から炒め。 市販のタレ“赤から”で炒めました。緑は絹さやです。 歯ごたえ、風味、彩りにピリ辛が美味しい♪ ニガタケ(篠竹)とアオダイショウ(ヘビ)のトマトソース煮。 元の料理は、トリ肉とタケノコ(真竹)のトマトソース煮でした・・・種類は違っても・・・もちろん、美味しいです。 トマトソース煮 1、ヘビ肉をオリーブオイルで炒めたら取り出しておく。 2、玉ねぎ・ニンニクをオリーブオイルで炒める。 3、色づいたらトマト缶、ヘビ肉、タケノコと、コンソメ、水、白ワイン、砂糖を加える。 4、弱火で20分程度したらお皿に盛って完成。パセリを散らすと良い。 戻しタケノコの煮物。(塩蔵していたものを利用) シンプルな作り方: 1、ダシ汁とタケノコを鍋に入れて10分程煮る。 2、しょうゆ、みりんを加えて数分煮る。 3、鰹節を入れてさらに数分煮て完成。 煮物。 もともとエグミも無く柔らかく美味しいタケノコでした・・・これを煮て一晩味を滲みこませました。 柔らかく風味もあり美味しいです。 タケノコの土佐煮。(ハチク) 料理初心者の私の覚え書き・・・土佐煮とは、かつおぶしと醤油を使って濃い目の味で仕上げた煮物です。 これは美味しい!! お酒にも合います。 箸が止まらない・・・ 1、タケノコはアク抜きして下拵えを済ませておきます。 (一晩水にさらしても良い。) 2、鍋に水、酒、醤油、砂糖、下拵えしたタケノコを入れて煮込みます。 3、水分が無くなってきたらカツオ節をバッと投入!! 4、汁気がなくなったら完成!! (味が染みた翌日以降なら、さらに美味しく!) カレーのトッピングに。 柔らかくて美味しいです。 カレーの具にもできるかな? 炊き込みご飯。 1、お米2合、酒大さじ1、醤油大さじ1.5、味の素少々を入れた後、水を定量まで入れます。 2、小さく切ったタケノコを好きなだけ投入して炊いたら完成!! これは、美味しい! タケノコが適度にアクセントにもなり、あっと言う間に食べてしまいました・・・ チャーハンに。 ボリュームアップできて風味も良くおすすめです。 柔らかいタケノコを使いましょう。 ここからしばらく、メンマ作りです。 6月中旬。シノダケ。そこそこ育って緑色ですが、これを使って見ました。 これを茹でて・・・ 軽く塩を振ったら袋に入れて放置。 ラーメンに。 まずは実験♪ これは、塩を振って2日後に取り出したら、1週間乾燥後、1日塩抜きしました。 これを炒めて、インスタントラーメンに投入しました。 適度に柔らかくて美味しい♪ 塩を振って密封してから約1ヶ月半、浸けていたもの。 カラカラに乾燥させたら長期間保存できます♪ 乾燥メンマを作ってから約2ヵ月後。 育ってしまい、筋が強くなったものは硬くて食べれませんでしたが、殆どは美味しく頂けました。 シャキシャキした歯ごたえが良かったです。 乾燥メンマを作ってから5ヶ月以上経過。 一度乾燥させる事で身が締まり、水で戻しても、完全に元には戻りません。 これが、シャキシャキと心地よい歯ごたえになるのですが、今回使ったのはシノダケ・・・ もともと身に厚みが無いので、戻したメンマもペラペラ・・・シャキシャキもありますが、もう少し厚みがあったらもっと◎。 5月上旬。 2021年、今度はハチクでメンマ作りに挑戦!! 塩を振って3ヶ月常温放置後。 さらにカラカラに乾燥させたもの。 一昼夜水に浸けて戻したもの。 今回はやりませんでしたが、ここで少しだけ茹でた方がふっくら柔らかくなります。 きんぴら。 歯ごたえ良く、味も良い・・・お酒のつまみに♪ 1、乾燥メンマを水で戻したら、適度に手で割いておきます。 2、軽く乾煎りしたら、ごま油を投入して炒めます。 3、水、酒、醤油、砂糖、塩、みりん、鶏ガラスープの素を入れたら煮詰めます。 4、汁が無くなったら、ゴマを振って混ぜたら完成♪ ラーメンに。 これも美味しかったのですが、ちょい硬め・・・硬めが好きな人は良いでしょう・・・ 柔らかい方が良い方は、乾燥メンマを戻す際、水に浸けた後、軽く茹でると◎♪ 塩をまぶして10日ほど放置した後、1日かけて塩抜きしたもの。 これでタケノコのやや硬い部分のシャキシャキに♪ ゴマ油、コチュジャン、醤油少々で味付け、ゴマを振りました♪ 食感といい、味といい・・・美味しい♪ ラーメンに・・・塩抜きしたそのままでは、どうも・・・濃いめの味で炒めてから使うと良いでしょう♪ ※その他、番外編ではシノダケを使って醤油造りもしました。 詳細は、“醤油”のページに♪ マダケの姫皮の梅肉和え。 いままでずっと捨てていたタケノコの先端付近にある柔らかい皮部分・・・これを姫皮と呼び、食べる事が出来たんです。 作り方: 1、アク抜きした姫皮を適度に刻みます。 もちろん!! タケノコ本体と一緒にアク抜きすれば楽♪ 2、種を取った梅干しを包丁で叩いて細かくする。 3、叩いた梅干しにみりんを少し加えたら、刻んだ姫皮を和えたら完成♪ これが、柔らかく、しかもシャキシャキと食感も良く♪ 美味しい♪ おすすめ♪ マダケの姫皮の味噌汁。 作り方は・・・アク抜きした姫皮を適度に刻んで味噌汁に入れただけ♪ これは美味しい♪ 白い部分のあるタケノコの皮をそのまま使います。 ※うぶ毛がある時はこすって落とします♪ 中に柔らかい梅干しを入れたら折りたたむだけ♪ チューチュー梅。 翌日から頂けますが、写真は3日後。ネットをみると梅干し2つを包んでますが、今回は1つずつ♪ 包む梅干しのタネは、そのままでも、取り除いても、どちらでもお好みで♪ これを三角形の底辺の角に口を付けて梅干しを吸うのです♪ これで酸っぱい梅干しも酸味が和らぎ、長時間吸い続ける事が出来ます♪ 葉を使った物: 採取した竹の葉をカラカラに乾燥させたら・・・ 適度に刻んでフライパンで軽く炒ります。 竹の葉茶。 これは、香ばしい風味もあり、簡単に手に入る美味しいお茶になりました。 蒸して揉んで乾燥させて炒る・・・まさに、普通のお茶の様な手順で作る方法もあります。 竹だけでなく笹でも同様・・・生えている場所に行けば無限に手に入るでしょう♪ これが普通に美味しい♪ 笹っぽかったもの。竹かも!? お茶に♪ 笹の葉かも茶なんて♪ 当然ですが、味は同じでした♪ 背が低く、葉の幅が広いので、竹よりも簡単に採取できるのが良いです。 タケノコが成長して完全に硬いタケになってしまったら・・・当然ですが、そのまま食べる事はできません・・・ 竹を酒器に。 切り出したばかりの青竹にお酒を注ぐと、竹の良い香りが移ります。 この風味を頂くのです・・・とても単純ですが良い香り♪ お正月が似合います。 これは実験!! タケの葉を炒ると香ばしい美味しいお茶になる・・・他の植物も同様ですが、基本的に植物は一部の風味は他の部分も同じ風味な事が多い・・・もしや!? で、挑戦♪ 太い竹の幹では、ノコギリで細切れにするのは大変過ぎるだろう・・・と、言う事で、縦に裂いた後、キッチンバサミで切れる細い枝を使いました。これを細切れにして軽く炒って・・・ お茶に♪ これは実験!! タケの葉がお茶になるならば、幹でも出来るのでは!? と、思ってしまったのです。 市販のお茶も葉を使った物だけでなく、枝を使った棒茶もある♪ さてさて♪ 期待していなかったからか・・・美味し過ぎて逆にびっくり!! 香ばしい風味とタケの風味が絶妙!! 葉を使うものよりも手間は掛りますが、その手間以上の美味しさを満喫できるでしょう♪